| 全531件中 81 〜 90件目 | 最初のページ 前の10件 7 8 9 10 11 ... 次の10件 最後のページ |
清らかで美しいクリスマスの真髄
|
投稿日:2004/12/16 |
清らかで美しく、静かな感動が伴なうクリスマス絵本です。それはもう、表紙のイラストが物語っていました。上品な深紅を背景に線で描かれるろばの素朴で慎ましやかな姿が、クリスマスのすべてを示しています。与えることが喜びであったろばの気持ちには、クリスマスの真髄が語られています。
エインズワースのお話が絵本になると、また特別な価値が生まれますね。今後も、お話集の中のささやかな物語がこのような「絵本」として生まれ変わると、小さな読者はもっと喜ぶのではないかと思いました。この作品は、見事にお話が絵本の中で生きています。
にぎやかだった夕食の後、息子、娘と一緒に、静かにアドベントのひとときを楽しみました。
|
| 参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
つづきが楽しみ
|
投稿日:2004/11/29 |
火曜日の夜に何が起こったのか。息子が小さい頃の反応は、宙に浮く蛙たちの姿をうれしそうに追うというものでした。ページごとじっくり観察するのが実に楽しそうで、変わったこと、おもしろいことが大好きの彼にぴったりの作品と思ったものでした。すでに小学生になった現在、再び一緒にページを開くと、今度は最後のページが一番楽しいとのこと。理由は「この後、どうなるかが楽しみだから」。つまり、この後は自分で作りたいということでもあるのかな。
火曜日の夜に何が起こるのか。この作品は、イマジネーションを駆使した最上級のエンタテイメント絵本です。イラストは天下一品。絵を眺めながら、いろんな会話がはずみます。
|
| 参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
美しい詩と絵の正統派絵本
|
投稿日:2004/11/29 |
自然を敬愛する二人の作家によって作られた美しい絵本です。詩も絵も、冬の張りつめた静寂の中、みみずくに出会う体験がなければこれほど真に迫っては描けなかったでしょう。作家家族たちの特別なできごとを絵本を通して共有できることは、読者にしてみても貴重な体験だと思わずにはいられませんでした。
作中登場する農場は画家自身のものということで、北米に生きる人々の息づかいまでもが伝わってきました。イラストは特に構図がすばらしく、凍てつく月夜のできごとが美しく描かれています。女の子の音を立てまいとする真剣さが、このできごとがいかに特別で待ち望まれていたものなのかをよく物語っていて、彼女の気持ちに触れるたび愛しさでいっぱいになりました。
同年代の女の子が登場するし、ちょうどふくろうに遭遇したこともあり、娘にいいかなと思った絵本でしたが、味わうにはもう少し年月が必要なようでした。文章自体は詩ということもあってか、息子の方がかたわらでじっと耳を傾けていました。
描写対象は何であれ、真実の美しさがあればどんなことでも胸を打つ。この事実をあらためて教えてもらえた作品でした。
|
| 参考になりました。 |
|
2人
|
|
|
思いがけない変化
|
投稿日:2004/11/28 |
|
日ごろ目にしているナイフが、こんな風に折れ曲がったり、膨らんだりしたらおもしろいですよね。日常物の非日常を写実で表現したユニークな作品だと思いました。わたしはどうちらかというと発想のおもしろさより、表現技法に感動。こういう写実的な絵本、もっとあっていいなあと思ったものでした。
|
| 参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
娘のクリスマス定番
|
投稿日:2004/11/18 |
クレメント・ムーアの有名な詩「The Night Before Christmas」は、いろいろな作家が手がけて絵本にしていますが、小さなお子さんにはこの一冊がおすすめです。テディベア一家が主人公となり、おもちゃがあふれかえる実写が夢のような世界をさらに夢いっぱいに演出しています。「I Spy(ミッケ!)」シリーズのような感じでもあるので、探し物などしながら遊べ、こういうときは息子も夢中になっていますね。おひげのテディベアサンタさんは必見。もともと詩なので、リズム感のある文章が心地いいです。
娘は切り紙でクリスマスツリーを作り、この絵本を読み、ナイトライトをキャンディーケーンの形をしたものに変え、夢見気分でベッドにもぐりこみました。まだ、収穫感謝も控え、ホリデー・シーズンにはちょっぴり早いのですが、今季のクリスマス絵本一番手はこの作品でした。
|
| 参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
慎ましく凛とした日本の家庭
|
投稿日:2004/11/15 |
大切に世話をしていた朝顔が、立派に花を開かせました。喜んだ両親は近所に住む光子ちゃんの家族にも見せてあげようと、「ぼく」に朝顔の鉢を持っていくように話します。ところが、光子ちゃんは朝顔をもらえるものと勘違いし、大事な朝顔はもどってこなくなってしまいました。
心の洗われる作品に出会いました。大正後期から昭和初期と思われる日本の家族風景が描かれた掌編です。一人称で淡々と語られる少年の心情が素直で、ひかれます。敬語の会話が当時の雰囲気をよく伝え、心の大切さを形を通して表していた時代というのでしょうか、凛とした中にも家族愛、人間愛が伝わってきて、心が震えました。
作品を読み、祖母を思い起こしました。ちょうど彼女の幼少期に当たる時代の風景です。祖母もこういう敬語使いでよく昔のことを話してくれたので、彼女の気持ちも一緒に伝わってきました。きっと、両親とこういう会話をしていたのかな、と。
息子と一緒に、ゆっくり丁寧に読みました。あまりにも美しい作品なので、わたしは彼に書写を勧めてしまったほど。時間がかかってもいいので、この作品は心から味わって欲しいと思っています。こういう日本の時代物もいいなあとしみじみしました。表現が丁寧で、的確、故に心が伝わるのですね。井上靖著「少年・あかね雲」もぜひ読んでみるつもりです。(本作品の出典は「掌編小説集青いボート」。現在は残念ながら入手不可)
|
| 参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
大人と子どもの感性の違い?
