わすれられないおくりもの」 みんなの声

わすれられないおくりもの 作・絵:スーザン・バーレイ
訳:小川 仁央
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1986年10月
ISBN:9784566002647
評価スコア 4.77
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みんなの声 総数 181
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181件見つかりました

  • 素敵な人生の送り方

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    『アナグマは死ぬことを恐れていません。死んでからだがなくなっても、心は残ることを知っていたからです』の一文に惹かれました。
    アナグマは自分の死期が近いことを知っていたのです。アナグマが残した手紙が素敵でした。「長いトンネルのむこうに行くよ」と。
    アナグマさんとのたくさんの思い出が残された者たちの心を支え、彼等の心の中で生き続ける存在となることを教えてくれました。
     

    投稿日:2020/11/15

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  • 死と向き合う

    みんなから慕われていたアナグマ。
    そんなアナグマが残したもの。
    アナグマのように、死を恐れることなく、受け入れ、美しく去ることが出来たら、
    そして、みんながこんなにも故人をしのんでくれたら素敵だなぁと思いました。
    死をテーマにした絵本はまだ子供たちに読んだことがないので、この絵本も読んでみたいですが、
    子供にはやや抽象的かな?
    大人にはとてもいい絵本だと思います。

    投稿日:2020/06/29

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  • 深い味わいの絵本。

    有名な絵本ですよね。
    この世に生を受けた限り誰にでも必ず訪れる死。
    それをどう受け入れるか。
    実際には悲しく切なく、そう簡単にわりきれるものではないでしょう。
    思い出は死なない。
    少しだけ勇気と希望を与えてくれる絵本にも思いました。
    老若男女関係なく、考えさせられる素敵な絵本です。

    投稿日:2020/01/09

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  • 年を取ったあなぐまの死を通して、あなぐまが残してくれた大切なものを動物たち皆で語り合い、共有し、支え合うお話でした。生前のあなぐまは、生活に必要な知識や技術を色々な動物に教えていて、若い動物たちの面倒をよくみてくれる素敵な人だったのだと思いました。

    投稿日:2017/08/30

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  • 宝物となったみんなの思い出

    年老いたアナグマは、後に残ったみんなのことを心配しながらも
    トンネルを抜けて旅立ってゆきました。
    そして残った仲間たちには、みんなそれぞれに、アナグマに教えてもらったいろいろな思い出があり、それは、みんなの素晴らしい知恵となっていました。
    思い出を話し、アナグマをしのぶことで、みんなは、また希望をもって
    生きてゆけるようになったのだと思います。
    年老いた優しいアナグマは、みんなの心の中に生き続けるのだと思います。

    投稿日:2017/03/05

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  • 秀作

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    みんなに愛されていたアナグマが死んでしまう。初めは皆悲しみにくれるばかりだったが、アナグマとの思い出を語り合ううちに、アナグマが自分たちに遺していってくれたおくりものに改めて気が付き、心が温かくなる・・というお話。
    ストーリーも絵も正統派のいい絵本という感じで、秀作だと思います。
    子どもより大人の心に響くかもしれません。私は祖母を思い出しました。大切な人との死別を経験した人ならだれでも、この本には感じさせられるところがあると思います。子どもにもそのうち読んであげたいです。

    投稿日:2016/11/13

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  • 死がテーマの絵本と聞いて、怖いのかな、悲しいのかな・・・
    どんな話なんだろうと構えて読みましたが、最初のページで、肩の力がすっと抜けました。
    身近な人がなくなった時の、寂しくて心に空いた穴が少しずつ埋まっていく様子を描いてくれている絵本です。

    身近な人の死を経験して、時間とともに、思い出を語れるようになる。
    ネクタイの結び方であったり、料理であったり・・・。
    絵本を読みながら、亡くなった祖父母や身近な人との色んな出来事を思い返して、そうだったなぁと、感じました。
    いろんなエピソード、出来なかったことが出来るようになったきっかけなどを思い返し、笑顔で思い出を語れるようになった時に、亡くなった方からの贈り物だと気が付く。

    子供に「死」ということをわかりやすく伝えてくれる本でもあり、大人も、心温まる絵本だと感じます。

    まだ、子供は小さいので、子供には読み聞かせていませんが、もう少し大きくなって「死」というものを理解したり疑問に思ったときに読ませてあげたい絵本です。

    投稿日:2016/10/07

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  • 自分で余韻に浸りながら読んだ方が良かったかも

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子4歳、男の子1歳

    よくお薦めされていたので図書館で借りて読んでみました。

    素晴らしいお話だとは思います。

    ただ、4歳の子にはやはり早かった気がします。
    また、読み聞かせもいいけれど、
    まずはゆっくり自分で余韻に浸りながら読んだ方が良かったかもと思いました。

    「死」についてもまだよくわかっておらず、
    文章も長いので、
    最後まで聞いただけでも立派で、
    もう少し大きくなって
    またゆったりと親子で読んでいきたいと思います。

    投稿日:2016/09/28

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  • 死というもの

    「天寿を全うした」
    まさにそんな感じでした。

    十分に長生きし、みんなから慕われ、きちんとじぶんの思いも遺すことができた。

    死というものは、周りにも大きな影響を与えます。
    最初は、深い深い悲しみ。
    でも、時間が経てば、思い出されるのは、いい思い出ばかり。
    アナグマの一生が、どれほど幸せなものだったかが伝わってきます。

    逝く側と残される側、両方の想いを感じることができる、素晴らしい物語でした。

    トンネルを走り抜ける姿。
    16年間家族だった愛犬が亡くなった時、同じような夢を見ました。
    わすれられない思い出をたくさん残してくれた愛犬。
    晩年、動くこともままならなかったので、自由になれたんだなと、少しほっとしました。

    投稿日:2016/06/24

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  • アナグマの死

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    アナグマの死。
    残されたみんなはアナグマのことおもう…。
    死について考えさせられました。
    残されたものがアナグマの死と向き合い、アナグマが遺してくれたものに気付くっていいお話ですね。
    今はまだ幼い子供ですがもっと大きくなったら何か感じてくれるかな。

    投稿日:2016/05/18

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