最近は世界の国々の翻訳絵本や、昔話・民話絵本が出ていて、検索してみるとびっくりします。
これはラオス・モン族の民話絵本です。
訳者はラオスの難民キャンプにボランティアスタッフとして参加している人で、この絵本に描かれているサルやカタツムリの刺繍画は、難民キャンプで生活している子どもたちが作ったものらしいです。
1冊の絵本で、その国のお国柄や、生活している人たちのことまで伝わってくるって、すごいことですね。
サルも、カタツムリも、とても子どもたちが作ったようには見えませんでした。
民話なので、日本の「うさぎとかめ」に似ていなくもありませんが、
たくさんのカタツムリたちが協力して、横柄なサルをやっつけるところはスカッとしました。
社会科の学習などでこういった絵本も取り上げてくれたらいいな〜と、思いました。