
母親の何かをする時の、好みの方法・仕方を見せてくれます。姉妹編『ぼくのすきなやりかた』と同時に読むと、面白さが倍増します。


前に一度読んだことがあるのに、読み返して更に一層良さが伝わってきたーって、感じでした。
この絵本は、読む前に絶対裏表紙の解説を読んでみてください。その方が面白さが倍増されます。
主人公は男の子のお母さん。
母親の立場として、「わたしとしては、○○なのが、すきなんだけれどね」と、息子に伝えます。
例えば、栄養バランスのいい食事をとって欲しいとか、毎日コツコツ練習して欲しいとか、トイレにたった時にいちいち探さないで欲しいとか…。
その時々のページを見ると、大概の母親が一般的に思っているようなことを描いてくれています。その描き方も、五味さんらしい上に、「そうそう」とうなずきたくなるセリフ。
とっても楽しい絵本でした。
姉妹編の「ぼくのすきなやりかた」もあります。 (てんぐざるさん 30代・ママ 8歳、3歳)
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