バスに乗るのが大好きな2歳の息子と読みました。駅前を出発したバスが、いろんな停留所で「ピンポン」と停まります。
読みながら、息子が何度も関係ない停留所でボタンを押してしまい、「すみません。まちがいです!」とバスの運転手さんに謝ったことを思い出して苦笑いしてしまいました。子どもは「ピンポン」となるあのボタン好きですよね。
懐かしい感じのする絵で、大人も楽しめると思います。バスの運転手さんが、バスを停めて忘れ物を届けてくれるかしら?と気になるシーンもありますが、田舎町のゆったりした雰囲気も感じられ、ほっこりする1冊です。