8歳の息子と読みました。
イラクのバスラという町の図書館員のお話。
2003年にバスラの街に空爆が開始されました。
図書館の本を守るために、一人の女の人が立ち上がります。
空爆でいつ自分の身がどうなるか分からない非常時。
私なら、本よりもまず自分と家族の安全を、と考えてしまいます。
命がけで本を守った主人公の女性の勇気と情熱には、本当に頭が下がる思いがします。
そして、その後、バスラの街がどうなったのか。
主人公のアリアさんは、図書館が無事に再会したのを眼にすることができたのか、
その後の話がとっても気になった私と息子でした。
どうかアリアさんの諦めない気持ちが、実を結んでいますように・・・。