TOP500

てんぐざる

ママ・50代・埼玉県、女の子25歳

  • Line
自己紹介
てんぐざるは、小学生の頃のあだ名です。(誰が心当たりのある方はご連絡くださると嬉しいです)

子どもたちに素敵な本やお話を届けるために、出来ることにはいろいろなことにチャレンジしていきたいなぁと、思っています。
好きなもの
本(特に物語)と、お芝居と、子どもたち。
ひとこと
今は、2016年の高校生向け課題図書『ハーレムの闘う本屋 :ルイス・ミショーの生涯 (あすなろ書房)』にハマってます。
知れば知るほど、知らなかったことが多くて、情けなくなります。
この機会にたくさんの中高生に紹介したいです。

てんぐざるさんの声

7746件中 5611 〜 5620件目最初のページ 前の10件 560 561 562 563 564 ... 次の10件 最後のページ
なかなかよいと思う 初期の作品だから?色が付いてる!   投稿日:2009/07/19
くまのアーネストおじさんふたりはまちのおんがくか
くまのアーネストおじさんふたりはまちのおんがくか 作・絵: ガブリエル・バンサン
訳: 森 比左志

出版社: BL出版
純粋に驚きました。私は先に「たまご」や「アンジュール」などを読んでいたので、タッチは先の作品と似ていますが、作品の取り組み方に大きな違いを感じたからです。
それに何より、色が付いてる!!

このシリーズは作者の処女作のシリーズだそうです。でも、第1巻がどのお話に相当するのか、今はわかりません。この絵本は何作目なのでしょう?後で時間があったら調べてみたいです。

くまのアーネストおじさんと、ねずみのセレスティーヌは、なぜか一緒に暮らしています。屋根裏部屋のような、小さいアパートで。
アーネストおじさんのセリフに「セレスティーヌ、セレスティーヌ」と、何度も出てくるので、この言いにくいフランスっぽい名前にすっかり舌が回るようになってしまいました。

決して今風ではありませんが、とても優しくて素敵な物語です。
もうちょっと寒い季節に子どもたちに紹介したいな、と思いました。
風情があるので、中学年から高学年向きかもしれません。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 自然と共存しているから描ける世界。   投稿日:2009/07/19
ぼくの鳥の巣絵日記
ぼくの鳥の巣絵日記 作・絵: 鈴木 まもる
出版社: 偕成社
とてもきれいで、丁寧に描かれていた絵本でした。
作者が自然を敬い、森の中で他の生き物たちと共存し、愛すべき鳥や動物たちを大切にしているからこそ、これだけ素敵な絵本を描く事が出来たんですね〜。

鳥が好きな人、動物が好きな人も、アウトドアとかは好きだけど、本を読むのはちょってね〜。なんて言う元気のいい男の子たちも、ぜひ、目にしてほしい1冊です。

1匹1匹の鳥の姿・しぐさ、どんな鳥がどんな風に巣作りするのかとか、とてもわかりやすく描いてくれています。
うちの子は、特に小鳥たちの卵に魅入られていました。びっくりするほどキレイで、まるで宝石みたいなんですよ〜。
私は、多種類ある鳥の巣に驚きました。
それぞれの鳥たちが習性に合わせて、ほんとによく考えた巣作りをしているんだと、感心しました。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う カルチャーショックは、花柄の   投稿日:2009/07/19
ぼくねむくないよ
ぼくねむくないよ 作: アストリッド・リンドグレーン
絵: イロン・ヴィークランド
訳: ヤンソン 由実子

出版社: 岩波書店
下の子は読み終わると、「う〜ん。好みじゃない」と、ばっさり切り捨てました。

イロン・ヴィークランドのイラストもかわいいし、お話も素敵なのに、しいていうなら、主人公の男の子が5歳って、事かな。
年齢が近くないと共感できないかも〜。

私は5匹の子うさぎ達のところが可愛かったぁ。
ちょっと、カルチャーショックだったのは、かわいいうさぎが、かわいい花柄のトイレ?微妙に中身も見えてる。
これは、いったい誰が片づけるの?それともおまる?
日本の絵本なら、おまるは描いても中身は描かないですよね。

