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ちいさなエリオット ひとりじゃないよ」 大人が読んだ みんなの声

ちいさなエリオット ひとりじゃないよ 作:マイク・クラトウ
訳:福本 友美子
出版社:マイクロマガジン社
税込価格:\1,870
発行日:2018年09月14日
ISBN:9784896378245
評価スコア 4.49
評価ランキング 10,415
みんなの声 総数 36
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28件見つかりました

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  • 1、2、たくさん+1! 受賞レビュー

    このちいさなエリオットの大きなテーマは『家族』です。ちいさな象のエリオットにはねずみくんという仲良しの友だちがいます。けれど、ある日ねずみくんは自分の大家族の集会に行ってしまい、残された家族がいないエリオットはひとりぼっちの一日を過ごすことに。その小ささとカラフルな水玉模様からエリオットはぬいぐるみがモチーフなのかな?と想像が働きます。

    建物の窓からひとり顔を出すエリオット。映画館でひとりのエリオット。誰も悪くはないけれど、だからこそひとりの寂しさはどうしようもないものです。いつもは家族の声が溢れる家の中に、何かの事情で自分一人だけしかいないときにこみ上げてくる寂しい気持ち。そんな経験は誰にもあると思います。ましてやエリオットには帰ってきてくれる家族はいないのです。

    例えようのない寂しさを感じながら雪の中を歩くエリオット。そんなとき、家族の集会にでかけたはずのねずみくんが声をかけます。「あったかいところに いこう。いっしょに おいで」

    もちろんエリオットとねずみくんは本当の家族ではありません。けれど、二人のつながりは、新しい絆を生み出していきます。だって二人は本当の友だちなのですから!

    ひとりぼっちでも自分がいることはとても大切です。それは0か1かの差で、本当に大きな違いです。でも、1と2の差も大きいのです。自分がひとりのときに誰かが手を差し伸べてくれる。ひとりの誰かを自分が受け入れていく。そうやってひとりぼっちの1が温かな2になっていくことの素晴らしさと大切さ。ちいさなエリオットの本当のテーマはこちらなのかもしれません。

    では『たくさん』と『たくさん+1』にはどんな差があるのでしょうか? 是非ともこの絵本の最後でその違いが示す温かさを感じてもらえればと思いました。

    投稿日:2018/10/17

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    2
  • きっと写真は増えてゆく

    大の仲良しのねずみくんを送り出したエリオットは、それからの数時間を一人で過ごします。
    その中で孤独感をどんどん増やしていったエリオット。
    そんなエリオットを救ったのは、やっぱりねずみくん。その行動は意識してなのか無意識なのか分かりませんが、確実にエリオットを救いました。
    絵本の最初の方にある、エリオットがねずみくんを送り出すページに、壁に掛けられた写真があります。その写真にはエリオットしか映っていませんが、きっとこれから、誰かといっしょに写っているエリオットが増えていくのでしょうね。

    投稿日:2019/07/03

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    1
  • 寂しがりやのぞうくん

    寂しがりやのぞうくんは、友だちのねずみくんが出かけた後は寂しくてたまりません。
    孤独感で見える風景ってこんな感じでしょうか。
    町並が哀愁を帯びて見えて、見る目にはとても素敵です。
    ぞうくんにはもったいないくらいに、幸せな展開が待っていて良かったです。

    投稿日:2018/11/17

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    1
  • 優しい気持ちになります

    一人って誰もがさみしく思うこと。
    エリオットが街の人たちを観察し、さみしさを噛みしめている時に、ネズミさんが探しに来てくれる。
    どんなに、嬉しかったでしょう。
    だれもが、そんな風に、お互いを思いやれますように。

    投稿日:2018/10/17

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    1
  • 都会は孤独がいっぱい

    • さみはさみさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、男の子6歳

    全ページ試し読みで読みました。

    いっしょに暮らす仲良しのねずみが大家族のもとに里帰りします。快く見送ったエリオットでしたが、別れの時は残される方が寂しいんですよね。

    ひとりで出かけた先はニューヨークの街。ロックフェラー・センターのスケートリンクや、海の向こうの自由の女神像、中華街、賑やかで華やかな都会の中では孤独がいっそう身にこたえます。

    最後はねずみくんが家族の集まりに読んでくれていっしょに過ごすことができ、安心の結末でした。今度は下の子に読み聞かせてみます。

    投稿日:2018/10/17

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    1
  • あったかい

    ネズミくんが親戚との集まりに行ったので、1人で過ごす事になったエリオット。
    中盤までに徐々にエリオットが寂しくなっていくのですが、最後はとても優しくて温かい展開で締めくくられて、本当にネズミくんとその親族の優しさに救われました。

    投稿日:2018/10/17

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    1
  • 大きな家族

    エリオットと一緒に暮らしている友だちのねずみくんが、ある日家族の集会に出かけます。
    街を散歩していると、色々な家族に出会うエリオット。

    最初は笑顔のエリオットが、だんだん寂しそうな顔に変わっていき、一人で映画を涙をこぼしながら見ている場面では、こちらもとても切ない気持ちになりました。

    いつの間にか、エリオットにとってねずみくんは無くてはならない存在になっていたのです。
    そして、それはねずみくんにとっても同じでした。
    きっと、一人で寂しい思いをしているエリオットのことを気にかけて、迎えに来てくれたのでしょう。

    一晩で沢山の家族が出来たエリオット。本当に良かったね!
    たとえ、ゾウとネズミ、血はつながっていなくても、こうやって心を交わせば、家族の一員になれることを教えてくれました。

    お話は勿論、アンティークで上質な映画を見ているような挿絵がとても素敵でした。
    街並みの風景や、屋根裏部屋の様子など、見どころ一杯です。
    ビールの王冠のお皿や、糸巻きの椅子などもとても可愛らしかったです。
    読み終えて、とても温かい気持ちになれました。

    投稿日:2018/10/15

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    1
  • 雪が降るような寒い夜は…

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    気楽なおひとり様も悪くない時代です。
    でもエリオットの様子を見ていると、雪が降るような寒い夜こそ、人恋しくなる気持ちが、ひしひしと感じます。
    にぎやかな屋根裏の情景が、とにかく楽しそうでした。
    冬に読むのにちょうどいい絵本だと思いました。

    投稿日:2018/10/15

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    1
  • 大切なともだち

     なかよしのネズミくんは、しんせきの集まりにでかけました。町を歩けば、家族連れや友達と遊ぶ人たちが、目に入ります。
     誰もいない映画館に、ひとりぼっちのエリオットが、せつなかったです、、、。
     でもたったひとりでも、自分をわかってくれる大切な友達がいてくれると、もうさみしくありませんね。

     エリオットの家のかべ一面にかざられた写真、たくさんの友達ができましたね、、。おちついたやさしい色合いで描かれた絵とお話に、ほっこりしました

    投稿日:2018/10/11

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    1
  • 映画のよう

    絵がすごくきれいで、読み終わったときにはまるで映画を見終わったかのような気持ちになりました。
    ぞうくんが涙を流す場面は、一人きりの映画館でよけいさみしく見えました。でも、そのあとのねずみくんの家族との交流が楽しそうなこと!年末に家族で集まるのが待ち遠しくなる本でした。

    投稿日:2018/10/11

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