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まどのそとの そのまたむこう」 ママの声

まどのそとの そのまたむこう 作・絵:モーリス・センダック
訳:わきあきこ
出版社:福音館書店
税込価格:\2,200
発行日:1983年4月20日
ISBN:9784834009118
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,830
みんなの声 総数 35
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28件見つかりました

  • リアル

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    さらわれた妹を姉がとりかえしに行く話。
    良い絵本だという評価が高く、そうだとは思うのですが、私はちょっと不気味な感じで怖い絵本でした。
    子供のほうがけっこう平気なのかも。
    絵がとてもリアルだなと思いました。
    見ていると絵にもいろいろとこめられている感があるので絵でも楽しめる本だと思います。絵からもいろいろと考えることができそうです。

    投稿日:2015/02/07

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  • 強烈な印象

    とにかく、絵に惹かれて手にしました。
    美しいけど恐ろしい・・・
    こんなに強烈な印象を受けた絵は、初めてかもしれません。
    物語のほうも、短い文章ながら、独特の世界を感じました。

    大人向けかと思っていましたが、こちらのレビューを見ると、子供にも読まれているのですね。

    投稿日:2012/06/21

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  • バラッドのような

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    絵だけでも何が起こっているのか緊張感が伝わってきます。
    文章が詩のような、バラッドのような余分な言葉がなく、心に深く入り込んできます。
     
    子どもが一人で楽しめる絵本ではないようなので、大人と一緒に読んでこの独特な世界を経験してもらいたいです。
    高学年以上によいと思いました。

    投稿日:2011/11/02

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  • 絵本作成の背景

    絵本作成の背景には、センダックが幼い頃にあったリンドバーグのお子さんの誘拐事件があるということ、その背景に驚きました。

    グリム童話にも影響を受けているということですが、ロシアの昔話の「ハバヤガーの白い鳥」にも展開がよく似ているのです。

    私は「まどのそとの そのまたむこう」を読んでまず、ロシアの昔話を思い浮かべました。

    絵の感じはセンダックの「ミリー」に近いものを感じました。絵の特に子どものたちの表情がかわいいというよりは怖ささえ感じるものがあります。

    子どもの深層心理の投影というのか、センダック作品にはそうしたものが多く見られることから一度読んだだけではわかりにくく、その背景を知るとわかってくるものがありますが、この作品もそうだと思います。

    子どもだとまたどう感じるのかわかりませんが、息子は絵をじっと見ていました。

    投稿日:2010/03/24

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  •  昨年『オリエント急行殺人事件』を読んだ息子が、TVにはいると騒ぐので、映画を初めて見せました。
     活字から入って楽しませたかったので、映画があることを隠していましたが(笑)、鼻息も荒く興奮していました。
     翌日また本を引き出し読んでいました。
     
     『オリエント…』もそうですが、こちらの絵本もセンダックが幼児期に受けた「リンドバーグ赤ちゃん誘拐事件」(1932年3月1日)の恐怖の日々から受けた外傷・内面心理を投影させたものだそうです。

     なるほど、父親は遠い海の上で、母親がうつろで頼りなく描かれているわけです。
     ゴブリンという精霊は、子どもにとっては得体の知れぬ何時やってくるかわからぬ不気味な「子盗り」に見立てられています。

     妹奪還のために、タイトルにもある「窓の外のそのまた向こう」の妖気漂う世界へむかうアイダを力づけ導くのは、父親の歌。
     この妹奪還成功のお話しが、センダック自身と得も言われぬ恐怖心を抱き始める年頃のこどもたちに、「大丈夫、大丈夫」と心を落ち着かせてくれているように解釈しました。

    投稿日:2010/02/18

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  • こわくないの?

