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されどオオカミ」 大人が読んだ みんなの声

されどオオカミ 作・絵:きむら ゆういち
出版社:あるまじろ書房
税込価格:\1,540
発行日:2016年10月20日
ISBN:9784904387092
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,589
みんなの声 総数 46
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  • みんなで考えたい大切なこと

    久しぶりにこころから感動する絵本に出会えました。
    自然(動物)と人間との共存がテーマでした。

    人間が手を加えてしまうと自然の営みのバランスが
    崩れてしまい、取り返しのつかない状態に
    なってしまいました。

    絵本のなかのことではなく、現実のたいへん重要な
    問題だと感じています。

    投稿日:2019/08/27

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  • 自然界と人間の都合と

    きむらさんの作品だ・・・
    と、「全ページためしよ」みで楽しませていたきました

    はじめ、ミッキーさんの帽子を
    被っている男の子?
    と、
    洋服がちょっと、変わってる・・・
    あ・・・モンゴルなんですね

    モンゴル=遊牧民=ゲル(移動式家)
    のイメージがあり
    ちょっと、日本チックな雰囲気だなぁ・・・

    敵を知るには
    徹底的に観察!
    相手を知るーなるほど

    で、敵=いやなやつ
    だけでなく
    いいところに気づく所が
    主人公バートルのすごいところです

    おおかみの「タオ」は
    それ以上に賢いんですね

    お互いに、通じるものがあったのに・・・

    日本にも
    動物の住む山と
    人間が生活する町の間に「里」があって
    その里は「境界域」であること
    人間が動物の生活区域を犯しては
    いけないこと 等
    おはなしを聴いた事があります

    その境界の了解が昔はお互い出来ていて
    住み分けもきちんとしていて
    人間の自然に対する「畏敬」もきちんとしていたのにー

    今、それが崩れて
    野生のクマやいのしし、サル・・・が街に現れ
    大変なことになっていますーって
    温暖化、動物の食べる木の実の減少 等の
    原因も多々ありますが

    人間の驕りに気付かされます

    タオ亡き後、バートルはこれから
    どうするのでしょう?
    読後、みんなで話し合うのも
    いいかもしれませんね

    いろいろ考えさせられる作品でした

    投稿日:2017/04/13

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  • 狼に限らず

    これは、小学生くらいのお子さんと深く物語を楽しめるお話だと思います。
    このお話では狼ですけど、なにも狼に限ったことではなく、似たようなことが色んな動物の身に起きていますよね。人間の身勝手さが描かれていて、読んでいて切なかったです。

    投稿日:2017/04/12

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  • 考えさせられる

    • ポン太さん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    全ページためしよみで読みました。

    おおかみが悪者になるお話しかと思ったら、とても考えさせられる内容の絵本でした。

    自分達の生活の為におおかみを追いやった人間。
    その先にあったのは・・・

    小さな子供でもきっと何かしら感じてくれるのではないでしょうか。
    我が子達にも読んであげたいです。

    投稿日:2017/04/12

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  • 幼児から少年になりかけている息子に読んでほしい 受賞レビュー

    普段子供と一緒に読んでいる絵本では、大体オオカミは悪者で、最後には倒されてしまいます。
    もちろんそういう勧善懲悪なお話に幼い頃から触れておくのは大切な事だと思いますが、6歳になる息子には「世界はそう単純な物ではない」という事をそろそろ知ってほしい。
    雨が降ると「雨は嫌だね」と言い、虫が出ると「虫なんていなければ良いのにね」と言い、テレビに政治家が映っていると「この人は良い人?悪い人?」と聞いてくる息子よ。
    世の中はもっと、もっと複雑なんだよ。

    見方を変えると善悪も変わる。
    地球では、全ての生き物が絶妙なバランスを保って成り立っている。
    本当の強さとは何か。
    子供にもこの本を通して、学び取る事がきっとあると思います。

