新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

新刊
そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

  • かわいい
  • 学べる

りゅうのめのなみだ自信を持っておすすめしたい みんなの声

りゅうのめのなみだ 作:浜田 広介
絵:いわさき ちひろ
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1965年11月
ISBN:9784033020105
評価スコア 4.47
評価ランキング 10,622
みんなの声 総数 18
  • この絵本のレビューを書く

自信を持っておすすめしたい みんなの声から

みんなの声一覧へ

並び替え

12件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • ちひろさんの絵とマッチ

    娘が図書館でみつけました。
    「この絵本の絵、いわさきちひろさんの?」と。
    ひらがなも読むことができる娘ですが、「いわさきちひろ」の
    文字を読んだわけではなく、絵をみて気づいたようでそれがうれしくて
    借りてきてしまいました。
    この物語、遠い昔読んだとは思うのですがすっかり忘れていて。
    あらためて読んでいいお話だなあと思いました。
    いわさきちひろさんが描く男の子が、「やさしく素直で、でもきちっと
    芯がある主人公の男の子」と絶妙にマッチしていてすうっと入って
    いくことができました。
    娘は恐がりですので、りゅうが登場する場面ではびくびくしていましたが、
    見たこともないものを、人のうわさでただ怖がるのではなく、この男の子
    のように自分の頭で考え、判断できる人にいつかなってほしいなあと
    思います。もちろんやさしい気持ちも持って。
    手元に置きたい絵本です。

    投稿日:2011/08/14

    参考になりました
    感謝
    2
  • みなみのほうに くとつのくにがありましたとはじまります
    その国の山に竜が隠れていると昔から話されていたのです

    こわいりゅう おそろしいりゅう

    ふしぎなこどもは 竜の話を聞きたがり
    自分の誕生日にりゅうをよびたいとお母さんに行ったのです

    そして山へ出かけていくのです
    何日かして 子供は りゅうのほらあなを見つけたのです

    そして 自分の誕生日に来てほしいとりゅうにたのんだのです
    りゅうは鋭い眼をしていましたが 優しい子供の話を聞くと
    「ありがとう」と大粒の涙を流したのです・・・
    涙は川の流れになり 子供はりゅうの背中にのり町へ帰って
    きました  
    なんとそのりゅうは川に浮かぶ 大きな船に変わったのです

    浜田ひろすけさんのおはなしで いわさきちひろさんが絵をかきました
    心やさしいこどもにすくわれたのかな〜 

    投稿日:2023/11/20

    参考になりました
    感謝
    1
  • 感動しました^^

    小学校の先生のおすすめで読みました。その姿や雰囲気から、恐ろしくて危険なものだと思われ、人間から遠ざけられていた龍ですが、ある男の子だけはそんな偏見は持っておらず。その子の優しい心にふれた龍は感動して涙を流します。男の子のまっすぐな優しさが、挿絵の雰囲気とマッチしていて、読んだ後は心がほんわかと温まりました。

    投稿日:2017/05/26

    参考になりました
    感謝
    0
  • 自分も小さな頃に読んでいて、りゅうと少年の出会いに憧れていました。
    言葉の調子が美しいので小さな子で気持ちよく感じるらしく静かに聴くことができました。話の内容は少し難しいのかもしれません。
    5歳くらいからはどうしてりゅうが船になったのか、なんとなくわかるようでその反応が面白かったです。
    時間をおいて何度か読んでみると違った感想があり面白いと思います。

    投稿日:2016/06/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • 竜と子供

    人々から恐れられていた竜。でも、少年はかわいそうと言います。
    少年のやさしい心が、竜の気持ちを動かします。
    そして竜は、子供のために船になりました。

    やさしさは、ときに大きな動きとなるのですね。

    竜が船になることを、悲しい別れとも、子供達のための前向きな一歩とも受けとめられました。

    いわさきちひろさんの絵が、このお話の世界をよりよくしています。

    投稿日:2011/08/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子どもの純真な心

    誰もが怖がる竜に対して可哀そうだと思った少年がいました。
    誰もが少年の思いを不思議がりました。
    少年は竜をお誕生日に招こうと、竜のすむ山奥へ出かけます。
    考えると不思議な話です。
    この子の純真さをどうとらえていいのかわからない。
    しかし、竜にこの子の思いが伝わりました。
    竜の目に涙。
    涙が川になります。
    その川を竜に乗って家に帰る少年。
    竜はその形を変えて船になりました。
    純粋に考えるととても良い話なのだけれど、このような子がいたら私は止めるでしょう。
    純粋さと危険はちゃんと分けて伝えなければいけない。

