思わず期待してしまう長谷川義史さんの作品。
もちろん、一筋縄ではいかないじゃがいもストーリー。
北の国から八百屋さんにやってきたじゃがいもファミリーですが、
家族離散という「かなしいはなし」なのですが・・・。
このファミリーの名前に思わず突っ込みたくなります。
じゃーむす、じゃっく、じゃじゃりん、いもーぬ、じゃいそん、じゃがりーぬ!
後半は感動の再会!ですが、なるほど!です。
なるほど、こう考えると、じゃがいもって、いろいろな料理に使われていますね。
しかも、子どもたちも大好きメニュー!というのは納得です。
思わず、お弁当用に作りたくなりますね。
巻末にはじゃがいもポテトくんの歌の楽譜まであります。
そもそも、長谷川義史さんがこの歌を基に、この絵本が作られたようですね。
中川ひろたかさん作曲ですからとても楽しそうです。
気持ちよさそうにライブしている長谷川さんの姿が目に浮かびます。
もちろん、絵本も負けてはいません。
さりげなく展開しているサブストーリーのタコ騒動。
八百屋のおじさんがひいきにしている球団もわかります。
要チェックです。
幼稚園が登場するので、そのあたりの子どもたちにぴったりだと思います。
ちょっとした食育もなるかもしれませんね。