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おかえり、フク」 大人が読んだ みんなの声

おかえり、フク 作:北川チハル
絵:鈴木 びんこ
出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2023年07月25日
ISBN:9784333029068
評価スコア 4.65
評価ランキング 3,157
みんなの声 総数 16
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13件見つかりました

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  • 岐阜県で実際にあったことを絵本にされたと知りました

    へその緒がついてるニホンカモシカの赤ちゃんを 見つけた
    カネオさんとレイコさんは 家に連れて帰り 哺乳瓶でミルクを飲ませて育てました(優しい人に育てられて良かったね)
    成長した フク(幸福のフクと名付けました)

    でも・・・ ニホンカモシカは天然記念物で 山へ返さなくてはなりません 

    カネオさんとレイコさんがフクを 山に帰しに行くのですが・・・ フクは家に戻ります 親だと思っているのですね

    1年後の約束です、役場の人も 一緒に遠くの山へ車で連れていきました(悲しい別れです)
    でも 山へ返す約束を守らなくては・・・ 
    何度もフクは山から カネオさんたちのところに 戻ってくるのです
    そして月日がたち
    13年目の夏に フクは カネオさんとレイコさんに看取られて 旅立ったのです・・・

    悲しいけれど 別れはあるのですね!
    涙が出てきました 
    このお話を読んで 別れはつらいですが・・・・
    みんなが経験することですね 

    投稿日:2023/10/03

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  • 愛情の深さと絆の強さ

    生まれてすぐに母親と別れた上に怪我を負ったカモシカのフクは、カネオさんレイコさん夫婦に、一年間の期限付きで世話されることになりました。
    一年後山に離されたフクはカネオさん夫婦を忘れず、時々顔を見せに来るようになりました。

    このお話から、種を超えた愛情の深さと絆の強さを感じます。

    それはとても理想的で、
    我が子と私の関係はどうかしら?
    愛情は伝わっているかしら?
    と、自分の子育てを振り返るきっかけになりました。

    投稿日:2023/08/24

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    1
  • ニホンカモシカ

    • みいのさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    一般の人が飼うことができない天然記念物のニホンカモシカとはいえ、生まれた直後に親とはぐれケガをしていたら、生き延びることはできなかったでしょう。
    しかし、短期間でも人間に育てられると、完全に野生に帰るのは難しいようです。
    カネオさんたちは山に返したつもりでも、フクにしてみればなぜ山奥に置いて行かれたのか理解できなかったでしょう。
    その昔、乱獲してしまったのも人間なら、天然記念物に指定したのも人間です。
    フクはただ、育ての親を忘れていなかったということ。
    ドキュメンタリー映画を見たような読後感でした。

    投稿日:2023/08/21

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  • 感動

    実話をもとにされたお話と知り、とても驚きました。ご夫婦と保護したニホンカモシカとの暮らしが、優しい絵で描かれています。最初はほっこりしながら読んでいましたが、相手は野生動物。山に返さなければならない、苦しいご夫婦の気持ちが痛いほど伝わってきて、こちらも辛くなるほど…。そして、それからの感動の展開。最後は、その強い絆に涙がこぼれました。
    ずっと心に残るような絵本でした。

    投稿日:2023/08/23

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  • 人とカモシカの絆

    「一緒にいたいけど、いられない。」そんな状況を、フクはどれくらい理解出来ていたのでしょう。育ててくれたお父さん、お母さんに会いたい一心で、遠い山からでも家に戻ってくる健気なフクの姿に涙がこぼれました。野生のカモシカとは違う生き方をしたフクですが、最後はきっと安心して、幸せな気持ちで旅立てたのだと信じたいです。

    投稿日:2023/08/23

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  • 涙が止まらなくなる絵本 受賞レビュー

    さすがに実話です。胸にジーンと来るものがすごく違って、涙があふれてしまいました。ニホンカモシカにこういった具合い出会えることもまさにまれだと思います。でもこのご夫婦は本当に優しくて思いやりがあり素敵なご夫婦に巡り合えたニホンカモシカは本当に幸せだったと思います。出会いがあれば別れはつきものですが、お二人の別れの時のつらさが伝わってくるようでした。でも、助けてもらったフクは、絶対お二人のことを忘れないと思います。また、野生動物と人間の距離ということに関しても考えさせられました。本当に胸が熱くなる本でした。少しでも多くのお子さんにぜひ読んでもらいたい1冊です。この1冊が、これからもしもまた誰かが万が一野生動物とこういった出会いをしたときに、この絵本を読んでいればきっと誰かの役に立つのでは、とも思いました。素晴らしい1冊でおすすめです。

    投稿日:2023/08/17

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  • 実際にあったおはなし

    表紙に描かれた見慣れない動物が気になって、手に取りました。
    この動物はニホンカモシカという、国の特別天然記念物に指定されている固有種。このお話は、生まれたばかりのニホンカモシカの赤ちゃんを保護したご夫婦の、実際にあったおはなしだそうです。
    ストーリーもイラストも、とてもやさしくて、温かな気持ちになりました。

    投稿日:2023/08/16

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  • 幸せの原点

    フク。なんて素敵な名前でしょう。

    生まれたばかりのニホンカモシカの赤ちゃん。保護したカネオさんとレイコさん夫妻は、赤ちゃんに、フクと名づけます。カネオさんとレイコさん、そして集落の人々に可愛がられ、大切に育てられたフク。大きくなって遠くの山へと帰されたフクでしたが、カネオさん達のところへ帰ってくるのです。そしてその近くの山を縄張りとし、集落の人々を見守り、見守られながら、最期はカネオさんレイコさんに抱かれながら一生を終えたフク。
    この心温まるお話は、実話をもとに描かれたそうです。

    フク。それは、幸福からとった名前でした。その名の通り、フクの一生は幸福であったと思います。そして同時に、フクは、カネオさんレイコさんをはじめ、集落の人々に、幸せを運んできてくれました。
    生きとしいけるものの命の重み。大切に育まれる命の尊さ。温かさ。それこそが、幸せの原点なのだと改めて気づかされます。

    多くの人々に、この素敵なお話が届きますように。


    投稿日:2023/08/22

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  • 実話だからこそ伝わって来くるもの

    • レイラさん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子29歳、男の子27歳

    表紙には見慣れない動物の姿。
    岐阜県で、けがをしたニホンカモシカの子どもを保護した実話をもとにしたおはなし。
    こんなこともあるのですね。
    カネオさんレイコさん夫婦が見つけ、役場とも相談しながら育てる様子が
    何とも子育てそのもの。
    自然に返す難しさもありますね。
    何より、フクと名付けられたニホンカモシカと夫婦の間の交流にほっこりです。
    周りの人々もの見守りも嬉しいです。
    結局、看取りまでというのも珍しいケースでしょう。
    それだけに貴重なエピソードですね。

    投稿日:2023/08/12

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  • 人間と野生動物の織りなす物語

    人間と野生動物の関係、共存などについて、さまざまなことを考えさせられるお話でした。
    生まれてすぐに母親を失った動物は死ぬしかないのでしょうか。たまたま通りかかった人間に助けてもらい、命をつなげたとしても、いつか自然に帰らなくてはいけないのだとしたら…。人の手で育てられた動物が改めて自然に戻ったとき、生きていくことができる個体と生きていくことが難しい個体がいるはずです。「そうであるなら…」。けれども、そんな人間の優しさは社会のルールで叶わないこともあります。
    このお話は、優しい人間と野生の動物の理想的な関係を描いたお話だったと思います。読んでいて胸が温かくなりました。

    投稿日:2023/08/07

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