    センダックの本が好きな娘、
    でも、図書館でこの表紙の絵を見て、手が遠のいていました。
    恐がるだろうなぁ・・・
    でもまずは読んでからだと思って、見せてみると
    読み終わった瞬間、「この本好き!」と宣言すると
    何日も読んでと持ってきました。
    「なぜ?」「恐い」より冒険としてみているのかな。
    理由はわかりませんが、こどものお気に入り。
    本棚に置いて、ずっと後にも見てみたい作品です。
    購入したいのですが、今売っていません。

    投稿日:2010/02/09

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  • 濃く、たちこめる妖気・・

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳

    さきに「MOE」のセンダック特集で、この作品が作者自身のリンドバーグ幼児誘拐事件へのトラウマを描いた作品だと知ってしまっていたので
    どうしても先入観ゼロでは読めなかったのですが・・・。

    とにかく、怖い。
    そして濃い、妖しい空気のたちこめる絵本です。
    美しく緻密に描かれた絵も、うつろなお母さんの表情も、
    泣く赤ちゃんの顔も・・そして海からの風。

    昔、リンドバーグ夫妻の著書にのめりこみ、この夫妻の遭った事件の本もたくさん読んでいたので、どうしてもこの絵本から犯罪のにおいや
    邪悪なものを読み取ってしまう自分がいました。
    梯子やゴブリン、船、お父さん・・悲しむお母さん・・これらをいちいち事件と重ねてしまって。

    でも「MOE」によると、幼いころにこの事件を知って恐怖を埋め込まれてしまったセンダックが、この作品を作ったことによって
    トラウマを昇華させたとのこと。
    そうしてみれば、最後は赤ちゃんも戻ってきて、一応ハッピーエンドの
    このお話・・・センダック自身が強い思いをぶつけきった作品なんだろうな・・と。

    なので、普通に親子の楽しい読書・・としてはどうも不向きな気がしましたが、こういう絵本があってもいいんだ、と思いました。
    (息子は怖がりませんでしたが、かなりさらっと「さ、次の絵本読んで!」という反応でした。赤ちゃんたちはかわいいと思ったようです)

    センダックが自分のために「描かねばならない」1冊だったのかな・・
    と。
    本当は殺されてしまった赤ちゃんへの鎮魂の意味もあったのかしら。

    投稿日:2010/02/09

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  • 疑問がいっぱい

    • ぽにょさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子3歳

    3歳児には、謎の多い絵本でした。
    航海に出たパパ、「航海って?パパはどこ?ママは何をしているの?」
    赤ちゃんをさらっていくゴブリン、「ゴブリンってなに?」
    等など、娘にいろいろ質問されてしまいました。
    1ページ1ページに自分の知らないもの、何でそうなるのかときかれるのですが、逆にこの絵本で知らない世界を教えてあげるのもよいかも。。

    投稿日:2008/12/18

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  • ゴブリン

    • 花明りさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子1歳

    タイトルから、野原へのちょっとした冒険かと思っていましたが、そんな優雅なお話ではありませんでした。
    ゴブリンにさらわれた妹を、アイダが取り戻しに行くのです。
    絵が緻密でどことなく色彩が暗いので、全体的に怖かったです。
    子供時代の、恐怖や寂しさを思い出しました。
    ハッピーエンドで終わったので、ほっとしました。
    いい作品だと思います。

    投稿日:2007/10/12

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  • 私にはわからないけれど

    私が読んだ時は、美しいと賞賛される絵もなんだか恐く、意味がまったく読み取れない空恐ろしい絵本でした。
    1ページ1ページが謎で、なんとなく恐怖を覚えました。
    この時の私だけの評価だと、星2〜3つでしょうか。

    ところが!戸惑いつつ娘に読み聞かせた所、まず表紙に「きれいな絵やねぇ」と感心した声音。
    途中「なぜ父親が海へ出かけたのか」「東屋」など説明を加えながら読んでいたら、「そんなのはいいから早く読んで!」と怒られました。
    先を読み急ぐほどおもしろかったらしいのです。特に赤ん坊が連れ去られるところがおもしろかったとのこと。
    どういう話なのかは説明できないようですが、窓のそのまた向こうへ行ってしまうという発想がおもしろいとのこと。
    それからは一人でじっくり絵を見たり、読み聞かせ似も迷わずリクエストしたり、なかなかに気に入った様子。

    あちこちで大人には意味がわからずとも、子供がたいそう気に入ったとのコメントを見かけますが、それが我が子で立証された気分。
    なにがこんなに子供心を捉えるのでしょう。
    ちなみに私は、父親が海で死んで、その報を受け取った時の話かと勝手に想像しました。手紙は死後に届いたと。
    ……頭の固い大人のこじつけでしょうか。

    投稿日:2007/03/08

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