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ひまわりの おか」 ママの声

ひまわりの おか 文:ひまわりをうえた八人のお母さん 葉方 丹
絵:松成 真理子
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2012年08月31日
ISBN:9784265006328
評価スコア 4.75
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  • あの日を忘れない

    • 図書うさぎさん
    • 40代
    • ママ
    • 香川県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    東日本大震災から2年が過ぎました。
    この本を書店で見つけ立ち読みして涙が止まらず、子どもにも読んで聞かせたいと思い購入しました。
    11歳の子どもは読み終わったあと「大川小学校のみんなは津波がきたときどんな気持ちだったのかな。お母さんに会いたかったよね」とポツリと言いました。いつもは色々感想を言ってくれるのに、きっとあまりにもつらい現実にでたことばが精一杯の言葉だったのだと思います。
    2年前 上の子がインフルエンザの疑いがあり病院に行こうとテレビを
    消そうとしたときちょうど速報が流れていましたが、まさか病院から帰ってきた後テレビをつけたら押し寄せてくる津波の映像が流れていて、
    娘と抱き合ってただただその映像を見たのを思い出しました。
    何度か大川小学校のことはニュースで取り上げられていて知っていましたが、お母さんたちがひまわりを丘の上に植えたことは知りませんでした。絵本の中でお母さんたちが思い出を語る姿を想像しただけで、同じ子を持つ親として胸がしめつけられました。
    私の友だちは阪神淡路大震災で弟を亡くしました。神戸の大学に通い始め下宿先でただ一人亡くなったそうです。高校からの友達は電車がストップしていたので歩いて会社まで行くと全壊していて言葉が出なかったそうです。二人とも大変だったけど今は結婚し家族と幸せに暮らしています。
    まだまだ復興が進んでいないので、心が折れそうになるかもしれないけど東北のみなさんには生きる力を忘れないでほしいです。
    私にできることは震災のことを忘れず、子どもたちに朝の読書タイムでの読み聞かせ当番の時にこの本を読み、震災のことを忘れないでと伝えていきたいです。

    投稿日:2013/03/12

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  • 辛いけれど・・・

    日本人なら誰もが知っているあの「東日本大震災」での出来事。
    ニュースで聞いただけでも涙があふれて止まらなかった多くの子供達と先生を失った学校のお話です。
    まだちょっとうちの子たち(7歳と4歳の男の子)には早いかな・・・と思いつつ、図書館で借りてきて一緒に読みました。

    彼らもテレビで見て記憶にある出来事。
    近しい方で被災された人こそいませんが、連日放送されていた衝撃的な映像が記憶に残っていて「地震こわいね」「うちにも来る?」とすごく不安がっていました。

    大事な子を亡くされたお母さんたちの気持ちを考えるだけで、読んであげたくても涙があふれて来てちゃんと読めませんでした。
    子供達も悲しさや私の涙に困惑している様子でした。

    私自身「今日生きていて家族が目の前にいる幸せ」を再確認し、うちにもいつか訪れるかもしれない天災、事故、病気があるかもしれない、でも毎日丁寧に家族と時を過ごしたいと思いました。

    投稿日:2013/02/22

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  • 忘れてはいけない、その思い

    東日本大震災の際に、津波で子供を失ったお母さん達。
    子供を失ったのは自分だけではないという状況だけれど、ここの計り知れない苦しみ、悲しみ。
    それでも生きていかなければならない日々。

    お母さん達は子供達との思い出を語っていくのですが、同じ子供を持つ親として、その思いは涙が出てきます。

    それでもお母さん達はこれからも生きていかなければならないのです。
    だからこそ、その思いをひまわりに託しているのではないか、そんな風に思えました。

    生き残った者が生きる意味。 
    とても考えさせられる内容でした。

    投稿日:2019/05/27

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  • せつないです。

    ふと立ち寄った図書館で見つけ読みました。
    本当にせつないせつない絵本です。
    実話なだけに,涙なしでは読めませんでした。
    悲しみの中,こんな絵本を残そうとしたお母さん方,きっと天国のお子さん達も微笑みながら見ていることでしょう。
    東日本大震災を風化させないためにも,そこから得られる教訓を生かすためにも,たくさんの人に読んでもらえたらいいなと思いました。

    投稿日:2017/11/17

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  • せつない・・

    震災でたくさんの児童が津波に飲まれ亡くなった大川小学校。
    その母達の再生の物語です。

    私の母には、姉がいましたが、その方が10歳の時に病気でなくなったそうです。
    祖父母とお墓参りに行くときに
    ひとつだけ横を向いている墓石を拭きながら
    「親に供養させるようなことになってはいけないよ」と
    ただしみじみと言われたことを思い出しました。
    何十年もたったところで
    子を失った悲しみは、乗り越えられるものではないのだと感じました。