    とはいうものの、いわさきちひろさんの澄んだ絵を見ていたら許せてしまいました。
    誰でも心を持っているのです。
    わかり合えると、嫌なこともなくなるのでしょう。

    投稿日:2010/12/21

    参考になりました
    感謝
    0
  • ある日、村中に怖いと伝えられ続けてきた「りゅう」に会いにいったこどもが知った「りゅう」の怖くなった理由は今ここにもある理由でした。
    今まで「こわい」と教えられてきた「りゅう」が怖くなるのは、みんなが怖いと思い込んでいたから。そして「りゅう」もみんなの怖いに付き合うことで誰からも話しかけられなくなります。
    心を開いてくれたこどもに向って「りゅう」が流す大粒の涙は川になって流れ出します。

    絵本は、モチーフが絵になっているから人やしつけを例にしやすいのだけど、まず自分を見直してほしくなります。
    例えば、汚い部屋と向かい合うこと。
    例えば、注意の仕方。
    例えば、気に入らない上司。
    絵本を子どもと一緒に読んだ後、自分の一週間を振り返れますか?
    この一週間でやってきた心無いことや、言い訳を心に思い出すことができたなら。
    そして、それについて反省できるなら、多分次の一週間も良くなるという気がします。
    そんな絵本です。

    実はこの本を私は銀行の待ち時間で読んだのですが、今、自分の部屋にいるというのに、本の散らばる床を見ることができないでいます。

    川になった「りゅう」の涙をさけて木に登るこどもを描いたいわさきちひろさんの絵がタッチがとても魅力的です。とても遠くの木に登っているはずなのに、今にも「りゅう」の背中に飛び乗りそう。

    投稿日:2008/09/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • こどもたちに伝えたい心

    • とむままさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子13歳、女の子11歳

    浜田廣介さんの廣介童話にあります。
    絵本だと、とても親しみやすいので小さいこでも読めるのではないでしょうか?

    龍は怖いものだ・・『○○すると龍がくるよ』と脅かすことにばかり使われている龍・・

    おばけやら鬼やらいろんな怖いものをたとえにしてしまうけど本当に怖いものなんだろうか??
    見た目で決め付けてはいけない・・
    人の話で決め付けてはいけないんだ。
    今の子どもたちにも伝えていきたいメッセージの内容だと思います。

    はじめて優しい言葉をかけられた龍のうれしさが伝わって涙も出てきました。
    自分を受け止めてくれる・・って本当に嬉しいことなんですね。

    お母さんがゆっくり読み聞かせするのにお勧めだと思います。

    投稿日:2008/03/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 純真な子供の愛。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子6歳

    山奥に住んでいる竜は、巨大で狂暴で人々に恐れられていました。
    ところが、この竜に同情するひとりの子供が現れ、自分の誕生日に竜を呼びたいと思い、山奥に出かけていきます。
    そして、その子供の勇気と愛によって、竜もまた、子供達のために、役に立とうと優しさを取り戻すのでした。

    この子供のなんて大きな勇気と愛でしょう。
    純真な子供の前では、どんな狂暴な奴でも、氷が解けていくように、冷たい心は解けていくのでしょう。

    子供が悪いんじゃない。
    既成概念でしか物事をはかれない大人が悪い。
    大人たちは、純粋な子供の心を見習うべきです。
    もっと大きな心で世の中を見ていけば、少しでも住みよい世の中になると思う。
    今の時代だからこそ、この物語は必要だと思うのですがどうでしょうか。

    投稿日:2007/01/25

    参考になりました
    感謝
    0
  • こんな子に──

    読んでいてほっとする温かな物語に、いわさきちひろの美しい水彩画が織り成す名作絵本。
    とにかく挿絵が美しく、恐れられていたわりには ひょうきんな顔の竜には愛着さえ湧いてきますよ。それだけに竜にはつい感情移入。一緒に哀しんで喜んで。
    大人が読むのもいいですね。その風言に騙されない、いつまでも忘れたくない勇気を、少年は教えてくれるのです。
    特に優しい子に育ってくれとは思っていませんが、こんな風に自分の価値観で物をはかれる子になってくれたらと思います。

    投稿日:2006/04/25

    参考になりました
    感謝
    0

12件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり / しろいうさぎとくろいうさぎ / びりっかすの神さま

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(18人)

絵本の評価(4.47)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット