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やなせたかし おとうとものがたり

やなせたかし おとうとものがたり(フレーベル館)

アンパンマンの作者やなせたかしが弟・千尋との思い出を綴った幼物語。

  • 泣ける

バーナバスの だいだっそう自信を持っておすすめしたい ママの声

バーナバスの だいだっそう 作:ファン・ブラザーズ
訳:原田 勝
出版社:Gakken Gakkenの特集ページがあります!
税込価格:\2,530
発行日:2021年09月24日
ISBN:9784052054303
評価スコア 4.74
評価ランキング 1,129
みんなの声 総数 22
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自信を持っておすすめしたい ママの声から

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14件見つかりました

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  • 人間の世界でもあるのかな

    成功とか失敗とかジャッジのない世界だったらいいなと思いました。
    失敗作にされてしまった動物も勇気を失わず、皆で力を合わせて脱出を試みる勇気や友情がとても温かかったです。
    絵も凄くワクワク感があって、よかったです。

    投稿日:2022/02/19

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  • ボリュームのある文章量だったので親子でじっくりと時間を取って読みました。イラストがとても魅力的で次のページをめくるのも惜しいくらいに一ページ一ページ見入ってしまいました。舞台は未来?どんな設定?パーフェクトペットとは?細かい説明はありませんが、読んでいるうちに想像力が掻き立てられ、読み終わった頃には短編映画を観たような充足感がありました。
    「しっぱいさく」ってどこが失敗なんだろうね?と娘が言っていました。出てくるキャラクターもそれぞれみんなかわいくて見ていて楽しかったです。心に響く素敵な一冊になりました☆

    投稿日:2022/01/10

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  • 脱走は成功するのかハラハラ

    ペットショップの地下に作られた実験室。色んなペットが実験によってつくられています。
    バーナバスは実験によって作られたペットですが、
    バーナバスがおかれている棚のペット達は全員「失敗作」のレッテルをはられてしまいます。
    とある虫が、外の世界のことを教えてくれてバーナバスは脱走を試みることに。
    バーナバスと仲間達は脱走できるのか、ドキドキハラハラのストーリーです。

    投稿日:2021/12/06

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  • 出来そこないだけど、出来ないことなんて、ない

    人口ペットの研究室で出来損ないのレッテルを貼られた、バーナバスたち。
    「パーフェクト」ではないバーナバスたちの自由を求めた大脱走は、文章は少ないのに細部まで描き込まれた挿し絵をじっくりみているうちに一本の映画を見たような気分になります。
    できないことなんてない、という気持ちを信じて頑張るバーナバスたち。
    絵の世界観がとても作り込まれているので、息子もがんばれがんばれ!とバーナバスたちと一緒に大冒険が出来ました。


    「パーフェクト」な人間なんていない。それはたとえ人工的に作られたペットでも同じことだとおもいます。
    バーナバスと仲間たちが大脱走を成功させたように、いつか「パーフェクトペット」として店頭に飾られている彼らも自由を求めて大脱走を繰り広げてほしいです。

    投稿日:2021/12/07

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  • 映画を見ているよう

    大好きな絵本『夜のあいだに』の作者さんコンビの作品ということで、ぜひ読みたいと思いました。
    バーナバスは半分ネズミで半分ゾウの人工ペット。「しっぱいさく」と言われて作り直されそうになるところを、研究所から逃げ出すことに……。
    おはなしの設定は奇想天外なのに、細かく描かれたイラストがリアルなので、本当にある出来事に思えてくるからふしぎです。映画を見ているような感覚で楽しめる作品だと思います。

    投稿日:2021/12/06

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  • 失敗作なんてない

    人工ペットの失敗作として地下に囚われていたバーナバスたちが脱走するまでの物語。なんか色々と考えさせられる物語でしたね。
    ペットショップで、耳が垂れてないスコティッシュが耳が垂れてる子より安く販売されていたりするのを見ると切なくなるんです。命あるものを訳あり価格みたいにしてほしくないって思うんです。
    命あるものに対して失敗作とかB品とか言って欲しくないです。
    囚われていたバーナバスは自由を得ましたが、自由な日々って実はとても大変でもあります。それを乗り越えていけるのは仲間がいるから。みんな誰かと支え合うことで生きていけるんだなと思いました。

