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秋、やきいも、なかなおり。
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投稿日:2012/09/05 |
オレンジ色に、空を見上げる女の子の大きな瞳が印象的な表紙・・・「やきいもの日」というタイトルも心惹かれます。
お話は、ケンカした友だちと仲直りする話なのですが、とにかくその心理描写がお見事!タイトルのやきいもが、効果的に描かれています。
ケンカして、イライラ、トゲトゲ、悲しい気持ちが、甘いやきいもを食べるうち、だんだん優しい気持ちに変わっていきます。最初は味も分からない、一口二口食べるうち、そのおいしさに気付く・・・
ほかほか温かいやきいもが、冷たくなった二人の心も温めてくれ、我慢していた気持ちを溢れさせ、素直になれた気がします。
真っ黒な手で涙をふきつつ、二人で笑いながら食べるやきいも・・・本当においしかっただろうなぁ。
全ページを通して描かれる秋色の色調も素敵で、秋に読むのにピッタリの絵本です。
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アートな絵本
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投稿日:2012/09/05 |
実はこの絵本の表紙のフレームポスターを購入したことが、作品を読むきっかけとなりました。
有名な絵本ではありますが、うちの子どもたちはお話を知らなかったようで、早速図書館で借りてきて読みました。
小さい子向けと勝手に判断していたら、これが実は奥が深い!青と黄色という全く異質な色が、一緒になることによって、新たな緑色が生まれたのです。
そして、青も黄色も緑色も、その他描かれるすべてが、目が覚めるような鮮やかで美しい色彩・・・形もお父さん、お母さん、子どもと、顔は描かれてなくても識別出来るところが楽しいです。
大人も子どもも楽しめるアートな絵本。人との融和をテーマにしながらも、レオ・レオニが孫のために作ったというエピソードも遊び心があって微笑ましい、素敵な作品です。
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THE 宮西ワールド!
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投稿日:2012/08/07 |
表紙に大きくて怖そうな猫の絵・・・てっきり怖い猫と、ネズミの話だと思いつつ、読み進めました。
でも、お話は全く違いました!この猫、ネズミというものを知らなかったのです。そして、顔を赤くしたり、ネズミにバナナのことを教えてくれたり、何とも人間味あふれるイイ猫でした。
読みながら、息子は、猫とネズミの鳴き声についての掛け合いが面白かったらしく、特に「ぼよよ〜ん」には大笑い! でも、最後は気がつくとホロリとさせられる、これぞ宮西作品の醍醐味だなぁと思いました。
私が読んで感じた解釈では、猫は死んではおらず、「おじさんのことがちゅーちゅーだよ」と言ってくれたネズミたちのことを、猫も大好きになったんだと思います。たとえ、自分に嘘をついていたと分かったとしても・・・
裏表紙の絵は、「ちゅーちゅー」と命懸けで仲間の猫を呼び、自分を助けてくれたネズミたちに対する感謝の涙のように思いました。
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読んだ後、ほっこり出来ます
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投稿日:2012/08/07 |
寺村輝夫さんの「おうさまシリーズ」です。「おしゃべりなたまごやき」は有名すぎる名作ですが、こちらもなかなか素晴らしい作品です。
「おしゃべりなたまごやき」が赤色を基調とした色遣いなのに対し、こちらは鮮やかな黄色が目を引きます。また、途中の黄緑色の草原も美しいです。
お話は、「おしゃべりなたまごやき」とはまた違った王様のようですが、ラッパの音は共通して一緒。そして、やっぱりたまごの大好きな王様です。
赤ちゃんが産まれたお祝いに、国中の人にたまごやきをご馳走したいと、ぞうのたまごを探しに出かけます。果たして見つかるのでしょうか・・・?
また、ぞうのたまごやきを作るのに、大きなフライパンや大きなかまどを作ります。このスケールの大きさが絵本ならではで面白いです。
最後は、たまごの代わりに連れて帰った子象が、王子様の仲良しの遊び相手になるところで終わり、めでたしめでたしでした。
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色々考えるきっかけに
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投稿日:2012/06/15 |
最近、小2の息子が学校で「スイミー」を習っているので、レオレオニの他の作品も読んでいます。
町ネズミだったティモシーが、ある日突然、姿が変わり、驚いて逃げ出すところから、お話が始まります。
野ネズミたちと一緒に暮らすためには、テストに合格しなければなりませんが、どれも上手くいきません。
でも、最後は町ネズミだった頃の智恵を活かし、見事に苦難から逃れ、野ネズミたちからも賞賛されて仲間に入ることが出来ます。
読み終わって、息子は「どうして突然姿が変わったの?」とそれが一番気になるようでした。確かに、その理由は全く明かされていません。
でもレオレオニにとって、そんな理由はどうでもいいことだったのかもしれません。
人間社会でも、事故や引っ越しなどで、姿や環境が変わった時に、自分自身を変える努力、ありのままの自分を尊重する大切さ、新しい仲間との協調・・・色々なことを考えるきっかけとなりました。
レオレオニの独特の色彩、谷川俊太郎の名訳も光っています。
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人は見かけじゃないね
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投稿日:2012/06/12 |
「ともだちや」シリーズ、今回は可愛いコダヌキが登場です。
キツネたちが楽しそうに遊ぶのを見て、自分も仲間に入りたい思うコダヌキですが、オオカミが怖くて近づけません。そして、それにショックを受けるオオカミ・・・!
