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100まんびきのねこ自信を持っておすすめしたい みんなの声

100まんびきのねこ 作・絵:ワンダ・ガアグ
訳:石井 桃子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1961年01月
ISBN:9784834000023
評価スコア 4.12
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みんなの声 総数 75
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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31件見つかりました

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  • 猫を飼うことにしたおじいさんとおばあさん。一兆匹の猫を連れて帰ったところ、猫たちは誰が飼われるかけんかを始めて…。
    絵もお話もシュールです。猫が好きな私にはすごくショックで子供には読めないと思いましたが、読み聞かせ等で定番だそう…。
    多分この本が伝えたいことは「うちの猫が一番かわいい!」。

    投稿日:2020/08/17

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  • 子どもの頃大好きでした。傑作。

    小1位の頃、はまった記憶がある絵本です。
    小4の娘が最近話題にしていましたが、ウチにはないので読んであげたことなかったなあと思い、ひとまず図書館で借りてきました。
    娘はこの絵本を「科学的に」検証した児童向け書籍で知ったようです。
    読んであげようと思ったら、自分で読み始めたので隣で一緒に読んでみたのですが…

    なんで私、あんなにこの絵本が好きだったんだろうとなんだかおかしく思いました。
    目移りしてあの猫もこの猫もと際限なく抱き上げるおじいさん。猫飼いの目線からすると、合計10匹以上の猫を軽々と抱えあげるなんて有り得んやろうと、妙に現実的な感覚で捉える自分を感じました。
    隣で娘も「草食べさせたの…!?肉食なのに…」などと言っていましたし…
    100万匹の猫たちが姿を消した時、おばあさんが発した言葉「きっとみんなでたべっこしてしまったんですよ」さらりとすごいことをおっしゃっていますが、子どもの頃はここは全く引っ掛からなかったなあ。昔話と同じ。リアルな共食いのシーンなんて想像しませんでした。なんだか魔法のように消えるべくして消え去ったイメージでした。
    どうにも収拾のつかない事態がきれいに収まり、ラストですっかり登場人物たちの願いが叶ったことに安堵していたのかもしれません。そしてまさにそれこそがこの絵本の醍醐味です。

    それにしても、幼少時の自分との感覚の差に納得がいかず、娘の感覚に引きずられて物語に集中できなかったのかもと思い、翌日ひとりで改めて読み直してみました。
    そして、ただ一匹残った痩せこけた猫のセリフにふと目が留まりました。末っ子で非力だと思われていた私が、実は力に満ちているのかもしれない、と、深層で感じ励まされたのだと、何の根拠もありませんが、そう思いました。

    今回改めて読み直してみて、子どもの方が物語を読み取る力が優れているというのを改めて感じました。
    ぜひとも子どものうちにこの素晴らしい絵本に出会わせてあげてください。…娘はリアルな猫に対する知識に、この物語を味わうことを少し邪魔されたかな…

    投稿日:2019/11/24

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  • 絵が素敵

    4歳次女が幼稚園で借りてきました。ページを開くとモノクロの世界。白と黒で描かれてる世界が素敵です。

    猫をほしがるおばあさんに、おじいさんは1匹だけを選べず、100万匹の猫を連れて帰るのですが、「1番きれいなのは?」というとみんなが手を挙げ・・・。でも、最後に1匹だけ残った猫は…。謙虚さの美しさのようなものをこの絵本から感じました。良かったです。

    投稿日:2014/01/18

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  • ワンダ ガアグは、アメリカの作家。見開きの絵がおしゃれだなあ。
    この絵本が白黒なのはいい。いろんな色の猫が出てきて、こんな猫かなって、自分で想像しながら、読み進めていくことができるから。
    猫たちが、けんかを始めて、食べっこしてしまったのには、ドキッとした。そして一匹だけ生き残った、やせこけた猫。無欲の勝利。
    この猫とおじいさんとおばあさんの幸せそうな絵がまたいい。

    投稿日:2013/11/28

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  • むかしあるところに・・・
    昔話のはじまりにひきこまれました
    石井ももこさんの訳もいいですね

    絵が白黒でレトロなところもねこがひゃくまんびきの描き方もすごいな〜

    おじいいさんとおばあさんの人柄がいいんです
    おじいいさんのおひとよしさ おばあさんのいさぎよさ 現実をしっかり考えているところ すきですね〜
     
    おじいいさんが 百万びきのねこを連れて帰ったときのおばあさんのいった言葉
    なるほど  賢いおばあさんですね

    百万匹のねこたちは みんな自分がいちばんきれいと主張するところ
    そして争ってみんな食べ合うなんて このおろかさ
    人間の愚かさを比喩しているのかも

    争いの嫌いな おじいさん、おばあさん

    オチが良いですね
       
    一匹のほねとかわばかりに やせこけた ねこが草に隠れていたんです
    このネコがなぜ 食べ合わなかったのか?
       
    作者のいいたかったことをこのネコが話してくれているようです

    おじいさんとおばあさんの幸せそうなラスト 好きです。
     ホッこりします

    そこに おばあさんの 編み物の毛糸玉で戯れるねこ おじいいさん
    なんとしあわせな平和な光景でしょう

    表紙と見開きの絵、なんて ステキなんでしょう!

