おじいちゃん」 みんなの声

おじいちゃん 作:ジョン・バーニンガム
訳:谷川 俊太郎
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,815
発行日:1985年
ISBN:9784593501953
評価スコア 4.45
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みんなの声 総数 30
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30件見つかりました

  • さみしさをかみしめる女の子

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    おじいちゃんと女の子のたわいのない日々。
    二人の何気ない短い会話。
    これといった事件もなく、時にはけんかしたるするけれど、
    気の合う者同士、なかよく過ごしている。
    でも、おじいちゃんはいなくなってしまう。
    おじいちゃんのいすを眺める女の子。
    女の子の心には、どんな風景が浮かんでいるのだろう。

    おじいちゃんって、こんな感じなのでしょうね。
    やさしく包んでくれる感じのおばあちゃんとは違います。
    一緒に同じ目線になって付き合ってくれるのがおじいちゃんです。
    けんかしたって、すぐに仲直りできます。
    うちの子どもたちも、おじいちゃんが大好きです。

    投稿日:2007/06/04

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  • 写真アルバムであり、1コマ漫画であり

    • ホートンさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、女の子5歳

    年長の長男は、この本を何度もリクエストしましたが、本当にこの味がわかってるの?という感じでした。おじいちゃんと孫が楽しそうに遊んでいるというだけで、子供にとっては魅力なのかな。ストーリーは特にない本です。見開き1つひとつが、おじいちゃんと孫の一瞬を切り取った写真のようで、しみじみしたり、ほのぼのしたり、時には1コマ漫画のように笑えたりします。ままごとの泥アイスクリーム(植木鉢に入っている!)を、おじいちゃんがチョコだと言って、孫娘が「いちご」だと言っている場面なんかが笑えました。子供って想像力豊かで、純真で、面白いですよね。私ならイライラするかもしれないけれど、このおじいちゃんは、叱りもせず、訂正もせず、ひたすら子供の遊びにつきあっています。海岸へ行く途中、「いつまでもいていい?」という子供に、親ならイエスかノーで答えそうですが、おじいちゃんは「4時のお茶に帰ってこないと」と答える。おじいちゃんも天然系? いい味のやり取りです。おじいちゃんの「死」の暗示は、我が家の子供たちに理解できないみたいです。

    投稿日:2006/10/16

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  • 大好きなおじいちゃん

    おじいちゃんとの交流が、やさしい絵で描かれています。
    最後、イスだけの絵が、どきっとさせられます。
    幼心に、おじいちゃん死んじゃったんだ・・・とショックを受けたのを覚えてます。
    たんたんとしてるけど、インパクトのある絵本だと思います。

    投稿日:2006/03/08

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  • 素敵な関係

    • ひとときさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子8歳、女の子1歳

     小さい子どもにはどうかなぁ・・・と思うのですが、「死」というものを理解しはじめる子にはいいかも。
     時には子どもになったり、大人として対したり・・・すてきなおじいちゃんです。
     本当に無邪気に子どもがなつくのではないのでしょうか。
     最後のページの誰もいない椅子を眺める子どもは、ただ悲しいだけじゃないのが素敵です。
     この絵本は、ビデオ化されたけれど、そのビデオがまたものすごくいい作品。 今は絶版になってもったいないのだけど、絵がそのまま動いていて、とても自然で心地のいいビデオでした。

    投稿日:2004/09/13

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  • おじいちゃんと孫娘の交流がさまざまな場面と会話で描かれています。
    これは記憶の断片なのかもしれません。しっとりと、じーんと、こころに残るなにかがあります。
     
     おじいちゃんは孫娘に根気強くつきあっていますが、ときには「おじいちゃんにむかって そういうくちの ききかたは ないだろ」と口をとんがらせたりします。
     孫娘はおじいちゃんが子どもだった頃の話を聞いて「おじいちゃんも あかちゃんだったこと あるの?」
    とても好きな場面とことばです。