確か、キツネと出会った頃のオオカミと言えば、「優しいやつ」と思われるのが嫌で、わざと悪ぶったりするキャラクターだったはず。それがここまで変わるなんて!と驚きました。
もともと優しい性格に、キツネを始め、沢山の友だちと過ごす中で、こんなにも愛すべきオオカミになっていったのですね。いや〜、人(オオカミ?)は見かけで判断してはいけません。
オオカミの中の「強い」の哲学も胸に響きます。
コダヌキが友だちになれたように、どんどん「よろしく、友だち!」と言える仲間が増えるといいね。
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恋するオオカミ
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投稿日:2012/06/11 |
「ともだちや」シリーズ、今回は「気になる友だち」です。
可愛いヤマネに一目惚れするオオカミ、翌日から何も手につきません。ボ〜ッとしたり、突然うかれたり、草まで食べちゃったり・・・その様子が何とも人間臭くて、ホントに憎めないオオカミです。
そんなオオカミを心配して、キツネが森の仲間たちと話し合い。誰もが頭を悩ませてる中、一人「恋でございますよ」と答えを出すヘビ、なかなか大人です。
意外とおくてなオオカミを応援すべく、森の仲間たちがヤマネとお月見をセッティング。みんな優しいなぁ〜。
言葉遊びのような歌も楽しく、息子は特に「雨やんだよ」、「やまねぇ・・」のやりとりが面白かったようです。
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ともだちごっこ
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投稿日:2012/06/11 |
「ともだちや」シリーズ、今回は女の子テンの登場です。
このテン、顔がホント可愛い!でも、ワガママで、オオカミの悪口も言う、ちょっと可愛くない性格です。
素敵な笛が聞きたくて、ついテンの言いなりになってしまったキツネ。でも、テンと遊んでる間じゅう、思い浮かぶのはオオカミのこと・・・
ごっこの友だちより、自分のことを一晩中、泣くほど心配してくれる本当の友だちの方が何倍も大切なことに気付くキツネ。そして、すべてを知って許してくれるオオカミ・・・二人の信頼関係は、驚くほど強かった!
そして、そんな二人を遠くから見つめ、羨ましく思うテンもまた、ごっこではない本当の友だちを欲しがってる一人。ちょっと素直になれない性格だけど、テンもそのうちきっと友だちになれるよね。
現実の子ども社会でも、似たような日常があるはず。この絵本を通して、色々感じて、成長してくれるといいなと思います。
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苦手意識を乗り越えて
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投稿日:2012/06/08 |
息子の大好きな「ともだちや」シリーズ、今回は冬編です。
ヘビ・・・「大好き!」と言う人はあまりいないと思われるキャラクターが今回のお話の中心です。
冬眠するクマやヤマネとは挨拶出来ても、何となくヘビが苦手で何も言えず別れたキツネ・・・それが気になって気になって仕方ない。キツネは本当に優しいですね。
そして、そんなキツネの気持ちを理解してくれるオオカミもまた、優しい友だちです。
「自分なんて好かれるはずがない、どうせ友だちなんて出来ない」と思っていた寂しいヘビが、キツネとオオカミに「やあ、ともだち!」と声をかけられ、握手した嬉しさ!読んでるこちらまで嬉しくなってきます。
誰にだって苦手意識はあるけれど、ちょっと勇気を出して、それを乗り越えていけたら、友だちももっともっと増えるはず・・・そんなことを教えてくれる1冊です。
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それぞれに最高の友だち
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投稿日:2012/06/07 |
「ともだちや」シリーズ、今回の中心はイノシシとイタチです。
お互いに大事な友だちなのに、つい親分風を吹かせすぎるイノシシ・・・
そこでキツネとオオカミが「友だちひきとりや」をかってでます。
でもイノシシが、いざイタチを引き取ってもらうと、一人ぼっちの何と寂しくてつまらないこと!
そこへタイミングよく再び「ひきとりや」が現れて、今度は「いばりやイノシシ」をおひきとり・・・
キツネ&オオカミ、グッジョブ!です☆
キツネとオオカミがお互い最高の友だちだと感じてるように、イノシシとイタチもまた最高の友だち
なんですよね。
テンポ良く読める文章、そして「ひきとりや」キツネのメイク(裏表紙にはメイクの様子も!)が
何とも可愛く、オススメの1冊です。
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