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うららかな春の日、ぶたの少女パールは森のなかで、魔女がおとしたほねをひろった。それは話をするふしぎなほねだった。パールはほねをバックにいれ、楽しく話をしながらかえるとちゅう、ずるがしこいきつねにつかまってしまう。食べられそうになった、そのとき…?
長新太さんやせなけいこなど日本のシュール絵本は大好きで好んで読んでいましたが、世界にもこんなにシュールでおもしろい絵本があったなんて。
ものいうほね、というタイトルからただならぬものを感じて子供たちに楽しみにしながら読み聞かせたのですが、個人的にとても満足な一冊でした。
展開が読めない、起こることが突拍子もないことだらけ、それでもちゃんと一つの話になっているしオチもある。
こういうの大好きです。
この作家の方の他の絵本もあればぜひ読んでみたいです。 (めめくまちゃんさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子4歳)
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