    投稿日:2017/04/12

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  • 同じ地球に生きるものとして。

    モンゴルのお話の絵本です。
    オオカミとひつじと人間,共存について考えさせられる絵本でした。
    たまたまなのですが,我が家の子供が幼稚園の劇で「あらしのよるに」をしました。オオカミとひつじは友達になれるのかというテーマのお話です。
    強いものが弱いものを食べるのは当たり前という食物連鎖,敵味方は共存はできるのか許し合えるのか。
    同じ地球に生きるものとしてうまく折り合いをつけていくことの大切さ,地球人として生きている私達人間が考えるべきことを子供にもわかりやすく描かれている絵本でした。

    投稿日:2017/04/11

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  • オオカミと聞くと悪い者の代名詞のように思われがちですが、「本当にそうなの?」と考えさせられる絵本でした。

    ヒツジやニワトリを襲うオオカミは、確かに人間にとっては排除すべき存在ですが、果たしてオオカミがいなくなればどうなってしまうのか。
    人間と自然との共存の難しさ、また生態系をむやみに破壊することの恐ろしさを痛感させられました。

    日本でも、毎年秋になると耳にする熊出没のニュースも、同じような問題をはらんでいます。
    人間の環境破壊の為に、エサが激減して山を下りて来たが為に射殺される熊を見るたび、複雑な思いに駆られます。

    オオカミのタオは強くて勇敢で頭がいい。正々堂々としていて仲間を大事にする。
    読みながらシートン動物記の『オオカミ王ロボ』の話や、椋鳩十の『大造じいさんとガン』の話を思い出しました。
    きむらゆういちさん自らの力強い挿絵で、とても引き込まれる作品でした。

    また、この作品を通して「モンゴル絵本プロジェクト」というものを知りました。
    モンゴルを題材にした作品では『スーホの白い馬』くらいしか知りませんでしたが、これを機にもっとモンゴルについて知りたくなりました。

    投稿日:2017/04/11

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  • 生きるために

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    人間は、生きるために羊を飼っていて、狼もまた、生きるために羊を襲います。どちらも生きるためにという点は共通しているのに、立場上敵対する関係になってしまうのがなんとも言えないです。
    いつか狼のボス「タオ」を倒してやると意気込んでいたバートルは、タオを追いかけ続け、タオのことを知っていくうちに、タオも自分たち人間と同じで、生きていくために一生懸命なのだと気づきます。
    ラストは悲しくて、とても考えさせられました。どうすればこういう結末を迎えずに済むのだろうと一人考えても、到底答えは見つかりそうもありません。
    答えにはたどりつかない小さなことだけれど大切なことは、バートルのように、もし自分が相手の立場だったなら…ということを誰もが考えながら生きていくことなのかなと思いました。

    投稿日:2017/04/11

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  • 一緒に考えよう。

    • 多夢さん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子16歳

    モンゴルに住むオオカミの群れのリーダー、タオと、
    村の勇敢な若者、バートル。
    オオカミはひつじやにわとりを獲る悪い奴。
    いつか、やっつけてやろうと、オオカミを追っているうちに、
    心を通わせていきます。
    目と目で会話するタオとバートル。
    しかし、どうしても避けられない戦いが始まります。
    そして、その後に残ったものは・・・

    難しい問題です。

    オオカミにかかわらず、
    住宅街に現れるいのししや熊が出てきて人間を襲う。

    その場で殺してしまえば、確かにその時は、
    事態は収まるのかもしれないけれど、
    その後、どうなるの?
    大丈夫?
    生態系がくずない?
    いつもニュースを見ていて不安に思っていました。

    この絵本のようなことが、いつ、どこで起こってもおかしくない昨今です。

    もう、みんなで真剣に考えていかなければならない時にきてるのかもしれません。
    こどもたちには、難しいかもしれませんが、
    でも、逃げてちゃいけない。
    一緒に考えていきたい内容だと思います。

    投稿日:2017/04/11

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  • オオカミとにんげん

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    オオカミの話をたくさんかくきむらさん。
    今回のオオカミのお話はシリアスです。
    オオカミをやっつけようとする人間バートル。
    最初はオオカミを憎んでいたのですが、オオカミを観察しているうちに彼らとの共存はできないかと思い始めます…。
    でもやっぱりなかなか難しい話、なのでしょうね。

    投稿日:2017/04/11

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