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やなせたかし おとうとものがたり

やなせたかし おとうとものがたり(フレーベル館)

アンパンマンの作者やなせたかしが弟・千尋との思い出を綴った幼物語。

  • 泣ける

手ぶくろを買いに自信を持っておすすめしたい ママの声

手ぶくろを買いに 作:新美 南吉
絵:黒井 健
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1988年03月
ISBN:9784039633101
評価スコア 4.9
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みんなの声 総数 105
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  • 大好きなお話だけど・・・

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、女の子1歳

    私自身が小学生のときに国語の教科書で読みました。
    本屋で見つけ息子と一緒に読みたくなって購入してきましたが、
    息子はすでに保育園で紙芝居を見たことがあるようで、
    「このお話、ちょっと、恐ろしいんだよなあ」と
    コメントしていました。

    とても心暖まるいいお話なのに、
    5歳の息子的にはどこが恐ろしいんだろう?と思いましたが、
    たぶん、夜一人で知らない場所に買い物に行く狐の坊やを、
    自分と重ねてみていたんだろうなあと思いました。
    手袋を無事買い終えてお母さんの元へ帰ってくるまでは、
    息子もドキドキしていたに違いありません。

    一方の私は、子供の頃には思わなかったことですが、
    お母さん狐、いくら過去のトラウマがあるからって、
    子供一人で夜の街に買い物行かすなよ・・・と
    思ってしまいました。

    大人と子供では見方がとっても違うんですね。
    私はお母さん狐にちょっとガッカリしてしまいました。

    投稿日:2012/07/02

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  • 美しい絵

    新美南吉の、名作中の名作。
    いろいろ出版されていますが、
    私は、やっぱり黒井健さんのこの美しい幻想的な絵が大好きです。

    てぶくろを買いに、こぎつねを人間の町へ行かせる母さんぎつね。
    「にんげんはおそろしいものなのよ」と、いいきかせ。
    はじめてみる人間の世界。
    「おそろしい」はずの人間からうけた優しさ。
    人間の親子のあたたかい光景。

    ひどい目にあったことのある母親ぎつねと、
    人間にやさしくされた子ぎつね。
    どっちが本当の人間なのでしょう。

    きつねも人間も、親が子を思う気持ちは同じはずなのに。

    人間とどうぶつの共存をかんがえさせられる絵本でもあります。


    でも何よりも、あたたかみのある美しい絵が、
    この物語をより深みのあるものにしてくれていると思います。


    こどものころから、私の大好きな絵本です。
    こどもに初めて読んでみましたが、
    長いおはなしにも飽きず、何度も何度もよんでくれました。

    子供の心にも同じように、この美しい絵とお話が心に残ってくれるといいな。

    投稿日:2009/10/24

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  • ラストのつぶやき

    自分が小さい頃大好きだったおはなしです。
    いろんな方が絵を描いていて、何冊も絵本になっていますが、一番有名なのは、やはり黒井健さんのこちらの絵本なのではないでしょうか。
    優しい色合いの絵で、あたたかみを感じます。
    大人になってから読むと、ラストの母狐のつぶやきに、ちょっと考えさせられました。

    投稿日:2015/10/09

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  • 素晴らしい絵本

    寒い冬が狐の親子の住んでいる森にもやってきました。余りの寒さに子狐の手は冷たくなり、霜焼けを心配した母さん狐は、毛糸の手ぶくろを買ってやろうと思いました。しかし人間が怖い母さん狐は、町へと足を進められません。そこで坊やの片方の手を人間の子どもの手にし、坊やだけで買い物に行かせることにしました。ところがお店についた子狐は、間違って狐の方の手を差し出してしまい…。
    これか、ごん狐のどちらにするか迷い、こちらを買いました。冬の寒さと、母さん狐の優しさが、優しい柔らかい絵で、しんしんと伝わってくる素晴らしい絵本です。とても良いお話なのに、泣きたくなるのは何故でしょう。しかし娘には、夏に読んだせいか、いまいち伝わらなかったようです。寒くなったら、また読んであげたいと思います。

