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ヒラP21

その他の方・70代以上・千葉県

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自己紹介
子どもの通う小学校の読み聞かせをスタートに、絵本の世界に飛び込んだ私ですが、いつの間にか子どもは親離れ。
私だけが絵本の世界に残ってしまいました。
小学校、中学校での読み聞かせをベースに、障害者関連施設、高齢者福祉施設と新境地を開拓中です。

読み聞かせおすすめコーナー

公開

ヒラP21さんの声

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自信を持っておすすめしたい 創造力と想像力と遊び感覚たっぷり   投稿日:2014/02/04
ガオ
ガオ 作・絵: 田島 征三
出版社: 福音館書店
木の実を集めて形にしてみたら…。
田島さんは素材がなんであれ、自分の世界に取り込んでしまう天才です。
木の実をいっぱい集めて犬の形にしてみたら…。
田島さんはそれで終わらないのです。
山犬が吠え、力が体から出てしまい、体はヘビに、力は鳥に、木の実たちが様々に姿を変え、物語を展開します。
元が木の実の粒だから自由自在です。
物語がちゃんと終わって、また始まるエンドレスを感じさせています。
お話の内容ではなく、この造形的な遊びの世界は、とても素晴らしいと思います。
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なかなかよいと思う 逆は真ならず   投稿日:2014/02/03
もりのおきゃくさま
もりのおきゃくさま 作: ブリントン・タークル
出版社: こぐま社
いたずらなクマの子どもが、人間の留守宅に潜り込んだら…。
ヤンチャの限りをつくして、女の子のベッドで眠ってしまって…。
何も知らず、読み解いていく楽しさがあります。
人間たちに見つかって必死で逃げて、危うくセーフ…。
そのスリルも、自分のものをお皿やイスを壊された女の子の嘆きもよくわかるのですが…。
「三びきのくま」を逆にしても、そこには無理があるように思いました。
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なかなかよいと思う しみじみとしてしまいました   投稿日:2014/02/02
おやゆびひめ
おやゆびひめ 作: ハンス・クリスチャン・アンデルセン
絵: リスベート・ツヴェルガー
訳: 江國 香織

出版社: BL出版
「おやゆびひめ」って生まれから結婚まで、少女の流浪奇譚だったのですね。
今まで、さらりと読み流していたメルヘンが、ツヴェルガーの絵でとてもしみじみとしたものになりました。
生まれたところから、疲れた感じのおやゆびひめ。
それからの苦労が予感される描かれ方です。
私がどうしても気になってしまうのは、赤ん坊ができることを切望していた女の人のその後です。
起承転結がない物語は、読む側がいろいろなイメージの中に放り出されたような気がします。
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あまりおすすめしない メキシコの昔話   投稿日:2014/02/01
ワニのお嫁さんとハチドリのお嫁さん
ワニのお嫁さんとハチドリのお嫁さん 文: 清水 たま子
絵: 竹田 鎭三郎

出版社: 福音館書店
タイトルが気になって読みました。
メキシコの昔話と言うことですが、かなり込み入った長い話で ちょっと息切れしてしまいました。
絵本として、子どもたちに語るためには、もう少し簡略化した方が良いのではないかと思います。
絵もメキシコ文化を意識したとは思いますが、解説的過ぎるように思います。
こだわりと力の入りすぎが、読者を選んでしまうような絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 『かえるをのんだととさん』の裏バージョン   投稿日:2014/02/01
まめっこひろってポンポンポポーン
まめっこひろってポンポンポポーン 作: 津谷タズ子
出版社: 童心社
節分の読み聞かせにと『かえるをのんだととさん』を探していたら、
思わぬ掘り出し物です。
『まめっこ…』では、 おじいさんとおばあさんが入れ替わって、話はそっくりではありませんか。
ただ、おばあさんはたくましかったのです。
地面のきなこを四つん這いになってなめたり、かえるやヘビを呑み込んだと思ったらおじいさんまで呑み込んでしまいました。
盛大な放屁にも圧倒されました。
でも、『かえるを…』ほど脚光を浴びないのは何故でしょうか?
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自信を持っておすすめしたい ローレン・ロングの絵が最高です   投稿日:2014/01/31
きみたちにおくるうた むすめたちへの手紙
きみたちにおくるうた むすめたちへの手紙 作: バラク・オバマ
絵: ローレン・ロング
訳: さくま ゆみこ

