なかなか設定が面白いなぁって思いました。
自分自身「お兄ちゃん」っていう自覚はあるし
弟が大きくなっていくことも理解して、それも喜んでいる。
だけど、自分はいつまでもタマゴのままでいいやって思っている。
何となく、その気持ちわかるような気がします。
でも、それって子どもは実際なかなか口には出せないんですよね。
「お兄ちゃんなんだから」
そんな風にやっぱり色々といわれて
甘えたくってもついつい我慢しちゃう。
いつまでも赤ちゃんでいるのはかっこ悪いよ、
なんて言ってしまうけれど
お兄ちゃんだってまだまだ甘えたいお年頃。
たっぷり甘えて、気が済んだら
立派なお兄ちゃんになろうかな、みたいな。
これも悪くないじゃんって思っているラストは
思わずニッコリ&ホロリとなってしまいそうでした。