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みずいろのマフラー」 みんなの声

みずいろのマフラー 作:くすのき しげのり
絵:松成 真理子
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2011年11月
ISBN:9784494004584
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,513
みんなの声 総数 13
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  • 読みながら泣いてしまいました

    • キョッチさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子8歳

    転校生のヨースケは、力が弱くて、走るのが遅くて、算数も苦手。
    そんなヨースケはみんなに嫌な事を押し付けられても、戸惑いながら従い、それでも、いつもその子たちと一緒にいました。
    その子たちはヨースケをいじめている意識は無くて、ヨースケも一人ぼっちでいるよりは一緒にいてくれる友達がいてくれる方がマシで…。
    きっとそんな友達関係ってよくあるのかも知れません。

    でもそんなヨースケの姿を見かけたお母さんが『みずいろのマフラー』に託した想いに、読みながら涙してしまいました。

    途中までは「いじめ」がテーマの絵本かと思っていましたが、これは友情と親子愛の絵本です。
    たくさんの子供たちに読んでもらいたいし、是非、親子で読んでもらいたいと思いました。

    投稿日:2011/12/01

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  • 切ないお話です

    表紙の絵から、こんなに奥の深い絵本だとは思いませんでした。
    転校生のヨースケとシンイチやヤスオの関係はどうだったのでしょうか。
    親からはいじめに見える関係が、子どもたちのコミュニケーションだったのでしょうか。
    突然の不幸と、突然の別れと、手渡されたマフラーは、シンイチの心に重く響いたはずです。
    シンイチを一人称にしたこの物語は、大人にも問題を投げかけているように思います。

    投稿日:2019/10/28

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  • 親子で読んで欲しい

    いじめというほどではないけれど、
    何となくいじりやすい友達・・・という扱いをしていた少年達。

    何となく対等の扱いを受けていないというのを知ってしまった母親の怒りと悲しみが、
    少年達だけでなく、読んでいる方にも痛いほど伝わってきました。

    それでもヨースケが友達でいたいと思ってくれていた気持ちや、
    母親の切なる思いが少年達に押し寄せてきた時、
    きっと少年達はとてつもなく大きな成長をしてくれたに違いありません。
    人はこうやって成長していくのでしょう。

    親の目線でこの本を読むと、
    苦しい、哀しい、切ない気持ちが先に立ってしまいますが、
    子供の目線で読むのであれば、
    きっと子供達なりの友情も感じ取れるのではないかと思います。

    投稿日:2018/07/09

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  • これを読んで泣かない人がいるんだろうか。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子6歳、男の子3歳、女の子0歳

    もうね、涙が止まりません。家族の為にも健康でいないといけないなと思いました。表紙を見て、いじめっこ2人といじめられっ子の男の子のお話かと思いましたが全くそうではなく、完全に想像の遥か上を行く素晴らしい作品でした。星10個です!!

    投稿日:2018/01/24

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  • 切ない絵本

    くすのきしげのりさんの絵本が好きで借りてきました。

    このお話はとっても泣けるお話でした。転校生のヨースケとクラスの仲間ヤンチとシン。ヤンチとシンはヨースケにランドセルを持たせたり、からかいまがいのことをします。でも、ヨースケにとってはそんなにいやではなかったのかな?その現場をヨースケのお母さんに見られて、ヤンチとシンは怒られ、その日からヨースケは一人でいることが多くなり。

    でも、涙が出るのはこの後。怒ったお母さんも3人仲良くなれるように、3人おそろいの水色のマフラーを編んでいたんです。でも、そんなお母さんは病気で亡くなり。悲しいですが、素敵なお話です。涙は出ますが。

    投稿日:2017/08/10

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  • 母の愛

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    ちょっといじめなのかなとも思ったのですが、母の愛、そして友情が感じられるお話でよかったです。
    みんなと自分のこどもが仲良くできるように…と願う母親の心は同じ母親としてよくわかる気がします。
    「ライジング父さん」(←児童書です)という作品では彼らのその後の姿が見られますよ。

    投稿日:2015/05/02

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  • 親子愛と友情

    • お豆腐さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子7歳

    小学生になった息子と一緒に読みました。
    お母さんの愛と、友情の大切さが描かれています。小学校高学年の教科書にでてきそうな感じの内容でした。最後のほうは、涙なしでは読めませんでした。

    いじめているつもりはなくても、いじめになっていることもある、ということが描かれていて、読んでいると「ヨースケがかわいそうだ」と1年生の息子も感じたようでした。

    また、もう少し大きくなったら、一緒に読みたいと思います。

    投稿日:2014/07/18

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  • 読みながら、涙が出そうになりました。
    ヨースケの気持ちを考えて
    ヨースケのお母さんの気持ちを考えて
    ヤンチとシンちゃんの気持ちを考えて
    お母さん、どんなに心配したことでしょうね。
    手離しでハッピーエンドとは言えませんが、かすかな希望が感じられたのが救いだと思います。

    投稿日:2013/12/11

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  • 母の愛、友だちの重み大切さ

    友だちのあいだで弱い立場のヨースケ。そんな息子を見つめる母さんが「みずいろのマフラー」に託した想い。
    泣けて、泣けて、泣けて。途中から涙が止まらなくなり読むのに必死でした。
    子どもを想う母親の温かい気持ちがよく伝わってくる名作です。
    そして、友だちというものの大切さ、友だちの重みを深く感じる作品でした。

    『親はいつでも子どもの事を愛している』いうメッセージを伝えるために
    子どもたちに何度も読み聞かせをしたいです。

    投稿日:2013/08/17

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  • 心に響くもの

    娘はまだ小さいので、いじめとか、「いじめられていてもお友達だ」と
    思う心とか、身近な大事な人の死、についてよくわかっていないと
    思います。だからこの絵本は少し難しいだろうなあと思いながら
    読んであげました。
    それでも。
    よくわかってはいないながらも、なにか心に響いたようで、読み終わった
    後、だまって、しんみりとみつめあってしまいました。

    ぼくらも。ぼくらだって、でもきっとヨースケのことが気になったから
    一緒にいたんだよね。だから、最後には反省して泣いちゃったんだよね。
    ヨースケのおかあさんだって心配になりながらも、でもきっとそんな
    こともわかってたからみずいろのマフラーを編んだんだよね。
    そんな風に思います。

    娘も、お友達のことをいじめたりからかったりなどせずに、仲良く
    できる子になってほしいなって思います。

    投稿日:2012/01/20

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