じいじのさくら山」 みんなの声

じいじのさくら山 作・絵:松成 真理子
出版社:白泉社 白泉社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2005年03月
ISBN:9784592761051
評価スコア 4.79
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みんなの声 総数 51
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  • 孫と一緒に桜山へ じいじは嬉しい事が有るたびに桜を植えた 山にたくさんの桜の木が 
    「じいじは すごいな」 孫が言う  「なんもなんも」じいいじが笑う。この二人の関係に感動します!
    この子は 本当にじいじの生き方を見て育っているのですね。

    じいいじの優しい顔 人間性がにじみ出ていてこんな年の取り方ができたらいいな〜
    おおばこのすもう 懐かしい遊び(保育園の子どもといっぱい遊んだな〜)
    花や虫のこと何でも知っている(生き字引のようですね)

    そんなじいいじが 病気に・・・
    孫の心配が伝わります この子は 一人で 山に行き 「じいいじの病気を治してください」 祈るのです。すごいなあ こんな子どこにもすごい力があることに驚きます

    この子の優しさに 涙が出てきます
     
    見事なまでの桜の花 「おみごと おみごと」 丹誠込められた桜の花ですね!
    なんと じいいじはそのまま 眠るように命を終えたのですね(涙 涙・・・)
    じいじの生き方は この子が引き継いでくれることでしょう
    松成さんの絵は柔らかで 優しくて 私は好きです!
     
    この絵本は涙なしには読めませんでした・・・・

    人の死 人間の寿命   私は今 91歳の母と過ごすことが多いので この寿命の話を二人でよくします

    投稿日:2012/10/03

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  • じいじ

    うちの娘もおじいちゃんっ子なので、読みながらどうしても
    「じいじと娘」が重なってしまい、最後は涙声になってしまいました。
    じいじは、まだまだぴんぴんしていますし、我が家の家庭菜園の
    すみっこにあった桜の木は「邪魔だから」という理由でさっぱり
    切り倒してしまうようなじいじです。だから、この絵本のじいじとは
    もちろん全然違うのではあるけれど。
    だけど、もしじいじがいなくなるようなことがあれば、娘はひどく
    悲しむだろうなあとか、勝手に想像してね(じいじが訊けば憤慨すると
    思うのですが。笑)。
    桜・・っていうのがね、まただめよね。日本人にとって、たぶん桜は
    特別なお花だから、心が揺さぶられてしまうのよね。
    絵本を読み終えた後、娘も「いいお話だったね」としんみり(涙は
    見られていないと思うのですが)。
    そうして「でも、ゆうたんはじいじって呼ばずにじいちゃんって呼ぶ
    よね」と。きっと、娘にとってのじいじは「じいちゃん」だから
    この絵本の「じいじ」のようにいなくなったりはしないのだ。そう思い
    たくてそんな風に言ったのじゃないかなあって思います。

    桜を見に行きたくなります。
    春の絵本として手元に置きたいな。

    投稿日:2012/04/10

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  • いつか来る別れの時よりも

     桜の季節になったら読みたい、とずっと思っていた絵本。
    でも・・・うちの“じいじ”と重ねてしまうのが辛く、なかなか娘に渡せないでいました。そのうちに、1年過ぎ、2年が過ぎ・・・どのくらいの月日が経ったことでしょう。
    娘は3年生になり、じいじもお陰さまで元気でいてくれます。それでもいつか、娘とじいじにも、こんな日が訪れるんだ、と思うと、やっぱり悲しくなります。

     けれど、絵本を読み進めていくにつれ、いつかは来る別れの悲しさよりも、これまでいっしょに生きた喜びのほうが大きくなり、自然と「じいじ、ありがとう」という思いが心の底からこみ上げて来ました。
     実際に桜の木は植えなくても、じいじはどれほど多くの木を育ててくれたことでしょう。じいじが歩んできた証は、しっかりと孫たちの中に刻み込まれています。
    じいじが植えてくれた苗を大切に守り育てていくことが、じいじへの1番の恩返しになると信じ、今度は、この絵本をじいじに贈ってあげたいと思います。

    投稿日:2012/04/03

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  • わが子に伝えたい気持ち

    • はともさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳

    全体として、とてもあたたかな気持ちになれる絵本でした。

    文章と絵、どちらも絶妙です。
    余分なものが何もなく、じいじの優しさ、それに触れてまっすぐ育ったちびすけの素直さがよく伝わってきます。


    ちょうど、わたしの父が病気で余命を宣告されたあとに読みました。
    わたしはいろんな気持ちを重ねてしまい、読みながら泣きそうになりました。
    穏やかな父がじいじと似ていたこともありました。

    娘がこの本を読む時は、自然と優しい口調になっているのには驚きました。
    きっとこの本を読みながら、おだやかで落ち着いた気持ちになっていったのだと思います。

    わたしもそうですが、娘にも今、父とふれあえる時間を大事にしていってもらいたい、あらためて強く思った絵本でした。

    投稿日:2012/04/02

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  • さくらの下で*

    外に持ち出して満開の桜の下で読みたいです!!

