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自信を持っておすすめしたい 裏方にスポットライトを当てた絵本  投稿日:2011/11/25
ゾウのエラちゃんシリーズ(3) エラのがくげいかい
ゾウのエラちゃんシリーズ(3) エラのがくげいかい 作: カルメラ・ダミコ
絵: スティーブン・ダミコ
訳: 角野 栄子

出版社: 小学館
大好きな絵本で、この本が絵本ナビにUpされるのを心待ちにしていました!

人前で何かを披露したりするのは苦手なエラは、先生から学芸会の告知を受けて悩み、試行錯誤します。そんなエラもふとしたところから素晴らしい力を発揮して、みんなを支える裏方に喜びを見出します。

価値観が多様化した現代。
自分が一番目立つことや、優れている事を競い合ったり、主役や重要な役を分け合ったりすることではなく、敢えて人目に出ずに裏方に徹することにも素敵にスポットライトを当てたことに革新的なものを感じました。

大人になれば当然理解していることですが、別に人前で華々しく何かを披露出来ることだけが全てではないんだということを、子供に分かりやすく伝えてくれるストーリーです。

また、イラストの南国のような明るい世界観も清々しいです。
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ふつうだと思う 涙腺は刺激されるけど、結末にはピンとこない…  投稿日:2011/11/25
ビロードのうさぎ
ビロードのうさぎ 作: マージェリィ・W・ビアンコ
絵・訳: 酒井 駒子

出版社: ブロンズ新社
傑作ということでよく目にする絵本で、うちの絵本棚にもあります。

あまりに傑作ともてはやされ、王座に君臨しているこの本に星三つで水を差して申し訳ない気もしますが、私には本当に星三つでした。

大切にされたおもちゃ=本物

というこの絵本独特の概念…それは別に構わないんですが、だからと言って本物の生身のウサギになれるか?と言うと、飛躍し過ぎでどうしてもそこはつながらない。

絵本だから奇跡があるのは問題ない。
だけど、生身のウサギになれることがこのウサギの切望した願いだったという訳でもない。ここが私にとって重要なんですよね。本人が切望したことが叶ったというならばそれは夢があってよかったのかもしれませんが。ウサギ自体、本物の意味が分かっていない。

結末としてはそれも一つの在り方で問題ないんですが、傑作かと言われると…未だにピンときません。

実際問題絶対に有り得ない話なのに絵だけは非常にリアルで、そして場面一つ一つの色彩が非常に暗い。そこに突拍子もない奇跡が起きるので、そのアンバランスさに違和感を感じるのかもしれません。

ストーリーが重く、絵がリアルで暗いトーンなら、奇跡はもっと想念的なものであった方がしっくりくる。

子供に読んでやるのに、リアルな世界観の絵を見せながら、あまり有り得ない話を伝えたくない…という気持ちです。

扱っているテーマが『命』に関わる場合は特に。

例えばフランダースの犬のラストや、幸せの王子、マッチ売りの少女など、死後の世界や来世で幸せになることが予想できるような余韻を残す終わり方だと、子供にも奇跡について想像の余地があるんですが、生身のウサギに変身してしまうとイメージがそれ以上広がらないんですよ。

本物のおもちゃとは、その子供の心に永遠に生き続ける、というような扱いだったらよかったかな…。

なんだかんだ言っても泣ける話なのは間違いないんですが。
捨てられ燃やされるという展開には泣けても、捨てられる前日に本物に変身するというラストに涙が引っ込む感じでした。
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自信を持っておすすめしたい クリスマスのワクワク感を凝縮した一冊  投稿日:2011/11/25
クリスマスのおかいもの
クリスマスのおかいもの 作: たしろ ちさと
出版社: 講談社
これは買ってよかった!
クリスマス前から毎日毎日繰り返し読んでやっても子供を飽きさせない素敵な絵本です。

ストーリーは単純明快、仲良しのお友達同志クリスマスパーティーを開く為に町へ買い物へ行き、飾りつけをし、料理を作り、プレゼントを交換して……そして眠りにつく。ただそれだけです。オチはありません。

しかし4人(動物ですが)のキャラクターそれぞれの個性を生かしたプレゼント選びの様子がほのぼのしてとても微笑ましいです。またそれぞれの特技もさりげなく描かれているんですね。

アヒルのがあお君がオシャレな洋服屋で葛藤する様子が特にかわいらしくてらまらないです。

商店街、食料品店、本屋、洋服屋、細部まで描写がとても凝っていて、クリスマス前のワクワク感を盛り上げてくれます。実際に自分もその世界で買い物しているような楽しさですね。

そして!があお君のコーディネートや、くまごろうさんのコートのボタン、はなちゃんの靴下など、作者のファッションセンスが光っています。

最後のページの4人のなんとも言えない至福の寝顔にとても癒されました。

サンタクロースももちろん出てきますが、このささやかな登場のさせ方が個人的にミソでしたね。

この絵本、子供達(?)のクリスマスなのに、その扱いから言ってクリスマス=サンタクロースではないんです。

サンタクロースの存在を子供にどう説明するかそれぞれの家庭で様々な方針があるかと思いますし、賛否両論あったり、何が正解とはなかなか言えない問題だとは思います。ただ、私にはこの本のサンタクロースの扱いがこれまでの他のクリスマスの絵本より一番しっくりきました。

