ある家族が古い家を買いました。みんなでペンキをぬりなおすことにしましたが、それぞれ違う季節を思い描いて色を選ぶので、どんな色でぬったらいいのか、なかなか決まりません。そこで、お父さんがいいことを思いつき……。最後には、はる・なつ・あき・ふゆ、 すべての季節に合った、とてもすてきな色の家になります。さて、何色でしょうか。 色のふしぎをデュボアザンが楽しく描いた、50年前の作品です。いきいきとした線と色が美しく、くりかえし読みたくなります。
デュボアザンのおしゃれでかわいらしい挿絵に惹かれて手に取りました。ページを開くと、たくさんの「いろ」が目に飛び込んできます。
4人家族が、引っ越した家を自分たちで塗り直すことにします。「はるには合うのは赤」「夏にはきいろとむらさき」「秋は茶色と青」「ふゆにはクリスマスカラーのオレンジと緑」などそれぞれアイディアを出しますが、どれも素敵で決めがたく・・・でも最後には結論が出て、とても素敵なお家になりました。
素敵な色合いの挿絵を、うっとり眺めてしまいます。季節ごとに家の色が変わるというのもいいなと思ってしまいました。 (クッチーナママさん 30代・ママ 女の子8歳、女の子5歳、男の子2歳)
|