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100万回生きたねこなかなかよいと思う ママの声

100万回生きたねこ 作・絵:佐野 洋子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1977年10月
ISBN:9784061272743
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,905
みんなの声 総数 305
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  • 私が飼ってたねこはどうだったかなあ

    100万人もの人が、かわいがったのに、だれのことも好きじゃなかった
    ねこ。最後に、のらねことなって自分のことを好きになり、白いねこのこと
    も好きなり、もう、けっして生きかえらなかったねこ。
    よかったなあって思うけれど。
    でも、自分が飼っていたねこのことを考えると、どうかなあって
    思ってしまいます。私はそのねこのことが大好きだったけれど
    もし、そのねこが私のことをちいとも好きなんかじゃなくって。
    どこかでにくたらしく(笑)生き返っていたならば。。
    娘が本棚から「これを読んで」と持ってきた絵本だけれど、娘には
    あんまりわかんなかったかもしれないです。
    でも、それでいいよなって思います。
    だあれのことも好きになれなかったりして何度も生まれ変わっちゃう
    ねこの気持ちを4歳児がわかったらちょっと怖いものね。
    白いねこがしんで、ねこがわあわあ泣くところだけはとても印象に
    残ったようで、よかったなって思います。大切な人がいなくなったら
    泣いちゃうよね。

    投稿日:2011/12/02

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  • 誰かを愛せる幸せ

    • 多夢さん
    • 60代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子24歳

    様々な絵本を読んできました。
    すぐに感想をかける絵本もあれば、
    この絵本のように、なかなか感想が書けないお話もあります。
    胸が締め付けられる思いがあったからです。

    100万回も死んで、100万回も生きたねこの話です。
    100万人の人がそのねこを可愛がり、ねこが死んだときは皆泣きました。
    しかし、ねこは飼い主が大嫌いで、1回も泣きませんでした。
    ねこは、「愛」を知らなかったから。

    ねこは、はじめて誰のねこにもならなくて、
    自分が大好きなのらねこになりました。
    そして、白いねこに出会い、「愛」を知ります。
    「愛」を知った時、それは「悲しみ」も知ることになりました。
    白いねこが死んだとき、ねこは100万回も泣きました。
    私ももらい泣きしました。

    そして、100万回も生きたねこも、生き返ることがなくなったのです。
    100万回も生きたねこですが、ようやく、本当の愛を見つけたのかもしれません。

    内容は深く、読むたびに色んな感じ方が出来て、奥深い絵本です。

    死や愛などの意味が分かる年齢にならないと、難しいお話かもしれません。
    私だったら、子どもに読み聞かせするのは無理かも。
    この話は、中学生以上から大人にかけての人が読むといい絵本なのかもしれません。

    投稿日:2025/02/20

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  • ロングセラー

    超ロングセラーの絵本です。佐野洋子さんの不思議な独特の世界観があります。人生経験の豊かな大人こそ、いろいろ感じて、人生について考えさせられる絵本ではないでしょうか。何年たっても色あせない魅力がありますね。

    投稿日:2024/08/27

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  • 猫の絵本であって猫の絵本でない

    感想:結婚のお祝いにいただいた絵本ですが、子供に読み聞かせ始めたのは1歳になってから。

    それでも1ページ読み終わる前にペラペラページをめくってしまって最後まで読めたのは2歳になってから。

    きっと娘は表紙をみて【猫の本】だと思って持ってくるけど、読んでみると【猫の本】ではないとおもうのだと思います。

    私自身、はじめてみる絵本ではないはずなのに、命や愛の深いお話だと読み聞かせをして初めて気づきました。

    現在3歳、気付いてもらえる時まで、気長に読み進めていきたいとおもいます。

    ページ数:30

    文字数:多め

    投稿日:2020/05/13

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  • 幼少期からずっと印象に残っている本の1冊です。
    なぜか定期的に読んでいるのですが、あらゆる感情が湧き出てきて、感想が表せません。
    なんて言って良いのか、ほんとにわかりません。
    ハッピーエンドでもバッドエンドでもない感じで、ずっとモヤモヤが残っています。
    いまだに答えが見つからない1冊です。

    投稿日:2020/02/09

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  • この本は、読むたびに発見のある本だと思います。

    自分以外に興味がなかったねこが、ありのままの自分を受け入れてくれる存在に出会い、自分の命よりも大切なものを見つけ、ずっと側にいたいと願う。
    永遠には側にいれないことを知り、はじめて自然の摂理を受け入れる。

    人生や愛、幸せをテーマにしたストーリーはとても深く、読み手の立場によって、感じ方も変わってくるのではないでしょうか。

    一度ではなく、何度も何度も読みたくなる。
    そんな魅力のある本です。

    投稿日:2018/11/28

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  • 子どもの時読みたかった

    • かえ3さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子4歳、男の子1歳

    私が大人になって読んでよくわからなかったので、子どもが生まれたら読んであげようとずっと思ってました。子どもが「死」ということがわかるようになったので、今回読み聞かせてみました。

    が、読みながら私の涙が止まりませんでした。
    自分よりすきなものができて、ようやくねこの気持ちが理解できるようになったからかもしれません。
    そんな母を見ながら娘は「白いねこはなんで死んじゃったの?」とそれだけが気になるようでした。たぶん、この本のことをよくわかってないけど、それでいいんだろうなと思いました。娘に自分よりすきなものができたときに読んでくれたらいいな。それまでこの本は大切に本棚にしまわれるんだろうなと思います。

    投稿日:2018/11/23

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  • じわじわと

    名作ということで今までに何度か子どもに読み聞かせておりました。前回より子供も私も(?)成長したのか、じわじわ心に沁みました。ねこのお話ですが、私は話の中のネコがねこに見えませんでした。自分の人生はどう生きたいかなと考えさせられます。何回も死ねないから尚更ね!

    投稿日:2018/11/15

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  • テーマは「愛」だけじゃない

    名前だけ知っていた、「100万回生きたねこ」。
    愛がテーマという批評を見たことがあったのですが、私個人の意見として、「愛」だけではないなと思いました。
    ねこは、ずっと誰かの飼い猫でした。王様だったり、普通の人だったりと様々な飼い猫経験をしますが、飼い主のことを好きだったことはありません。
    可愛がってもらっていますし、いい暮らしもしています。でも、嫌いなんですよね。
    野良猫の人生がきたとき、自由に生き生きと過ごします。
    その先に、恋愛をし、自分より大事なものを見つけます。
    このお話は、愛だけでなく、自由の素晴らしさも伝えていると思いました。

    ちなみに、100万回というフレーズに、この猫どれだけ長い時を記憶しているのか疑問に思いましたが、途中でインパクトのあるフレーズ!とわりきりました。

    投稿日:2018/02/27

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  • 子どもも感じることのできる絵本

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子3歳

    何度猫が泣いても、ふんふんと聞いていた息子が、最後に最愛の猫がなくなり、自分も本当に死んでしまうというラストに大号泣しました。
    なにについて泣き出したのか、自分でもよく分からないみたいだけど、死について、愛する人をなくすということについて、分からないなりに心で感じるものがあったようです。
    日常生活の中で、複雑でなかなか味わえないような感情を絵本で感じることができるのってすごいな。と改めて絵本のすごさを感じました。

    投稿日:2016/10/07

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