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きれいな箱がおちていた。ぼくのだぼくのだとみんな大さわぎ。そのときふたがすーっとあいてでてきたのは……。
3歳半の娘が、「これ読んで〜」と持ってきて、読みました。
切り絵のような独特のタッチのねこちゃんとわんちゃん。
きれいな箱をみつけて、とりあって…
最後には、おばけになっちゃった!!!!!!
…最近の、「優しい世界」の物語 (以前見た人形劇では、「3匹のこぶた」のラストが何と、「オオカミと和解して、仲良く暮らしました」になってて驚きました)にすっかり慣れてしまっていた私としては、もうびっくりでした。
※出版年を見ると、自分が産まれる前で納得しました。。
親の私は、ラストにかなりの恐怖を覚えたのですが、娘はあまり分かっていないのか、割とケロっとしていました(笑)。
主人に見せると、「こんなの子供に読ませたらダメだろ!!」という位にびっくりしていました(笑)。
最近の物語や絵本って、「悪い事してはダメですよ。でも、改心したら、みんな幸せになれますよ。」という、マイルドで優しい物が多くなったなぁ… と、この絵本を読んで、改めて感じました。
このラストは、今ですと賛否両論ありそうですが、個人的には「教訓のお話は、この位で良い」と感じました。
「おばけにされるぞ」 という、怖いけど、現実からかけ離れてる所も、ちょっといいなぁと思いますし。
可愛くて、優しい絵本も良いですが、たまにはスパイス的に、こういう教訓を含めた絵本も読んであげようかな? と思いました。
「おばけ」の怖さを分かっている (トラウマにならない位で(笑))子供の、しつけの一つとして、良いと思います! (あまママさん 40代・ママ 女の子3歳)
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