出版社: 明石書店
オバマ大統領が娘たちに送った手紙が基になった絵本だそうです。
オバマ大統領も大統領になった当初からみると、ちょっとインパクトが弱くなっているかも知れませんが、子どもたちへのメッセージとしては素晴らしい内容です。
歴史に残る様々な人物を引き合いにして、子どもたちの可能性を説いています。
何より素晴らしいのが、ローレン・ロングの絵です。
偉人たち一人一人の描きかたが芸術的であり、印象的でした。
また、話を聞いている子どもたちを次第に増やしていくことで、全ての子どもたちへのメッセージとしてまとめあげています。
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自信を持っておすすめしたい ひとり遊びの世界は…   投稿日:2014/01/31
もりのなか
もりのなか 文・絵: マリー・ホール・エッツ
訳: まさき るりこ

出版社: 福音館書店
何度か読み直して、やっと(?)わかりました。
子どもはひとり遊びをしながら「森の中」を歩いているのですね。
登場する動物たちは男の子の想像の動物たち。
それぞれに男の子の思いが入っているのだけど、ウサギさんのキャラはちょっと意味不明。
楽しそうだけど、寂しさも含まれているのでしょう。
最後に登場したお父さん。
お父さんの出番があって良かったけれど、お父さんに動物たちの存在を分かってもらえないと、やっぱりさびしいかも…。
考え込んでしまった絵本です。
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自信を持っておすすめしたい とことんこだわっただまし絵満載です   投稿日:2014/01/30
だましえだいく
だましえだいく 作・絵: 青山邦彦
出版社: フレーベル館
だまし絵大工のハンズ君。
おもいきり楽しめるだまし絵で次々と不思議な建物を作っていきます。
何度見ても、絵の随所に込められた不思議な絵に引き込まれてしまいました。
大人が見ても楽しい絵本。
発想の転換をしたいときに、思わぬ気づきを与えてくれそうな絵本です。
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自信を持っておすすめしたい ゴッホの絵に負けず解説も饒舌です   投稿日:2014/01/30
小学館あーとぶっく1・ゴッホの絵本
小学館あーとぶっく1・ゴッホの絵本 出版社: 小学館
ゴッホの絵を楽しむというよりも、詩のような解説に圧倒されました。
「ぐるぐる ぐるぐる」、「ゆらゆら ゆらゆら」、「ざわざわ ざわざわ」…。
なるほど、言われてみればその通りです。
ポップな解説が、ゴッホの絵をとても身近にしてくれました。
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自信を持っておすすめしたい どんちゃん騒ぎに福が来る   投稿日:2014/01/30
ふくはうちおにもうち
ふくはうちおにもうち 作: 内田 麟太郎
絵: 山本 孝

出版社: 岩崎書店
酒飲みの自己弁護のようなお話で、酒飲みの私にはたまらない内容です。
困っていたら、鬼であっても助けてあげる、一緒に酒を飲んでどんちゃん騒ぎ、この男は無欲でとてもいい人です。
一方、生活苦に耐え続けるおくさんと子どもたちはたまりません。
やって来た福の神を逃してなるかと、必死の色気作戦。
貧乏子だくさんを一人で支えているおくさんだから、しょうがないでしょうか。
ともかく、飲めや歌えやで福が来ればこんなに酒飲みに都合のいいお話はありません。
自分自身のためにも、子どもたちを楽しませるためにも読み聞かせしたい絵本です。
参考になりました。 1人

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