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MYHOUSE

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自信を持っておすすめしたい 一本のわらしべから・・   投稿日:2012/12/11
わらしべちょうじゃ
わらしべちょうじゃ 文: 石崎 洋司
絵: 西村 敏雄

出版社: 講談社
「わらしべちょうじゃ」といえば、最初は何の価値も無い一本のわらしべから、他の人と交換していくうちに、最後は大金持ちになるというお話で、その物がどんどん変わっていく様子に、お話の面白さがあります。

でも、物語をよく読んでみると、主人公の男は決してより良いものが欲しくて交換していたわけではないことに気付きます。
あぶの付いたわらしべも、みかんも、何かと交換したいからではなく、純粋に相手のことを思って差し出した。馬だってそう。

その見返りを期待しない綺麗な心の持ち主だったからこそ、観音様もお告げをくれ、幸せになることが出来たのではないでしょうか。

おまけの「しおふきうす」も、正直者の弟には幸せが、いじわるな兄には不幸せな結末が待っています。心したいものです。

西村さんの挿絵も、お話とよく合っていて、安心して読める昔話絵本です。
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自信を持っておすすめしたい ハラハラドキドキ!   投稿日:2012/12/10
さんまいのおふだ
さんまいのおふだ 文: 石崎 洋司
絵: 大島 妙子

出版社: 講談社
「さんまいのおふだ」といえば、怖い昔話の代表格。この絵本もハラハラドキドキの連続で、最後はめでたしめでたしで終わります。

最初は優しそうなおばあさんだったのに、次のページをめくると恐ろしい山姥に!あまりの迫力に大人でも驚きます。

そして、便所で小僧の代わりに返事をするおふだ、これもこのお話のなくてはならない場面です。

ものすごい形相で追いかけてくる山姥、なんとか逃げようと必死で川や砂山を出す小僧・・・このかけひきが何とも面白い。
あわやつかまりそうになる場面の、ニュ〜ッと伸びた山姥の腕がまた恐ろしい。

最後は、和尚さんの機転の利いたやりとりで、なんと山姥を一飲み!この最後もこのお話の面白いところ。

全体的に恐ろしいお話ではありますが、可愛らしい小僧さんに、ユーモラスな和尚さん、大島さんの優しい挿絵がいい感じで、泣くほど怖い絵本にはなっていません。

おまけの「かぐやひめ」は少し物足りなさを感じましたが、これを入口として長いお話を読むきっかけになればいいかなと思います。
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なかなかよいと思う たくさんのカニにビックリ   投稿日:2012/12/10
さるかにがっせん
さるかにがっせん 文: 石崎 洋司
絵: やぎ たみこ

出版社: 講談社
誰もが知ってる「さるかにがっせん」、この絵本で驚いたのは、サルに柿をぶつけられて死んでしまったカニから、たくさんの子ガニが生まれてきたところです。

勧善懲悪のお話がベースですが、柿の種がおなじみの歌と共にあっと言う間に成長したり、蜂や栗、牛の糞や臼といった様々なものが、それぞれの特徴を活かした敵討ちをするところなど、お話の面白さがあります。

子どもたちも、そんな面白い話を聞きながら、押しつけではなく、自然と「悪いことしたら自分に返ってくるんだ」と学んでいく・・・昔話の良さの一つだと思います。

挿絵は丁寧な描写で、色遣いも優しく、好感が持てます。

おまけの「あたまにかきのき」はあまり馴染みのないお話でしたが、「ありえない」話で面白かったです。
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自信を持っておすすめしたい 二転三転、最後のオチまで!   投稿日:2012/12/08
かもとりごんべえ
かもとりごんべえ 文: 令丈 ヒロ子
絵: 長谷川 義史

出版社: 講談社
「かもとりごんべえ」、これはとにかく面白かった!
お話そのものも、常識を覆す事件の連続、二転三転、最後のオチまでついていて、ハラハラドキドキの昔話です。
なかでも、関西弁のカモの声がなんともおかしかったです。

挿絵も、長谷川さんのダイナミックでカラフルな絵が印象的で、絵本を縦向きにしたりと、構図にもなかなか工夫があって、読者を飽きさせません。

最後に短編の「かちかちやま」も付いていて、可愛らしい挿絵のおかげか、残酷ながらさらっと読めるお話になっていました。
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自信を持っておすすめしたい かわいくて、おもしろい!   投稿日:2012/12/08
へっこきよめさま
へっこきよめさま 文: 令丈 ヒロ子
絵: おくはら ゆめ

出版社: 講談社
おくはらさんの描く「へっこきよめさま」は、本当に可愛らしいよめさまでした。その可愛いよめさまから、「ぶぼぼーん!」とものすごい勢いの「へ」が出ようとは、誰が想像できるでしょう!

最初は里に帰されそうになったよめさまでしたが、帰り道にその「へ」のおかげで、柿や米俵なんかが貰えます。屁も使いようによっては人の役に立つのですね(笑)
最後のオチもなかなかいいです。
男の子にも女の子にも、ウケルこと間違いなし!の絵本です。

かわいらしい挿絵で、とても読みやすいです。紅葉した山々、コスモスや彼岸花、ススキといった秋の風景も楽しめます。

最後に「ねずみのすもう」の短編がついていましたが、こちらも本当はメインで読みたい好きな昔話です。すもうをとるかけ声がいいですね。

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自信を持っておすすめしたい 男の人の気持ち   投稿日:2012/12/08
つるのおんがえし
つるのおんがえし 文: 石崎 洋司
絵: 水口 理恵子

