「じいちゃんバナナばあちゃんバナナ」 みんなの声

主人公のバナナくんは、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの５人家族です。
バナナの世界は熟してからが本番で、皮に茶色いシミができればできるほど良いのです。
ある昼下がり、廊下におじいちゃんの皮が落ちていました。
おじいちゃんは、お風呂場で、ザバー、サバー。
出てきたおじいちゃんは、なんと！
チョコバナナになっていました。


人間の世界では老いをマイナスに受けとめがちだけれど、バナナの世界では、素晴らしいことのようです。
皮にできたシミは、熟した証。
熟してからが、人生の本番。
現に、チョコバナナになったおじいちゃんは、明るくはつらつとしています。
この絵本を読み終えたお子さんは、おじいちゃんおばあちゃんを見る目が変わりそうです。
そしてもしおじいちゃんおばあちゃんもこの絵本を読んだら、これからの日々を、より積極的により明るく過ごしそうです。

タイトルに惹かれて、手に取りました。
５人家族のバナナくん。
おじいちゃんとおばあちゃんは程よく熟してきて、皮にポツポツ茶色の斑点ができています。
食べ頃のバナナをおじいちゃん、おばあちゃんに例えるなんて、なるほどなと思いました。
おじいちゃんがバナナの皮を脱いでしまうところでは、びっくりしましたが、素敵に変身できてよかった。
今、家にある、熟しかけのバナナを、何かに変身させてあげようかなぁと思いました。

人間の歳の取り方とバナナが熟す流れをかけている絵本です。こういった絵本に出会ったのは初めてだったのでおもしろかったです。いろんな経験をたくさん積んで味わい深いおばあちゃんバナナのようになれたらいいなと思います。子どもも大人も楽しめそうです！

敬老の日のタイミングで読みました。
皮が脱いであった時は、この後どうなるのか気がかりでしたが、最後は面白くまとまり安心しました。
高齢者の私としては、読後、少し複雑な気持ちでした。
それは、まだ自分の年齢を自覚していないからかもしれません。
美味しく熟している立場を素直に受け入れ、楽しく過ごしたいものです。

５人家族で暮らしているのが、ちょっと羨ましく読みました。緑色のバナナの僕、黄色いバナナのパパとママに、茶色の斑点が出てきて円熟みをましてきたじいちゃんバナナとばあちゃんバナナですが、その歳相応に楽しんでいる様子にちょっと勇気づけられました。やっぱり、”今を楽しく生きる”ですね！

子どものバナナよりも、じいちゃんバナナ、ばあちゃん
バナナの方が断然おいしい！甘くてやわらかくて。
この絵本の中のじいちゃんばあちゃん達も余生を楽しむ
かのように（笑）、よりいっそうおいしそうなバナナに
変身します。変身していく様がとても楽しかったです。
しかし、こうやって変身した後はどうなっちゃうのだろう？
と思ってしまいました（笑）。やっぱり私のようなバナナが
好きな人に食べられてしまうのだろうか。

私も孫がいる　おばあちゃんですから、
タイトルを見て　読んでみたくなりました。
絵を見て　熟して斑点があるバナナを
おじいちゃん、おばあちゃん、その仲間たちに
見立てていて、とても雰囲気が出ています。
５人家族で　子供のバナナくんは　まだ青い。
おとうさん、おかあさんは黄色いバナナ。
元気なおじいちゃんですが、
バナナの皮が脱ぎ捨てられていて。。。
この場面には思わず
「大丈夫ですか？」という気持ちになりましたが
それからがとてもユーモアのある展開です。
熟したバナナと　歳を重ねていく人生、
そして元気で素敵な様子が
わかりやすく　私も元気が出ました。
小さいお子さんから　ご年配の方々まで
ぜひぜひ　読んでみて！ってオススメしたくなりました。

たまたまニュースで
『傘寿まり子』という
80歳の高齢者を主人公にした漫画がとても人気！
というのを観たばかり！！

なんというタイミングでしょう
この絵本も
じいちゃん、ばあちゃんの
パワフルな生き様！！を見せてくれるのです
「魅せてくれる」のかも！！

バナナのシュガースポット
成熟すると皮に現れてくる茶色い斑点を
お年寄りの雰囲気に感じたのかな？
その発想が、おもしろいです

私なんて、皮が脱ぎ捨てられた時点で
心配しちゃったのですが
それは、間違い！！

おじいちゃん、おばあちゃんとも素敵ですし
隣の方々、皆さんも・・・
頑固に？そのままの方もいらっしゃるのも
すばらしい！！です

「どんなじいちゃんばななになろうかな」って
憧れの存在になるって
ほんと、すごいことです

絵本を閉じると
・・・かわいいなぁ〜
絵も素敵です！！

年を重ねるのも
悪くないか！って思えるかも（笑