パンケーキをたべるサイなんていない?」 みんなの声

パンケーキをたべるサイなんていない? 文:アンナ・ケンプ
絵:サラ・オギルヴィー
訳:角野 栄子
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2011年12月
ISBN:9784776404880
評価スコア 4.52
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みんなの声 総数 32
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32件見つかりました

  • サイが意味すること

    意味深長な絵本だと思います。
    家の中にサイなんていないと言ってしまったらおしまいなのです。
    子どもには見えているサイを、一緒に共感できる大人でなければ、子どもと寄り添うことなどできないという教訓なのでしょうか。
    子どもが突飛なことを言うとき、確かに子どもの心にはサイがいるのです。
    精神的なお話しを、笑い話にしているところがすごいです。
    親は子どもと向き合わなければね。

    投稿日:2022/03/18

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  • ちょっと不思議な、でも考えさせられるお話

    • ててちんさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子5歳、男の子4歳

    パンケーキが大好きな、むらさき色のサイが家にやってきた。
    パパやママに話しても、ちゃんと聞いてくれない。
    サイが家にいるのに気付きもしない。

    ・・・最後まで、本当にサイがいたのかな?それとも、全部女の子の想像のお話なのかな?
    そんな不思議な気持ちで読んでいました。

    でも、そんな事はどっちでもよくて、ちゃんと子供の話を聞いてあげよう。子供が見つけた大切なこと、楽しいことを、ちゃんと見てあげよう、と思える絵本でした。

    うちのぼっちゃん二人はまだ幼いので、他のレビューであったような女の子への共感はありませんでしたが、ただただ、むらさき色のサイとの不思議な出来事引き込まれ、最後に出てくる新しい動物に大喜びしていました☆

    投稿日:2020/09/30

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  • むらさきいろのサイ

    • イヨイヨさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    もうすぐ3歳の娘が大好きな本です。お話というよりも、絵のおおきな むらさきいろのサイが好きなようで、じっくり見入って何度も何度もせがまれて読んでいます。
    主人公のデイジーは、ママとパパがちっとも私の話を聞いてくれない と始まるお話です。読み聞かせする親としては、ちょっとギクっとさせられる冒頭です。
    デイジーとサイが仲良しになって、おしゃべりしたり遊んだり、時には共に涙するシーンも気に入っています。
    線が全部紫色で描かれているので、紫色が印象的なとてもかわいい絵本です。

    投稿日:2019/03/06

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  • 課題図書

    図書館の棚で目にとまり、絵がかわいくて、タイトルも面白そうだなぁ、と思って借りてみました。3歳2ヶ月の息子のためですが、これ実は、小学生低学年の課題図書になっていたんですね。

    物語は易しく、とても楽しかったです。
    息子も気に入ったようで、毎日「これ読んで」と持ってくるほど。
    タイトルを読むと、「いるよね〜?」とおかしそうに私の顔を見ます。物語に入ってくれているんだな、とうれしくなります。

    この物語を好意的に受け取った我々親子ですが、某大手通販サイトのレビューをたまたま目にしたところ、そうでない人たちも少なからずいることを知り驚きました。改めて絵本ナビのレビューを拝見すると、こちらでは圧倒的に好意的に受け入れられている・・
    絵本好きの方が集まるサイトの評価が好意的であって安心しました。

    中には深読みなさる方がいるようですが、親に感動や反省を促す趣旨の本ではないと思います。(結果、反省する人はそれでよいのですが)
    親も童心にかえって、単純に物語を楽しめばいい。そう思います。

    息子はラストに登場するのピンクのシロクマさんの存在がとても気になる様子。
    次はどんな物語が始まるのかな?想像がふくらみますね!
    ナルホド、課題図書になるわけだ〜。

    投稿日:2017/01/16

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  • 話を聞いて

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    子供の話を聞いていない親。私も毎回子供と向き合って話を聞いているか?と言われると…。
    子供目線だとやはり話を聞いてもらえないって辛いですよね…。
    こんなむらさきいろのサイが家にやってきたら、さすがに気付こうよ、親!(笑)。
    最後はハッピーエンドなのですが。

    投稿日:2015/10/29

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  • 親はドキッ!