    読み聞かせてあげたいお話しです

    投稿日:2013/03/14

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  • それでもねこが好き

    愛猫家にはチクリとトゲのあるお話です。
    二人暮らしの寂しい老夫婦が、ねこを飼いたいと思い、おじいさんがねこを探しに行きました。
    そうしたらこともあろうに100万びきものねこがいる丘に行ってしまったのです。
    おじいさんは1ぴきを選ぶことができません。
    ねこたちは自分が選ばれようとおじいさんに媚びます。
    媚びることもねこの習性でしょう。
    かくしておじいさんは、ねこの大行列とともに家に帰るのです。
    ねこが集団になったら恐怖のように思うのですが、ねこ好きの人は、許されるならばねこに囲まれたいのかも知れません。
    しかし、1ぴきのねこしか飼ってもらえないと知った時、ねこたちはどうしたでしょうか。
    ねこが肉食で残忍な性格も隠し持っている動物だったということを、あらためて知ることになるのです。
    ねこどうしの壮絶な闘いを想像したくはありません。
    ねこはしたたかでも、可愛いのです。
    最後に、どのねこからも相手にされなかった痩せこけたねこが一匹だけ残りました。
    老夫婦はそのねこを飼うことにして、幸せに暮らすという、ブラックなホームドラマではありました。
    命を救われた保護ねこも、実は暗い過去を持っているのでしょう。
    それでもねこは可愛いと思う癒やしの魔法にかかってしまった自分が、ちょっと笑えます。

    このようなブラックな作品を描く、ガアグさんですが、実は好きな作家の一人です。

    投稿日:2013/03/10

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  • かわいいようなこわいような(笑)

    古典で名作、とは知っていたのですが、読んだことがなかったので
    どんな絵本か知りませんでした。
    こんなに強烈な絵本だったのかー(笑)。
    猫好きとしてはねこでいっぱいになっているおか、たまりません。
    ぞろぞろぞろぞろついてくるねこも、たまりません。
    最後に残ったみっともないねこ・・もしかして?と考えると
    ちょっとこわい気もしますが、まさかね(笑)。痩せてるのだしね(笑)。
    娘も猫好きですので、一緒に大喜びしながら読みました。

    投稿日:2012/02/19

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  • 逃げるが勝ち!

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    猫が飼いたい老夫婦のうちに
    百万びき、−おく、−ちょうひきの猫がやってきました。
    本当は美しい猫一匹でよかったのに可愛さ、哀れさの気持ちで
    おじいさんが引き連れてきてしまったのです。

    しかしあまりにも多すぎ、これだけの猫に餌をあげるとなると
    我が家は崩壊する。そこで解決作は
    「猫たちで一匹を決める」
    しかしそれは悲劇を呼びます。
    猫同士が戦い、食い合いをするのです。
    あー、なんてことを。

    一匹もいなくなったかと思ったが隅のほうに隠れていた
    貧弱なみっともない猫がいました。
    戦って息残ったのではなく
    戦わずに生き残ったのです。

    それから老夫婦と猫は幸せに暮らします。・・・が
    なんだかさっきの猫の食い合いの衝撃が
    頭から離れずめでたしとは思えませんでした。

    投稿日:2011/05/15

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  • 確かに乱暴な展開だけど

    評判の絵本のようでしたので、2歳10ヶ月の息子に読んでやりました。

    猫の扱いを巡って、残酷だという意見が出てくるのももっともだと思いましたが、息子も私もそのあたりにはあまり構わず読んでいました。

    息子は絵を良く見ていて、最初のページでおじいさんとおばあさんが家の外に立っているのに、次のページでおじいさんしか出掛けていないことが気になったようです。家の煙突から煙が出ていることに気付き、おばあさんはその後家に入ってご飯の支度を始めたと納得していました。また、おじいさんが次々に出会う猫を抱えるシーンでは文章を聞きながら、どの場面かをあてていましたし、池の水を飲み干す猫にも感心していました。また、最後に残った猫が、ミルクを飲んでどんどん大きくなる様子にも気付いていました。

    大人は話の展開に気を取られ、それが自分の常識に照らしてどうかを考えがちですが、子供の絵本の読み方はまた違うのかなと思った1冊でした。

    息子が、話の内容をもっとよく理解するようになった時、どういう感想をもらすか楽しみです。

    投稿日:2011/02/20

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  • 奇想天外さが子どもにうけました

     絵本の古典。
     いかにも昔話しという、奇想天外さが子どもにうけました。
     朗読だけでも、子どもの想像力をかき立てる魅力のある文です。
     でも、私はこの絵が好きです。
     見開きいっぱいにおじいさんが丘を越え、涼しい谷間を通って、とても遠いところにある“ネコでいっぱいになっている丘”へたどり着くページが、よく伝わってきます。
     ねこたちがたくさんいる様子も、おじいさんの目に止まったねこちゃんの表情も可愛らしい。
     たくさん連れ帰ってきてしまったこの状況をどう収拾するのかと思ったら、…。

     子どもは、“たくさん”が大好きですね。
     5歳当時の息子は万・億という単位を知りませんでしたが、絵を見てその数の夥しさに興奮していました。

    投稿日:2010/01/11

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