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花さき山」 その他の方の声

花さき山 作:斎藤 隆介
絵:滝平 二郎
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1969年
ISBN:9784265908202
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,471
みんなの声 総数 103
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11件見つかりました

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  • あなたも

    • ミロさん
    • 40代
    • その他の方
    • 愛知県

    あなたも
    花を咲かせますか。

    妹のために我慢をした。
    その心がきれいな花を咲かせた。
    我慢をすれば花さき山の花が咲く。
    こんな犠牲があったから、この山は存在している。

    それでいいのでしょうか。
    誰かのために我慢する。犠牲になる。
    それは良い行いと言えるでしょうか。
    ほかに解決する方法がなかったのでしょうか。
    子どもに間違った我慢をうえつけるような気がします。

    僕が我慢すれば、クラスのみんなが楽しそう。
    花さき山にきれいな花が咲くでしょうか。

    投稿日:2002/12/17

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    6
  • 誤解を受けないか…

    文学作品として客観的に楽しめる大人には、おすすめです。
    切り絵も美しく、ジーンと心に響きます。

    ですが、子どもには、どうでしょうか…

    ボランティアの方が幼稚園や小学校低学年のお話し会で、この絵本を読まれることもあるようで、驚いています。

    子どもは絵本を、主人公と同化し、その世界に入りこんで楽しみます。そのことが心の栄養となり、心の成長の糧となると思います。

    もし、自分さえ我慢すれば…と、自己犠牲を良いこととして受け入れたら、悲しいです。
    もちろん人生には仕方なく自己犠牲が必要な時もあると思います。でもそれは最善の解決策ではないのです。

    貴重な子ども時代には、もっと愛されることの喜びに満ちた、心から納得できて、人生の励ましになる絵本と出会ってほしい。

    これは、お酒や辛い食べ物を大人はいいけど、子どもに与えないことと同じと思います。(そういう意味で★一つにしました。)

    もし同じ作者で、小学校や幼稚園で集団に読むなら「モチモチの木」の方が、絶対いいです。

    投稿日:2017/09/01

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    5
  • やさしくなれる一冊

    • フワワさん
    • 20代
    • その他の方
    • 愛知県

    ふもとの村の人間が誰かの為に辛抱してひとついいことをするごとに花さき山という山に一本ずつ花が咲くというお話。
    私が小学校の時に教科書で知り、暗記してしまうほど大好きになったお話です。
    花さき山に住む山姥がその山に来た娘に聞かせる語り口調でかかれており、とても読みやすく、読むうちにやさしい気持ちになって自分もいい事をして花を咲かせたいなと思わせてくれるはずです。

    投稿日:2002/04/24

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    1
  • ステキな絵本

    山姥が出てくるので、怖いお話かと思っていましたが、とてもステキな絵本でした。
    誰かのために我慢したり、親切にするとき、感謝とかお礼を求めているわけではないけど、どこかでちょっと期待してしまいます。
    ですが、目に見えて報われなくても、自分が親切にしたことで、どこかで美しい花が咲いているかもしれないと思えるだけで、心が満たされる気持ちが伝わってきました。

    投稿日:2024/01/22

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    0
  • 何回読んでも泣きそうになります

    やさしくてせつなくて、人間っていいなと思える本です。

    花さき山の花は、人間のやさしい心が咲かせています。
    迷い込んだあやに、やさしく山姥が語りかけます。
    自分より他の人のことを考えるやさしい人のせつなさや涙が花を咲かせるのだと。
    山姥は何でも知っていました。
    あやがどんな思いで花を咲かせたかも、同じようにせつない気持ちをもっている人がいることも。

    他の人のことを考えて、自分は我慢するって、難しいです。
    でも、みんなが周りの人のことを考えることができたら…と思います。もちろん、涙をのんでそうせざるえないときもあります。
    そんなとき、あやみたいに「今、花さき山で花が咲いた」って思えたら、前向きになれるし、もっとやさしくなれると思いました。

    実は、子どものころは絵が怖くて読まなかったのです。大人になってはじめて読んで、こんなにやさしい話だったのかと…。
    それ以来、私みたいに怖がって手に取らない子もいるので、山姥の代わりとばかりに機会があればよみきかせをしていますが、何回読んでも泣きそうになって困ります。

    あやと同じ10歳の子どもたちに読むことが多いです。
    自分では絵本はあまり読まなくなる年齢ですが、静かに耳を傾けていました。
    終わっても誰もしゃべりません。しばらくして、夢からさめたように話し始めました。
    斉藤さんと滝平さんの魅力に改めて気づかされました。

    投稿日:2010/06/03

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  • 愛とは何かということ

    • 大湖さん
    • 60代
    • その他の方
    • 神奈川県

    『花さき山』の内容は、ひとに尽すために自分を捨てることの美しさという一点につきます。ささやかな愛の行為が、目には見えない山に人知れず花を咲かしてゆくという話は、作者の斎藤隆介氏の創作だと思いますが納得がゆきます。絵は切り絵で簡潔なようでいて、くっきりとして忘れられない印象を残してくれます。

    投稿日:2010/04/12

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  • 涙が出ます・・・

    切なくて、でも心温まる、癒し絵本です。
    山姥は本当は真実を知っている、怖さも優しさも持つ老女で、
    噂という不確かさの中に、あやは真実を見出だします。
    それが花さき山。
    花は誰かがどこかで悲しみ耐えていると咲く・・・
    花の数だけ人の愛がある。
    私の花も咲いているだろうか・・・と考えてしまう、
    思いやりを思い起こさせるお話です。
    切り絵がその美しさを引き立てています。
    心に残る、必ず持っていたい絵本です。

    投稿日:2009/03/14

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  • 私はこの本を読んでとても感動しました。
    「自分のだめだけではなく、人のためにする」と花さき山に一輪のきれいな花が咲く。大切なメッセージをこの絵本から受け取ることが出来ました。
    特にあやが妹のために着物を我慢するシーンが印象的です。あやの気持ちを考えると本当に切ないけど、その代わり「おまえはえらいね」と、花さき山ではあやのために赤い花が一輪咲きます。
    自分が人のためにしてあげることで、我慢しなければならないとき、どこかでそのことを見守っていて自分を褒めてくれる存在、それが花さき山なのかも…と思います。

    私は学童保育で子ども達に読み聞かせしましたが、子どもたちも真剣に聞いてくれ、その目には何か感じ取っているようにも思いました。子ども達だけでなく、大人にもおすすめの絵本です、ぜひ読んでみて下さい!

    投稿日:2008/02/20

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  • あやは、「妹のそよに着物をつくってやれ」と自分はがまんした。双子のお兄さんは、お乳を弟にゆずって涙をいっぱい目にためていた。この優しさが、花咲山にきれいな花を咲かせたのよ。本当は自分もほしかっのに、がまんしたんだね。
    人間の優しさとはこんなにのせつないものなのですね!

    あやさんの咲かせた花は。とてもきれいです
    心が嬉しくなりました。
    あやさん
    ありがとう!

    滝平二郎さんの版画は、すてきです。

    いつまでもいつまでも
    大切な本です
    みんなに
    愛される
    花咲山に
    乾杯!

    投稿日:2006/04/06

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  • あたたかい心が育つ本

    あたたかい心や寛大な心の大切さを説いた本だと思います。人々は些細なことで嫉妬したり恨んだりします。あと少し心に余裕があれば互いの存在を認め合えるのに…もったいない限りです。人としての生き方を子どもと一緒に考えられる本だと思います。また影絵的な色遣いも魅力です。

    投稿日:2005/04/01

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