出版社: 講談社
「つるのおんがえし」といえば、てっきりおじいさんとおばあさんが出てくるものだと思っていましたが、この作品は違いました。

最初は約束を守っていた男の人でしたが、さすがに七日七晩飲まず食わずで機を織り続けているのですから、心配にならないはずがありません。
その心情が丁寧に描かれていて、単に「約束を破らなかったからいけなかったのだ」というには切なすぎるお話でした。

挿絵も、もの悲しいお話にピッタリの美しい絵だと思います。

最後の「ふるやのもり」、実は私が大好きな昔話なので、今回このお話メインの絵本がなかったのが残念でしたが、やはり面白いお話で楽しめました。
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自信を持っておすすめしたい 心あたたまるお話   投稿日:2012/12/08
かさじぞう
かさじぞう 文: 令丈 ヒロ子
絵: 野村 たかあき

出版社: 講談社
おおみそかの昔話といえば「かさじぞう」、今も昔も語り継がれる名作です。

家が貧しいと心も貧しくなりがちですが、このお話に出てくるおじいさんは本当に優しく、自分よりおじぞうさまのことを大切に思う心の持ち主、まさに心の長者です。
特に、傘が一つ足りないからと自分のてぬぐいまで差し出すところが、このお話の良いところ。
そして、売り物の傘をおじぞうさまにあげてきたと聞いて、「それはよかった」と喜ぶおばあさんもまた、すばらしいではないですか!
そんな二人だったからこそ、おじぞうさまからの贈り物が届けられ、正月が迎えられたという、なんとも心のあたたまるお話です。

挿絵も、版画風の癒される色彩で、おじぞうさまの表情も場面ごとに変わっているのも微笑ましいです。

最後に、十二支のお話が付いているのも、年末〜お正月に読むのにピッタリの絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 待ってました、そらのたび!   投稿日:2012/10/20
ペンギンきょうだい そらのたび
ペンギンきょうだい そらのたび 作: 工藤 ノリコ
出版社: ブロンズ新社
私も子どもも大好きな、工藤ノリコさんのペンギンきょうだいシリーズ第3弾。今回は空の旅、待ちきれずに早速購入し、ワクワクしながら読みました。

期待を裏切らない面白さ、絵が細かいところまで描かれていて、隅々まで堪能できる絵本です。

飛行機といえば機内食。工藤さんの描く食べ物は、毎回どれも本当に美味しそうです。特に、ドングリの形をしたクリームコロネ、食べてみたい!
三人がもらったおまけも素敵。おねえちゃんは、ちゃんとバッグにもらったキーホルダーを付けていて、細かいところまでさすが!

途中、乗り換える為に空港に降りますが、その空港お土産ロビーがまた楽しい!どれも美味しそう〜!ギンちゃん・・・みっけ♪

今回も、立派な紳士や犬連れの白クマ、友人の多いペンギンに赤ちゃん連れのアザラシ・・・いつものメンバーも一緒です。

それにしても、南の島から雪国へ、世界中に親戚がいるなんてうらやましい!次回作もあるのかな?今度はどんな旅になるのか、今からワクワクです。

最後、ペンちゃんのおまけがなんだったか、謎も解けてスッキリ♪
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自信を持っておすすめしたい 世代を超えて   投稿日:2012/10/11
まいごのどんぐり
まいごのどんぐり 作: 松成 真理子
出版社: 童心社
このお話を初めて知ったのは、Eテレでやっていた「テレビ絵本」でした。
あまりの感動に、図書館でも何度も借りましたが、やはり手元に置いておきたいと、今秋ついに購入しました。

あらためて、本当に素晴らしい絵本です。
ドングリと小さな男の子との話ですが、それぞれに年月を経て成長していくので、すでに絵本を卒業してしまった年代の子どもさん、あるいは大人でも十分感動できます。

コウくんにとって、ケーキと名付けられたドングリは、宝物というより親友に近い存在。
春、初夏、梅雨、夏、それぞれの季節を一緒に過ごし、そしてまた秋・・・そのどの場面も、美しい色彩で描かれています。
そして、ドングリを無くした場面の息を飲むような真っ赤な夕日・・・

ドングリは成長しながらも、コウくんのことをいつも見守ります。
小学校に入学し、中学生になり、町もどんどん変わっていく・・・
それでも、ドングリはコウくんのことを思い続け、コウくんもまたケーキのことを忘れていなかった。
変わりゆくものの中にあって、変わらずにあるもの・・・

そして、奇跡のような再会。
「うれしいことです。うれしいことです。」
涙なくしては読めない名作、世代を超えて沢山の人に読んでもらいたい1冊です。
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自信を持っておすすめしたい 秋、やきいも、なかなおり。   投稿日:2012/09/05
やきいもの日
やきいもの日 絵・文: 村上 康成
出版社: 徳間書店
オレンジ色に、空を見上げる女の子の大きな瞳が印象的な表紙・・・「やきいもの日」というタイトルも心惹かれます。

お話は、ケンカした友だちと仲直りする話なのですが、とにかくその心理描写がお見事!タイトルのやきいもが、効果的に描かれています。

ケンカして、イライラ、トゲトゲ、悲しい気持ちが、甘いやきいもを食べるうち、だんだん優しい気持ちに変わっていきます。最初は味も分からない、一口二口食べるうち、そのおいしさに気付く・・・

ほかほか温かいやきいもが、冷たくなった二人の心も温めてくれ、我慢していた気持ちを溢れさせ、素直になれた気がします。

真っ黒な手で涙をふきつつ、二人で笑いながら食べるやきいも・・・本当においしかっただろうなぁ。

全ページを通して描かれる秋色の色調も素敵で、秋に読むのにピッタリの絵本です。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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