|
投稿日:2004/11/10 |
小学校中学年の教科書掲載作品だそうですが、メッセージが理解しにくく、何を言いたいのかよくわからず、息子と読んでいる間中、わたしの中にはクエスチョン・マークが飛び交っていました。読み終えて「自分自身でいることの大切さ」をうったえる作品かなと理解したのですが、実はよくわかっていませんでした。あえていえば、現代の疲れた大人向けのメッセージ絵本?というような印象でしょうか。シンボリズムを多用し、何かにたとえて物語を展開させているのですが、そのひとつひとつが何を意味するのか(たとえば、ねこたちの「あはははーー」の笑い、「ライオンの冗談は昼寝が趣味」など)かえって余計に思え、わかりにくさになってしまっている。そんな感想を持ちました。(カテゴリーは異なりますが、表現手法は現代短歌に通じるところがありますね。)
ところが、息子の方はちゃんとメッセージを受け取っていたようで驚いてしまいました。作者は何を言いたかったのだろうと翌日になって私が聞いたら、「depressed(落ち込んでいる)している人がいたら、優しい言葉をかけてあげること」と言っていて、へえ〜そうだったのか……と感心してしまいました。子どもはちゃんと心で受け止めていたのですね。(光村ライブラリーというシリーズ本で読んだので)巻末の解説を読むと、ちゃんとそのように解説されていました!
しかしながら、この作品がなぜ教科書に?という疑問はいまだ持ち続けています。同じことを伝えるにしても、もっとすっと心に入る作品は、いくらでもあると思いますが……。親の視点から見ると、遊び心を持って現代風にアレンジされた抽象画のような作品でした。
|
| 参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
子どもを知りつくしたお母さん
|
投稿日:2004/11/08 |
ジャムつきパンしか食べようとしないフランシスに、お母さんがちょっと知恵をひねり出し……。見事なお母さんの振る舞いに感服。ユーモアがあって、何気なくて、子どもが自分から納得する解決法に心あたたまります。
何と言っても次から次へとジャムつきパンが登場するところが、とっても愉快です。すでにお話を知っているにもかかわらず、息子も隣りで聞きながらクスクス笑いしていました。お弁当メニューの描写もとってもおいしそう。「しおんちゃん、お弁当だ〜いすき!」と食いしん坊の娘は満足げでした。
食べ物好きのお子さんに。就学前後から。
|
| 参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
娘も夢中になりました!
|
投稿日:2004/11/07 |
バレリーナ、お姫さま、妖精……の3点セットは、女の子には必須のようです。そのひとつ、バレリーナに夢中になった娘は、よくこの絵本をリクエストしました。
「眠れる森の美女」や「白鳥の湖」など有名なバレエシーンで踊る美しいバレリーナは、きっと主人公のテリー。衣装も、ポーズもそれぞれ作品の特徴がよく出ていて、思わずバレエ音楽も一緒に鑑賞したい気持ちになります。
終わり方もとってもすてき。バレリーナを夢見る女の子にどうぞ。
|
| 参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
不思議な14枚の絵
|
投稿日:2004/11/06 |
これは、謎の人物ハリス・バーディック氏が残していったという14のお話を絵にした画集のような絵本です。お話の展開はなく、14枚の絵にそれぞれ題名と説明文がついています。
物語でないことを知りがっかりしましたが、ページを開いてみて、いやいやなんの、これは物語以上にインパクトがある絵画集かも知れません。絵を見てこちらが物語の世界に遊べるくらい、迫真に迫るイラストばかりが並んでいます。「絵を読む」とはこういうことなのでしょう。子どもと一緒に、いつかお話を作ってみようと思っています。イマジネーションにたっぷり浸りたいときにおすすめです。
|
| 参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
| 全531件中 81 〜 90件目 | 最初のページ 前の10件 7 8 9 10 11 ... 次の10件 最後のページ |