    桜の開花も間近に迫り
    【さくらの絵本】を探していて出会いました。
    完全に表紙の絵に一目惚れです☆

    はじめて読んだとき涙が出ました。

    じいじが手がけたさくら山
    綺麗〜と思わずため息をついてしまう
    まるで絵本の中にいるような気分になりました。

    花びら舞う桜と共に亡くなってしまうじいじ
    だけど思い出は色褪せない。
    今見た満開の桜とじいじとの思い出は
    心の中で永遠に生き続けるような気がします。

    悲しいけど最後には心が桜色に染まったような
    ほんわかした気分になれるお話です。

    さくらの絵本にこちらを選んで大正解です♪
    桜が咲くのが待ち遠しいです。
    お花見には一緒に持って行き
    満開の桜の下で子供たちと読みたいです*

    自然にたくさん触れさせてあげる...
    じいじの本望でしょうか(*^^*)

    投稿日:2012/03/28

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  • 桜の思い出

    もうすぐ桜の季節。
    日本人の心に、これほど影響のある木は他には無いでしょう。

    この少年の目に桜はどう映っているのでしょう。
    そう考えると、少しせつなくて、でも温かい気持ちになれそうでした。

    満開の桜の絵は見事の一言です。
    一足早く、春を感じられました。

    投稿日:2012/03/23

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  • やさしく描かれた桜

    もうすぐやってくる桜の季節が待ちきれず、一足先に桜が描かれた絵本を見ようと図書館で借りてきました。
    ページいっぱいにやさしく描かれた桜が、とにかく見事です。
    ストーリーもじんわり心が温まる、感動的なものでした。「なんも なんも」というおじいさんの言葉が、
    やさしく心に響きます。桜の花を見るたびに思い出す人や思い出があったら、どんなにすてきだろうと思い
    ました。

    投稿日:2012/03/22

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  • 素敵な本です!

    満開のさくら。 表紙にひかれて手にとりました。

    じんわりこころにひびいてくる本です。

    ちびすけとおじいちゃん、いつもなかよくさくらを見に行きます。
    うれしいことがあるたびにうえたというさくら。
    大切に大切に育てて今では、そらまで届きそう。

    その時、おじいちゃんの人生を感じました。 嫌なこともあっただろうけど、こんなにも嬉しいこともいっぱいあったんだと…。
    わたしも、小さくてもうれしいことを見つけていこうかな。 
    考え方次第で、嫌なことも嬉しいことに変えられる気がしました。

    「じいじはすごいな」、「なんも なんも」ふたりはこんなやりとりをしながらじいじが知っていることをちびすけへおしえていきます。

    尊敬しているちびすけ、謙虚なじいじ、ずっと一緒にいたくても、やっぱり別れがやってきます。

    最後に二人で見た満開のさくら、本当にみごとでした。
    じいじに感謝しているようでした。

    ちびすけ!じいじがいなくなってもじいじのかわりにさくら山が見守っているよ。

    そして、じいじの思いをうけついでいってね。

    実家のおじいちゃんにあいたくなりました…。

    投稿日:2011/04/19

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  • 満開の桜

    この絵本、とっても素敵なお話です。
    じいじとおれの関係もそうなんですが、何より、絵が素敵です。
    見開きでみせる満開の桜。
    目を奪われてしまいました。
    それに、桜の花が咲いてる木だけじゃなく、
    四季を通しての桜の木が描かれているのも魅力的です。

    投稿日:2011/04/15

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  • すてきなおじいちゃんとの思い出

    3歳8ヶ月の息子に読んでやりました。おじいちゃんと孫(男の子)のお話のようなので読んでみました。一緒に暮らしているのでしょうか?おじいちゃんと孫のとても温かい関係を綴った一冊です。

    じいじが植えた桜の木をときどき孫のちびすけと一緒に手入れにいったり、散歩がてら山にはいっていろいろな遊びをしてきます。時には雨に降られ、雨宿りしたり。自然にも遊ぶところがたくさん。ところがじいじが病気で倒れてしまい、寝込んでしまいます。桜の木やいろいろなものにじいじの回復を祈るちびすけ。その甲斐もあったのか、なんとか元気に。そして二人でまた満開の桜をみに行きますが、その夜静かにじいじは息を引き取ります。その後もその桜の木は大切に守られ、町で桜まつりをするようになったというお話です。

    うちの息子にはとても新鮮なじいじとの関係に映ったらしく、自然の中で遊べる様子にとても興味を示していました。また、「ちびすけ」とも呼ばれているので、親近感もあったみたい。でも、じいじがなくなってしまったのにはちょっと悲しそうな目。なくなった様子を綴ったシーンはないので、あまり子どもの心に大きな影響を及ぼすことはないと思います。

    じいじがなくなったことより、じいじとの思い出を回想しているようなタッチの絵なので、とても温かみを感じる一冊ですよ。

    投稿日:2011/04/14

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