
詩人・谷川俊太郎の言葉と、グラフィックデザイナー・粟津潔の絵による絵本。まるの王さまと自称するお皿が、シンバルが、タイヤが、ボールベアリングが次々と登場し、次第にまるは真珠やオレンジ、運動会の玉ころがしの玉、トンビの輪になり……。「まる」という存在を機軸に奇想天外に展開していく鮮やかな絵は独特の魅力を放ち、そこに詩人の言葉がテンポよく寄り添います。「かがくのとも」1971年2月号の限定復刊。

ビビットな色合いの独特なタッチのイラストが気になり、手に取りました。
お皿、シンバル、タイヤに真珠。
いろんなまるいものたちが、それぞれに好きなことを呟いています。
みんな我こそが「まるのおうさま」だと思っているようで……。
世の中にあるまるいものの不思議やエネルギーを感じる作品。ラストの谷川俊太郎さんの訴えかける詩が素敵でした。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子21歳、女の子19歳、男の子16歳)
|