「おばけやしきにおひっこし」 ママの声

絵とその色遣いが印象的な絵本でした。
マージョリィがお化け屋敷に引っ越すお話なので、「ハロウィンらしいお話」でしたが、そこに絵の色遣いが加わり、さらにハロウィンらしい絵本になっていたように感じました。
加えて、お化けがかわいらしかったです！素敵な絵本でした。

『ふゆのようせい ジャック・フロスト』を読んだことがあり、
この絵本を読み終わった後で、このことを知ったのですが、
このお話と絵の可愛さは私のストライクゾーンです。

それに、なにより
訳が石津 ちひろさんなのも
大きいです。

『リサとガスパール』シリーズなど
読んでいて、子どもが話すような自然な言葉が好きで、
読みやすいし、感情移入しやすくて
石津さんの翻訳された絵本は毎回好きになります。

今回このレビューを書く前に
インタビューの記事を読んで納得しました。

小学校２年生の我が家の娘が，図書館でこちらの絵本を見つけ一人読みしました。
まだまだ絵本が大好きな我が家の娘ですが，こちらの絵本は１０月に読んだこともありハロウィンシーズンにはぴったりな絵本でした。
低学年の一人読みにぴったりな絵本に思います。

カズノさんの世界にはまった娘と読みました。主人公の女の子がおばけのいっぱいとりついているお屋敷に引っ越してきたのですが、そこはお化け屋敷で・・・というお話。いっぱいおばけは出てきますが、かわいいおばけばかりなので全然怖くありません。

ハロウィンのシーズンに、おばけの絵本だけど、あまりこわくないものを探していて、この絵本をみつけました。お化けの透け感が和紙のような独特の風合いを出しています。内容も女の子が実は魔女であるという設定で、おばけたちがあっというまに・・・・という展開で楽しめました！

ちょっとかわいすぎるかな、とは思ったけど、
はっきりとした絵で見やすそうだと思ったので
おばけ大好きな息子に読んであげました。
タイトルでしっかり食いつきました。

マージョリィがおばけやしきにお引っ越しをしてきました。
おばけ達を全く怖がることなく、お化けを次々につかまえて、
洗濯をして、キレイにしてしまいます。
そして、そのおばけ達を・・・！

見やすい絵とテンポの良い話で
楽しく読めました。

かわいらしいタイトルとオレンジの表紙に惹かれて図書館で借りてきました。
子どもって「おばけ」を怖がるのに、でも好きなんですよね〜（笑）。
主人公の女の子がおばけやしきにおひっこしをしたのですが、全く怖がることなく、むしろおばけをうまく使って生活していくシーンが展開されていて思わず笑ってしまいました。
こんな風におばけと楽しく生活できたらおもしろいでしょうね。
おばけの本はたくさん読んだことがありますが、この絵本は海外絵本らしく、新鮮な感じです。

おばけのお話しですが、全然怖くなくて、
版画の絵がとてもステキです。

白と黒とオレンジしか使われていないのに、
だからこそとてもインパクトありで、
文章も短く、読みやすく、分かりやすい。
それゆえ、想像力も膨らみます。
何度も読みました。

1歳くらい〜小学校低学年くらいまで
楽しめると思います。

絵本の内容だけでなく、絵本に使われている色もオレンジ色が主になっていてハロウィンを連想させる感じです。

マージョリィとねこのオスカーが引っ越してきた先は『おばけやしき』
登場したおばけを見て、子ども達からは、『え〜っ！』と驚きの声が出ました。
でも、この２人には全く問題ないんです。
２人の正体とおばけ達に向かっていく姿が楽しい絵本です。

同じ作者の『よるのとしょかん』がとってもよかったので、こちらを読むのも楽しみでした。こちらもオシャレな版画絵が素敵です。
オレンジと黒の背景に、白く透けるおばけがフワフワ。思わずさわりたくなっちゃうほどかわいいおばけです。そのおばけたちが洗濯されていろんなものになっちゃうのにはビックリでした。
ハロウィンの時期にピッタリのかわいい絵本。親子で大満足でした。