寒い冬の夜。はりねずみのうちのストーブがこわれました。そんな時、りすもストーブが故障したので、泊めてほしいと言うのです。 確かに、からだを寄せ合っていていればあたたかいのですが、りすには、はりねずみの針が痛くて寝られません。そこで、ふたりは、ふわふわ毛皮のアンゴラうさぎのうちを訪ねました。
表紙の動物たちのそれぞれの表情がなんともいえず 気持ちまで温かくなってくるようですよ。
パステル調の色づかいの見返しが、トゲトゲのくるまっている毛布のようです。
今年の冬(2010〜2011)は厳冬ですね。
娘と二人おふとんにくるまって、この絵本を広げ、読み終えたら電気を消して「ぬくぬく ぬくぬく」と言いながら くっついて眠ります。
娘もこの愛らしい小動物たちのくりひろげる物語をとても気に入った様子です。
親も子も平和な気持ちになれる1冊です。 (soyosoyowindさん 40代・ママ 女の子3歳)
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