幼稚園くらいの子どもたちだったら、きっと楽しく聞いてくれる!と、思います。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う のんびり屋・マイペース屋さんに   投稿日:2009/07/19
はなのすきなうし
はなのすきなうし 作: マンロー・リーフ
絵: ロバート・ローソン
訳: 光吉 夏弥

出版社: 岩波書店
一緒に読んだのは中2の娘です。
読み終えた後に「あぁ、よかった」とつぶやきました。後半、フェルナンドが闘牛場に連れて行かれてしまったので、殺されたりしちゃうかと思ったらしいのです。

なぜ、私が、下の子ではなくて、上の子にこの絵本を読んだかというと、フェルナンドと上の子の性格が似ていて、とてもダブったからなのです。
のんびり屋で、ふぁわっとしていて、闘争心がなく、いつまでも自分のしたいことをしている。似ています。
本人もちょっと似てるかもって、言ってました。

普通に幼稚園くらいから、低学年くらいの子どもたちが喜んでくれそうですが、やはり何といっても、のんびり屋さんやマイペース屋さんな子どもたちにぜひ、読んであげたい1冊ですね。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う マンガチックなイラストですが、楽しい話   投稿日:2009/07/19
スキャーリーのしょうがパンぼうや
スキャーリーのしょうがパンぼうや 作・絵: リチャード・スキャーリー
訳: くまがい こうじ

出版社: 金の星社
「しょうがパン」って、な〜に?下の子に言われました。
日本ではなじみの薄いパンですよね。
さすがに最近は言葉ではよく聞きますが、
「ジンジャー」入りのパンやお菓子が好きな日本の子どもは、少ないような気がします。

スキャーリーが描いている時点で、すごく対象年齢が低いような気がしました。
でも、元の昔話がとても楽しいものなので、マンガチックに描かれていても、それはそれで楽しく読めました。

こういう絵本は大勢の前で読むタイプではなくて、寝る前に、お父さんやお母さんに読んでもらうと素敵な絵本かもしれません。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 「涙」は「うれし涙」だった!   投稿日:2009/07/14
りゅうのめのなみだ
りゅうのめのなみだ 作: 浜田 広介
絵: いわさき ちひろ

出版社: 偕成社
このお話は、もともとあった浜田さんの作品の一つを「いわさきちひろの絵本」シリーズとして提供されたようです。

さて、作品自体ですが、うちの子は物語の舞台というか、設定が、なぜ中国みたいな国なのかが、一番疑問だったようです。
竜が出てくるお話だったので、お国柄的に、岩崎千尋さんが、舞台設定として考えたのか、それとも浜田さんの方から、「こんな世界に」と打診があったのでしょうか?

作家も、画家も、両方有名だと、一つの作品にするとき、どんな話し合いがなされるのでしょう?ちょっと、聞いてみたい気もします。


私は「りゅうのめのなみだ」という題名だけで、
竜が悲しみの涙を流すんだと思い、
ストーリー後半にさしかかって、
少年のことばに、竜が「うれし涙」を流しても、
あぁ、この後、この竜には何か悲惨な出来事が訪れるのよぉ。
それも、きっとこの少年の誕生日パーティーにお呼ばれしたせいで!
なんて、勘ぐっていたのに、題名の「涙」は「うれし涙」だったんですね〜。
そこがとても意外でした。
ですから、読み終わって、一番気がかりなのはこの物語のあとどうなったか、ということなのです。
少年と竜は「パフ」みたいに長年の友達になれたのでしょうか?
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ヨーロッパの山奥では、深く淋しい森の事   投稿日:2009/07/14
ちょっとまって、きつねさん!
ちょっとまって、きつねさん! 作・絵: カトリーン・シェーラー
訳: 関口 裕昭

出版社: 光村教育図書
2009年てい学年の課題図書ということで、
各本屋さんにコーナーが設けられていて、
その中でもひと際目を惹いたのが
「ちょっとまって。きつねさん!」でした。