    投稿日:2021/12/07

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  • 失敗作なんてない

    バーナバスは研究所の瓶の中に閉じ込められている人工ペットの失敗作。
    外の世界を見ることを夢見て、他の失敗作のペットと一緒に脱走をはかります。

    遺伝子組み換え人工ペットなんて絵本の中の話でしょうか。
    生命倫理として無理なだけで、技術的には不可能ではないのかもしれません。
    でもいくらパーフェクトなペットになれたとしても、そこに自由が無いなら本当に幸せと言えるでしょうか。
    一人一人に個性があり良いところがあって、失敗作なんてない。
    みんなで力を合わせれば、できないことなんてない。
    それはきっと人間だって同じ。

    この絵本は読む人によって色々な気付きを与えてくれます。
    20種類以上のペットは色も形も様々で、研究所内や街並み、自然描写もとても繊細で美しく素敵でした。
    最後、みんなで力を合わせてピーナッツを手に入れるところに温かい気持ちになりました。

    投稿日:2021/12/06

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  • こどもからおとなまで楽しめそう!

    • もけこさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子16歳、男の子12歳、男の子2歳

    「バーナバスは半分ネズミで、半分ゾウ。うまれたときからずっとこの研究所でくらしている。」
    物語の冒頭から数ページ、なかなか重たい設定に戸惑いました。
    そのまま読み進めると、絵のぬくもりや前向きなバーナバスの懸命さにだんだんと引き込まれていました。
    楽しんだり、ほっこりしたりする場面もありますが、それだけじゃなく、「完璧」「失敗作」など気になるワードもあり、考えることが盛りだくさん!
    こどもと絵やファンタジーを楽しむこともできそうだし、大人も読みごたえのある絵本だと思いました。

    投稿日:2021/12/04

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  • 〈かんぺき〉って何だろう? 受賞レビュー

    人工ペットが作られる研究所の一室で、小さなガラス瓶に入れられている〈しっぱいさく〉たち。
    この〈しっぱいさく〉を引き連れ、脱走するネズミ×ゾウのバーナバス。

    とても重たいテーマですが、絵の可愛さやドキドキの脱走もあってか、3歳でも夢中になり、毎日「バーナバスよんで!」と持って来ます。

    人工ペットの中でも、我が子は〈しっぱいさく〉のモシがお気に入り。私は〈しっぱいさく〉のピントが好きです。勿論、バーナバスもやっぱり可愛い!!
    〈かんぺき〉な人工ペットに惹かれない親子だからか、「なぜ〈しっぱいさく〉なの?こんなにかわいいのに…。」と子どもも色々と考えていました。

    この絵本を読んで、〈かんぺき〉って何だろう?〈しっぱい〉って何だろう?と考えるきっかけになりました。
    子どもから大人まで楽しめる我が家の宝物の一冊です。

    投稿日:2021/12/01

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  • 生きている、という事の大切さを考えさせられる1冊。

    失敗作、だなんて、そんなの人や動物に対しては無いと思いました。人それぞれ、動物だってそれぞれ色々だからです。他と違うから失敗、だなんて考えられません。完成図とは違うから失敗とも限りません。生きているんだから。

    人間の創りあげるという事の恐ろしさについて凄く考えさせられる1冊でした。色々な動物たちを掛け合わせて別の動物を作ったり。動物は物では無いし、研究所の怖さと言うか不気味さも頭に焼き付く1冊でした。

    実際にこういった研究所と言う物も存在するのかも、というかきっと本当にこういった場所が有るからこそ究極に小さな犬や猫達が登場したりするのだと思います。可愛いからと人間が買ってしまうと更にそういったかわいそうな動物たちが増えてしまう。結局悪循環になってしまいます。

    色々な事を考えさせられながらもバーナバスが自由を求めて仲間たちと必死になって脱出する姿に胸を痛めました。そして同時にこの絵本を読みながら必死になってバーナバスを応援している自分がいました。

    本当に映画のように美しい絵と、ハラハラドキドキさせられるお話に夢中になってしまいましたが、もしもこの絵本が映画化されると本当に多くの人にこの作品が届き、色々な事について考えてもらえる機会になるのでは、と思いました。

    小さな子供達にはそこまで深く考える事は出来ないかもしれませんが、自分は自分、人と違っても自分。と言う事に自身が持ってもらえるようになるのでは、と思いました。

    コンプレックスや人と違う所を気にしないで自分らしく生きて行く姿に凄く感動します。多くの人に読んでもらいたい1冊です。又、子供達だけでなく大人も十分楽しめ、考えさせられる1冊なので、大人の方にも是非手に取って読んでもらいたい1冊だと思います。

    素晴らしい1冊なのでお勧めです。

    投稿日:2021/12/03

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