否定はしないが、はじめからアテにしていない。あくまでおとぎ話のような存在だけど、もしかしたらどこかにいるのかも?という風な曖昧でささやかな扱いが我が家の方針と一致している気がしてより気に入りました。

※この本のサンタクロースの部分はあくまで個人的見解で、見る人によって意見は分かれると思います。
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ふつうだと思う これは評価が難しかった・・・  投稿日:2011/10/05
ながれぼし きらり
ながれぼし きらり 作・絵: *すまいるママ*
出版社: ヴィレッジブックス
手芸作品の絵の素晴らしさは何も否定することはありませんが、
ストーリーは賛否が分かれるところではないかと思いました。

一旦は究極の自己犠牲が描かれていますが、みんなで1ページ程祈るだけであっさり完全復活を遂げてしまうところ・・・違和感を感じました。

例えば完全復活ではなく、数年後?数十年数百年後?に復活するかも?みたいな見せ方とか、全く同じ星ではなく、別のもっと抽象的な物に生まれ変わるとか、・・・・なにがベストかは分かりませんが、そうすればもっと命の重みや、行いの尊さがストーリーの中で生きたかな、などと感じました。

そして、子猿!!
絶望ゆえの叫びなのは理解出来ますが、歯をむき出し拳を振り上げたイラストの雰囲気からすると、助けてくれなかったから即座に悪態をついたようにしか見えないんですね。

もうちょっとこの子猿が絶望の表情で叫んでいたら同情出来たんですが、きらりが力及ばずして助けられなかった事に対して、助けてもらえなければ悪態をつくという姿勢に、人間の(猿ですが)心の弱さゆえの醜さなどを象徴している気がして、綺麗なイラストと美しいストーリーの中に不快な棘のようにひっかかりました。作者は意図的にそのように表現したのかもしれませんが。なんというか、イラストの世界観とアンバランスに感じたんです。

幼児ならそんなところに違和感を感じることなく純粋に世界観を楽しめるかもしれません。

ストーリーは星二つで、イラストは星4つというところでした。
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自信を持っておすすめしたい 一通の郵便が届くまでの道筋を子供に知ってもらえる  投稿日:2011/10/05
ゆうびんやさん おねがいね
ゆうびんやさん おねがいね 作: サンドラ・ホーニング
絵: バレリー・ゴルバチョフ
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 徳間書店
心温まる粋なストーリーも、ユーモアが溢れた味のあるイラストも、文句なしに素晴らしいのですが、
一通の郵便がこれだけの働く人の手を渡って相手に届いているんだということを子供に分かりやすく教えてあげられるので、
その点でも本当に優れた作品だと思いました。

最後のページ、文なしで子ブタのイラストだけで全ての経緯を伝える手法も本当に洒落てますよね。素敵な余韻が残ります。

大人も充分に楽しめる一冊でした。

(ただし、2歳児には最後のベージだけでは残念ながら子ブタのイラストの経緯が伝わりませんでしたが・・・・)
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自信を持っておすすめしたい 同シリーズのミックスジュースより気に入りました。  投稿日:2011/10/01
ポポくんのかぼちゃカレー
ポポくんのかぼちゃカレー 作・絵: accototo ふくだとしお+あきこ
出版社: PHP研究所
ポポくんのミックスジュースも所有していますが、あくまで個人的な感想ですが前作で物足りなかった点等解消されてより進化した感じです。
ミックスジュースの方は擬音や感嘆詞が多くてそれを声にだして読むのが少々面倒だったんですが、こちらは無駄がなくすっきりしています。

一番の長所はカラフルなイラストのセンスで、それだけでも持っている価値がありますが、本作はストーリーも更にいいですね。

道徳的な見せ場があったり、オチがあるようなシリーズではありませんが、子供向け絵本としての完成度の高さで星5つにしてみました。

スプーンを持参して集まって下さいという現代の環境事情に則したエコ感覚(?・・・合理的で気に入りました)、他人の家にお邪魔してただ待っているだけでなく自然な流れでみんなで協力してカレーを作るという姿勢もなんだか好感が持てました。

一番主人公に感心したのが、2度目に流れ星を見た際、また願い事をするのではなく、願いをかなえてもらったお礼を言うところなど、感謝することも教えてくれます。

そして隠し味的に、キャラクターの様子をよく見てみるとどの動物どのセリフを言ったのかなんとなく分かるようになっているところも子供と語り合いながら読めます。

また、マイペースのカメもちゃんとカレーにありつけた終わり方も素敵ですね。
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自信を持っておすすめしたい 衝撃の一冊。  投稿日:2011/10/01
と・も・だ・ち
と・も・だ・ち 作・絵: ロブ・ルイス
訳: まつかわ まゆみ

出版社: 評論社
絵本という限られた容量の中に、これほど真理を凝縮出来た作品に初めて出会いました。
そういう意味で衝撃でした。凄い・・・・

引っ越してきたばかりの主人公。一緒に泳ぎに行く遊び友達が欲しいが、どの子とも気が合いそうにない・・・。友達を作るのが面倒に感じて家に帰ってきた主人公にお母さんが優しく諭す・・・・

