2歳10ヶ月の息子に読んでやりました。私は小学生の時に読んだので少々早いかな?と思いましたが、パンの絵本を探していたので、つい手にとってしまいました。30年たって読んでも本当にかわいい本です。
からすのパン屋さんに赤ちゃんが生まれ、その赤ちゃんにおかしとして与えていたB級品のパンがお友達にうらやましがられる結果に。それをきっかけにパン屋がまだ大繁盛するというお話です。
昔と変わらない素朴さがありますが、いろんな形のパンを作ったところが一番息子には楽しかったようです。もっとおもしろいところはあると思うのですが、今は言葉とモノが一致し、それがパンになっている、というところに面白さを感じるのですね。
2歳には、この本を理解するには早すぎるかもしれませんが、どんな年齢層にもどこか楽しめるポイントがあるんだということを改めて教えてくれます。そのうち全部を理解できるときがくるとおもうので、それまでは息子が楽しんでいる視点で一緒に楽しんでやろうと思います。
面白い形のパンでお子さんとコミュニケーションをとりたいという方にはオススメですよ。