    投稿日:2009/09/30

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  • 味わい深い絵本

    「手ぶくろを買いに」のお話自体は自分が子どもだったころから知っていましたが、この絵本には、ほかのツールでこのお話を聞くのとは異なる味わい深さがあったように感じました。
    子ぎつねが間違えて本当は出してはいけないほうの手を出してしまったときのドキッとする場面が印象的でした。

    投稿日:2023/07/12

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  • 小学校の国語の教科書に載っていたので、私にとっても小さな頃から馴染みのあるお話です。

    こちらの一冊は、新見南吉さんの文章に日本語の美しさを感じ、冬の夜の幻想的な絵が添えられ、とても素晴らしい作品になっていました。

    6歳になったばかりの娘にはまだ難しい単語や言い回しが多くあったのですが、「どういう意味?」と聞かれて答えながら少しずつ読んでいきました。

    子狐が間違った方の手を差し出してしまったところでは、娘も「はっ!」とした顔をして心配そうにお話の続きを聞いていました。いつの時代も子どもたちを引きつけるお話なのだと実感しました。

    冬になったら必ず読んであげたいなと思う一冊です。

    投稿日:2021/01/11

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  • 人間はいいものかしら。

    子供の頃、教科書で読んだなぁという記憶がある懐かしのお話。新美南吉さんの不朽の名作ですね。
    こぎつねが、人間のまちに手袋を買いに行くお話です。
    かあさんぎつねから人間は怖いものだから、と聞かされ、必ず人間の手を差し出して手袋を買うんだよと教えられ、白銅貨を握らされたこぎつね。
    でも、間違えて、きつねの手を差し出してしまうんですよね。だけど、ちゃんとお金を持っていることが分かると手袋を売ってくれた帽子屋さん。
    更に、人間のお母さんの優しい声の子守唄を聞いたこぎつね。
    お母さんの知っている人間も人間だけれど、
    こぎつねが出会った人間もまた人間なのです。

    色々な方が、絵を描かれていますが、私はやはり黒井健さんの温かみのあるきつねの絵が好きです。

    投稿日:2020/12/20

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  • 冬に読みたい

    久しぶりにこのお話を読んでみたいと思い図書館で借りました。初めて知ったのは小学生の子供の頃、教科書に載っていたことでした。なんて素敵なお話だったのだろうと感じました。大人になり絵本が好きでいろいろなお話を読むようになって、教科書と絵本では感動がまた違いますね。イラストが優しくて、言葉もきれいで…息子にもこういったお話をたくさん読んであげたいと思います。

    投稿日:2020/12/23

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  • やっぱりいい

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子3歳、男の子0歳

    母がお気に入りで、自分用に持っていた絵本。
    私も絵や内容が好きで、
    また新見南吉は愛知の人というゆかりもあり
    (縁あって愛知に引っ越してきたので)、
    少し早いけど3歳の子に読みました。

    やはり内容は少し長く難しいので、
    子どもが最後まで聞けただけでも十分だったのですが、
    最後に「よかったね」と言っており、
    ああ読んでよかったと思いました。

    母親の気持ちからすると、
    子のために買いにいきたいけどいけないもどかしさ、
    子が無事に帰ってくるか不安な気持ち、
    人間への期待と不安な気持ちなど
    いろいろ考えさせられながら読め、
    やっぱりいい話だと思います。

    投稿日:2016/02/03

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  • 美しい物語

    この絵本は、娘のためにというよりも、私のために買った
    絵本です。
    小さい頃、眠る前に布団で、母がよく語り聞かせをしてくれた
    物語です。
    大好きなお話で、いつも心の片隅にありました。
    大人になって、この絵本にであったときに、とにかく美しい絵に
    ひかれました。
    黒井健さんのなんともいえない、繊細な線で描かれたきつねと
    風景は、何度見ても、心があたたかくなります。
    物語ももちろんですが、とにかくこの絵本は絵がおすすめ。
    4歳の娘にも、これから何度も話して聞かせていきたいと思って
    います。

    投稿日:2015/07/29

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