「こわいわるいうさぎ」のお話にでてくる悪いうさぎも、相当のワルだなあ、と思いましたが、こちらの2匹のねずみ、トム・サムとハンカ・マンカは、その上を行く大胆不敵さで、娘も私も驚いてしまいました。「ここまでやっちゃうの?」っていうくらいのすごさです。娘は、おままごとが大好きで、小さなおままごとセットも大事に扱っているので、この2匹が、かんしゃくを起こし、おもちゃのごちそうを手当たり次第に壊してしまうのを、固唾を呑んで見つめていました。
でも、最後には、ちゃーんといいことも! 娘も、そんな2匹の様子に、顔を輝かせていました。子どもだから、もちろんいたずらは楽しいんだけれど、やっぱり、いいことをすると「気持ちがいい」とか「うれしい」という思いのほうがずっと強いんだなあ、ということが感じられて、親としてもうれしかったです。
(編集部注:洋書版「The Tale of Two Bad Mice」に寄せられたレビューです。)