     おじいちゃんの大きな手と足元の描写が素晴らしく、おじいちゃんの生きてきた歳月を感じさせます。

     おじいちゃんがいつも腰掛けていた緑色のいす。いっしょに腰掛けたこともあるいす。おじいちゃんがいなくなったそのいすをみつめる、大きくなった孫娘。
    ことばはありません。

     15年前の夏に亡くなった曽祖父のことを思い出しました。お盆の頃いつも行っていた母の実家。「おぉ来たか」と迎えてくれた笑顔。その口調とたたずまいが今も目に焼きついています。

     何度もめくり、ながめています。逸品です。

    投稿日:2002/09/30

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  • いじいちゃんと孫の楽しい思い出

    おじいちゃん こんなおじいちゃんがいたら 楽しいでしょうね!

    ママやパパは忙しく・・・・孫娘と 年取った おじいちゃんはごっこ遊びや散歩と楽しい時間を過ごします
    (おじいちゃん子ですね)

    私は こんな経験が無いのですが 今のおじいちゃんなら こんな風に和やかに 遊んでくれるのでしょうかね?

    「おじいちゃんも あかちゃんだったこと あるの?」
    孫娘の この言葉が 歴史を語ってくれていますが・・・
    子供は 現代に生きていて 未来を見据えて生きているものだと思います
    おじいちゃんの いすに おじいちゃんがいない最後の絵は 大人にはとてもよく分かるじーんとくるシーンなのですが・・・・
    死に対して 子供はどう受け止めるのでしょうね
    とても大切な おじいちゃんの死を・・・・

    ジョン・バーニンガム氏の絵も心も大人にはよく分かります
    谷川さんの言葉 なかなか 効果的で 声を出して読むと 響きますね


    子供にも分かるのではないかな?(ちょっと大きい子には・・・)

    投稿日:2011/04/13

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  • おじいちゃんとの過ごしたこと

    • くるりくまさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子8歳、女の子5歳、男の子2歳

    孫娘とおじいちゃんのやりとりが微笑ましいです。
    女の子のおしゃべりが日常にありそうなことなので、ふふって笑ってしまいます。
    「このきゃんでぃ なめちゃったら、もっと かってくれる?
     いろんなものをつくるのに ぼうがいるの。」
    うちの娘も言いそうなことだなあ・・・なんて思ったり。

    ジョン・バーニンガムのほんわかした絵と文章がとてもマッチしていると思います。
    おじいちゃんと過ごした日々の回想録のような感じなので、場面場面がつながってなく、子供にはちょっと読みにくいかな・・・と思いました。

    投稿日:2009/06/23

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    1
  • 楽しかった時間にお別れを

    おじいさんと女の子が過ごした思い出のように描かれる風景。いろいろなことをして遊んだ、ケンカもした、おじいちゃんのお話を聞いた。この二人はとっても仲がよく、淡々とした絵の中に暖かい時間を感じることが出来ました。

    月日が経ち、女の子が成長するようにおじいさんにも老いがきます。最後のページを開くといつもおじいさんが座っていた椅子にはもうその姿はありません。静かな表現に感じる深い意味。おじいさんという身近な存在との別れを経験した子どもにとっても大人にとってもこの本はその存在の大きさを思い出させてくれるでしょう。

    投稿日:2007/01/09

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  • おじいちゃんとの思い出

    おじいちゃんと孫。
    話が噛み合っていなかったり、場面がとんだりするので???だったのですが、
    最後に誰も座っていない椅子をみて、そうだったのかと思いました。
    これは、おじいちゃんとの思い出を思い返しているのかな?少し切ないですね。

    投稿日:2021/06/25

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  • 祖父の老いと死

    大好きなバーニンガムさんの絵本です。

    おじいちゃんと、幼い孫娘の、年齢や経験値、立場の差によって、時には食い違ったり、歩み寄ったり…

    繰り返されるチグハグな会話から、世代を超えての温かな交流とおじいちゃんの慈愛を感じられます。

    投稿日:2017/11/14

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