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成長する仔牛の一年をイメージ豊かに、仔牛の歓喜と見守る周囲の自然や生き物の祝福をこめて描いた見事なファンタジー絵本。
五味さんの絵本はもう、ほとんど網羅していると思っていたのに、まだ知らない作品がありました!しかもめっちゃ面白い発想だし!!
牛が登場します。ずっと1冊牛の絵です。
牛の話なのですが、1年の季節を楽しめる仕掛けがたっぷり描かれています。
こういう発想で絵本を作られるなんて、やっぱり五味太郎さんはすごいな〜と、改めて思いました。
「春がきます
雪がとけます
土がかおをだします」 ← (ここまでは私でも想像できました)
問題はこの後の展開です!!
「草が芽をふきます」
そりゃ、春になれば草木が芽吹きますよ。でも、こう来たか〜と思いましたね!!
そして、最後の展開へ進んでいくのですが、オチがまた可愛かったです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子11歳)
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