日が暮れかけ、一人ぼっちで彷徨う主人公は、他人と何かを共有する喜びがない虚しさからもう一度努力してみようと思い至る。その主人公の心情の変化を、イラストが雄弁に伝えてきます。

他人の個性を頭から否定せず上手に受け入れることで、自分も他者から受け入れられ、世界が広がっていきます。

また、自分より頭がいい子とはつきあいたくない等、主人公の劣等感を絵本らしくオブラートに包んだりせず、正直に描いている点も新鮮さを感じました。

友達との付き合い方に関して、これは子供だけでなく、読み聞かせる大人も初心に帰らせてくれる一冊ですね。この本と出合えてよかったです。

私が子供の頃は、ステレオタイプな友達の概念を表現した絵本しかなく、他人の特殊な個性を受け入れましょうという姿勢は現代的で絵本も進化していると思います。
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自信を持っておすすめしたい ムーミンが自分探しの旅で得られた物は?  投稿日:2011/07/29
ムーミンのたからもの
ムーミンのたからもの 原案: トーベ・ヤンソン
文: 松田 素子
絵: スタジオ・メルファン

出版社: 講談社
シンプルな表紙のこの本を手に取ったのは、単に『ムーミン』ブランドだからというだけでしたが、読んでビックリ!子供にどうしても教えたい大切なことを凝縮して分かりやすく優しく丁寧に、また押しつけがましくなく描かれていました。


自分にはトレードマークが何もないことに気が付き、プチ自分探しの旅に出かけるムーミン。それなのに、何を見つけても他人を喜ばす事ばかり頭に浮かんでしまい、結局自分の物は何も見つけられない・・・・。

それこそが自分の長所であり、貴重なオリジナリティであることに気が付かずに、自然に行動するムーミンの素晴らしさ。

こんな思いやりを子供の頃からもし身に付けていたとしたら、それこそ貴重な財産だと思いました。

他人の幸せを思い行動することは、ひいてはやがて自分の幸せに必ず繋がるんだということを教えるのに、もってこいの一冊だと思いました。

私が子供の頃にはこういう絵本に出会えませんでした。
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自信を持っておすすめしたい 予備知識なく読んで号泣  投稿日:2011/01/08
なまずの駄菓子屋
なまずの駄菓子屋 作・絵: 池田 あきこ
出版社: ほるぷ出版
何の予備知識もなく、タイトルに惹かれて読んでしまったら、
想像もしなかった胸が締め付けられるような切ない展開に号泣してしまいました。

きつねの思いやり、なまずのおばさんの辛い心情、受け取り様によってはハッピーエンドと言えるとは思いますが、不思議で切ない余韻の残るラストシーン‥‥私にとっては珠玉の名作と言える一冊です。

どうしてだろう?と、ぐいぐい興味をそそり引き込まれる前半、後半はその疑問の理由を駄菓子屋のなまず自らが語るのですが、その語り口は切ないながらもどこか微笑ましく親しみが持てます。

不思議な名前が付いている駄菓子についての説明や、大雨で店仕舞いをすることになりその片付けを手伝う様子など、オリジナリティ溢れる細かい描写が物語の中でいきいきとしていて、ただの子供向けの絵本に留まらないリアリティのエッセンスになっています。

もちろんシリーズ通して、ピリッとスパイスの効いたミステリアスかつユーモラスなイラストも物語に深みを与えているのは言うまでもありません。

自分の今の立場が母親でなければもしかしたら号泣するというほどではなかったかもしれませんが、あまりに切なくて読んでいると今は本当に号泣してしまうので、まだ2歳の娘には読んでやっていませんが、人の痛みを知るということとそれに対する思いやりを非常に分かりやすく描いていて、子供に読んでやるのも断然自信を持ってお勧めする星五つです。
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自信を持っておすすめしたい 抜群のセンス  投稿日:2010/12/09
トゥートとパドル クリスマスは きみといっしょに
トゥートとパドル クリスマスは きみといっしょに 作・絵: ホリー・ホビー
訳: 二宮 由紀子

出版社: BL出版
サンタクロースがどうしたとかキモになるような言葉は敢えて使われていないところが非常に洒落ていますが、幼い子供には最後まで分かりづらいかも知れません。

ものすごい奇跡を、サラっと粋に描いています。

ですが、こういう洒落のセンスを子供のうちに鍛えておくのもいいかな・・・・などと思いました。

それにしても、イラストのセンスも抜群に素晴らしいです。

凍える屋外と、暖かな室内、吹雪の後の太陽がまばゆい朝・・・・、コントラストがいきいきと鮮やかで、温度や匂い、光りまでもまるで読み手もその場にいるかのように感じさせてくれる繊細な技術です。

リアリティ溢れる現代的な世界観に子豚や羊など表情豊かな動物達・・・・子供に見せるにも自分が楽しむにもよい絵本です。
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【連載】第2回「鬼遊び」シリーズ 廣嶋玲子さんインタビュー

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