パット・ハッチンスの絵本が大好きだ。
からっとしていて、ユーモアに富んでいて、この世界や人間の矛盾を愛してくれる。
いたずらかいじゅうビリーはシリーズ化されている人気作品。
その名の通りいたずらばかりする弟ビリーを姉のヘイゼルからの目線で描かれており、姉と弟のあるあるエピソードが満載。
ビリーのおかげで家の中はしっちゃかめっちゃかになるが、それを怒ったりするのではなく、見守り受け止める家族の姿が愛おしい。
しっかりもののヘイゼルがお姉さんだから我慢しなくちゃいけない場面も、決してイヤな気持ちになんてならないし、どうしたらいいんだろう?と考える空白があるところが最高だと思う。
ラストはヘイゼルが知恵を発揮し、またひとつお姉さんになる姿がユーモラスに描かれていて、とても微笑ましい。
楽しい絵本です!