    この絵本の中で
    子供たちは、いきいきとよみがえっています。
    そして
    ひまわりを育てることで、心を何とか保っている様子は胸に迫ります。

    忘れたり乗り越えたりしなくていいから
    ただ、残された家族が、
    その事実を穏やかに受け入れられる日が来るといいなと思います。

    投稿日:2014/09/11

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  • 涙がとまりません

    この絵本の存在は、ずっと前から知っていました。
    でも、読めませんでした。
    読んだら、きっと辛くなるだろうな・・・そんな気持ちから、なかぬか手が出せずにいました。
    ふと思って読んでみて、やっぱり悲しいこともありました。
    でも、楽しい思い出のおすそわけもしてもらったような気もしました。

    投稿日:2014/06/22

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  • 震災後のご遺族の心が届いてきます。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子18歳、女の子13歳

    この話は、実際にあの大震災で起きた津波に巻き込まれ、亡くなった大川小学校の児童のお母さんたちの言葉や想いを集めた作品でした。

    起こったこと、なくされた命の大きさ悲しさは十分伝わりますが、この作品は、あえて読者に辛さや悲しさを伝えるような描き方をしておらず、
    辛い大きな事件の後で、ひたむきに一生懸命前を向いて進んでいこうとするご遺族の力強さをとても感じました。

    松成さんの明るい暖かさが伝わってくる絵で描かれていたのも、こういう気持ちで読めた大きな影響だと思います。

    絵文字も大きく読みやすく、読み聞かせ等に使うには素晴しくお勧めできる作りをしている作品ですが、
    この作品を子どもたちに読み聞かせたりブックトークするときは、くれぐれも読み手が感極まらないよう十分練習をして、
    聞き手に絵本の内容のありのままが伝わるようにしなければならないと思うので、
    これはかなり難しいかもしれません。

    でも、とてもいい絵本なので、まだ読んでいない方、機会があったらぜひ、手に取ってみてください。

    投稿日:2013/09/30

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  • 去年の春、夫と娘と共に東北を訪れました。
    大川小学校も訪れ、娘と一緒になむなむしてきました。
    あの地震以来、娘はとても津波を怖がっていて、どこに
    いても「地震が来たらここはどうなる?」とよく訊いてきます。
    被災地をただ訪れるだけでもきっと力になれるし、娘も私もきっと
    いろんなこと考えることができる・・そう思って訪れたのでは
    ありますが、小さな子どもにとってはかなり怖い印象を残してしまった
    のかもしれません。
    この絵本の、明るいひまわりの黄色を見れば、娘の怖い気持ちも
    もっと違ったものに変わるかな?でも、子どもを失ったおかあさん達の
    気持ちを思って今度は悲しくなってしまうかな?

    松成真理子さんの絵は、こうした、深く、いろいろと考えたり、大切な
    人のことを思ったりする絵本によく似合うように思います(『じいじの
    さくら山』とか)。

    こうして絵本になることで、おかあさんや家族だけでなく、もっともっと
    たくさんの人達が子ども達のことを忘れずにいられますね。
    ひまわりがこれからもずっとずっと元気に美しく咲いていますように。

    投稿日:2013/06/12

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  • 震災

    このお話は数年前に起こった東北の津波の震災のお話でした。震災で子供を失くしたお母さんたちが子供のためにひまわりを植えて、一生懸命立ち直ろうとしている姿を描いていました。読んでいる途中に涙が止まりませんでした。多くの亡くなった人、生き残った人たちが早く立ち直って幸せになってくれればと思いました。

    投稿日:2013/05/10

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  • 二度は読めない

    読み聞かせで読みたいと思っていたのに諦めました。

    読んでみたら、涙が溢れて読めません。
    声に出しても読めず、私には読めないと諦めました。

    2度目は、子どもに「お母さんに読んで聞かせて」とお願いしました。
    子どもは声を出して、私に聞かせてくれていましたが
    そのうち、うつむきかげんになってしまいました。
    途中から声を出さず、ひとりで最後まで読んでいました。
    「どうした?」と聞くと、「このおはなしが、とっても悲しくて」と言って
    涙をぬぐっていました。

    8人のお母さんたちの、子どもたちにむけたメッセージ、前向きに子どもたちを想い
    どんなに子どもが愛おしい存在か教えてくれています。

    投稿日:2013/01/11

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