    パパもママも私の言う話を聞いてくれない!

    どこの家庭でも親なら誰もがドキッとする一言じゃないかなと思います。

    娘は横で聞きながら素直にカバの行動にクスクスしていましたが
    私はついついカバは想像なのかなぬいぐるみなのかな
    などと勘ぐってしまっていました。

    デイジーがカバをどうやって家族のところに返してあげようと
    いろいろなアイディアを練るところが
    子供らしくてとても可愛らしい一場面だと思いました。

    同じシリーズの「バレエをおどるいぬなんていない?」
    もぜひ読みたいと思います

    読み聞かせ時間は6分ぐらいでした

    投稿日:2014/02/06

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  • 子どもの話、ちゃんと聞かなくちゃ!

    • だかりんさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子7歳、女の子4歳

    平成24年度青少年読書感想文全国コンクール低学年の課題図書。
    というわけで、内容にも興味があって、読んでみました。

    子供向けなんでしょうが、親に向けてのメッセージもあったりするのかな〜と思いながら読みました。私も「台所にサイがいる」なんて言われたら、聞き流してしまうと思います。毎日こんな調子なんだろうと思うと、無理!

    でも、「忙しい」って言葉はやっぱり良くないですよね。
    たまには、子どもの話にゆっくり耳を傾けなくちゃと反省しました。

    お話もいいのですが、絵がとってもかわいくて素敵。紫色のサイっていうところがとてもきれいでいいと思いました。
    そして、最後に出てくるピンクのシロクマ。こちらもかわいい。

    子どもは、続きがあるのかな?なんて言っていました。

    投稿日:2012/08/20

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  • パパママ話を聞いて!

    2012年度青少年読書感想文全国コンクール低学年の課題図書にあげられていたので読みました。おしゃれな色使いのかわいいイラストの絵本です。
    デイジーのパパとママはいつも忙しいとか後でと言って、デイジーの話を聞いてくれません。「ちょっといそがしいの」「おとうさんに言って」などのセリフが確かに自分とそっくりで、耳が痛かったです。一緒に読んでいた5歳と8歳の娘たちも、自分のパパとママと一緒だと思ったらしく、顔を見合わせて笑っていました。
    家に動物園から逃げ出したサイがやってきても、パパとママは話を聞いてくれないので、しかたなくサイと二人で遊ぶデイジー。そのうちとってもなかよしになります。でも二人はお別れしなければならず・・・デイジーと抱き合いながらサイがむらさきいろの涙を流すシーンでは、胸がキュンとなってしまいます。
    我が家では小学生の長女より、5歳児の次女の方が反応がよかったです。サイが寝そべってソファーの椅子が壊れてしまうところがお気に入り。ピンクのシロクマくんの存在もとても気になるそうです。
    最後の子供部屋のシーンで、デイジーのベッドの上に、読みかけの本があります。この本は、同じ著者の『バレエをおどるいぬなんていない?』という本のようなので、こちらも読みたくなりました。

    投稿日:2012/07/20

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  • 親としては・・・反省

    親としての目線で読むならば、耳が痛く反省するばかりです。
    ちゃんと子供の話を聞いてあげなくては、いけないですよね・・・

    今年の課題図・低学年の部4冊を、読んでみたのですが、子供はこの絵本が一番気に入ったそうです。
    感想文を書くかは未定ですが、課題図書選出は、新しい本を手にする良いきっかけとなったと思います。

    投稿日:2012/06/28

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  • 次のお客様は・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    絵本が大きくてイラストも表情が良いです。
    お話の内容も、大人が反省すべき点が含まれていて、多くの子供たちの共感を得るものです。
    デイジーは大人が信用してくれない間は、むらさきいろのサイと楽しくすごします。
    そうです、サイはデイジーのお話をじっくりと聞いてくれるのです。
    サイを返すための奮闘は楽しいものです。
    そしてラスト、次のお客様が・・・・
    お話はストーリーも長いので5歳児くらいからお勧めですね。

    投稿日:2012/03/07

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