どの本屋さんでも、手前の見やすい棚台に置いてあります。
たぶん、どの本屋の児童書担当の方も「素敵な絵本だ」と、判断したからなのかもしれません。

本文中の「…、ここは きつねと うさぎが おやすみなさいをいう ばしょだってことを?」気になりました。

というのも、最近グリム童話を読んでいて、ある物語にとても似たような言葉が出てきたからです。
「きつねとうさぎがおやすみなさい」を言い合いたくなるくらい、深く淋しい森の中の事って、事らしいです。
たぶんヨーロッパの山や森に囲まれた地方では、あたりまえように使われている言い回しなんだと思います。

うちの子たちは、ちょうど、このグリム童話を聞かせた後だったので、すごく自然にうさぎ坊やのセリフを受け止めていたように感じます。 

また、イラストもすごく表情があって、きつねの間抜けさが出ていて、笑っちゃいますよね〜。
特にきつねの口がすごい!と思いました。
(この作者、絶対犬を飼ってると見た!)
読み語りに使うなら、中学年でも、もしかしたら高学年でも面白いと思います。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 怒りのポイントは「窓から捨てた!」   投稿日:2009/07/14
アンジュール ある犬の物語
アンジュール ある犬の物語 作: ガブリエル・バンサン
出版社: BL出版
ガブリエルの作品は何冊か読みましたが、日本ではこの作品が一番有名なのかもしれません。(ナビでの感想の数も多いし)

前から自分の「読みたいな」リストに入れていた作品でしたが、今回は下の子が「読んでみたい」と、自分から言ってきたので、これはと思い、図書館で探してきました。
実は子どものやっている学習教材に、この絵本の紹介がちらりと載っていて、興味を持ったんです。

改めて全編に目を通して、彼女(下の子)の怒りのポイントは
「なんてやつだ!犬を車の窓から捨てるなんて!
 せめて、車を止めて、ドアからおろしてよ!」
横からつい「ドアからだったら、捨ててもいいの?」
と、聞いてしまいました。

字の全くないガブリエルらしい、デッサンみたいな「絵」で見せてくれる絵本です。
ですから小さい子でも、見ることは見れます。
が、やはり、この主人公のアンジュール(犬)が、捨てられ、どういう思いをしながら、方々歩きまわるのかを思い描くには、
年齢が高い方がいいかもしれません。
うちの子を基準にしては妙かもしれませんが、小学校中学年以上にお薦めします。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 色やリズムを感じるしりとり遊びでした。   投稿日:2009/07/14
ままです すきです すてきです
ままです すきです すてきです 作: 谷川 俊太郎
絵: タイガー立石

出版社: 福音館書店
素直に面白い絵本だと思いました。
実は最初図書館で見つけた時、中も確かめずに「谷川さんの本だから借りちゃえっ」って、ノリで借りてきたんです。
でも、当たりでした。
タイガー立石さんのイラスト、初めて見ましたが、インパクトがあって、楽しい絵だと思います。
一言でいってしまうとしりとり遊びを絵本にしたものですが、谷川さんが考えられているだけあって、言葉に色というか、リズムみたいなものが感じられて、すごく楽しかったです。
1ページ1ページの立石さんのイラストもこだわりがあるので、親子でゆっくり眺めてあれこれ話したり、他の言葉をつづけて遊んでみたりしたら、もっと楽しくなるんじゃないでしょうか?
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う お父ちゃんのボケにたあくんのツッコミ   投稿日:2009/07/14
ちゃいます ちゃいます
ちゃいます ちゃいます 作: 内田 麟太郎
絵: 大橋 重信

出版社: 教育画劇
ナビで感想を書いていらっしゃる方も、低年齢のママが多いみたいですが、この絵本はどちらかというと、小さい男の子をお持ちのご家庭にお薦めです。

特にお父さんがお子さんに、寝る前などに読んであげてほしいですね。
この絵本に出てくるお父さんは、とってもとってもたあくんが好きみたいです。そして、たあくんもお父さんが大好き!
だから、お父ちゃんのボケも、たあくんのツッコミも、読んでいるこちら側まで楽しいと感じられるんだと思います。
字や絵がわかるようになったくらいのお子さんから小学校低学年くらいまで、楽しめるかと思います。
参考になりました。 0人

7746件中 5611 〜 5620件目最初のページ 前の10件 560 561 562 563 564 ... 次の10件 最後のページ

児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット