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10件見つかりました
「誰か」に読ませたい!!と思うような絵本でした。 世の中、他人のせいにするひとが多すぎます。 そりゃ、直接時にはそんなにこともあるけれど 回りまわって、自分にも問題があるかもしれないのに・・。 他人起因の件まで、責任を取らされている人を見ると 本当に、悲しいというか、腹立たしいというか・・。 この絵本は、繰り返し系のストーリーの中に とても考えさせられる展開が待っていました。 ただ、 今回の起因は、もしかしたら、本人的には 悪気はなかったのかも・・。 やっぱり「知らない」ということは 罪だなぁということも、感じました。 なんにでも興味を持って 知る努力をしていきたいなと思いました。
投稿日:2023/10/11
「だれのせい?」と犯人探しをするクマさん。 でも、一番悪いのが自分だとわかったあとの切り替えがとても素晴らしいと思いました! 自分が誰かに悪い事をしてしまった時に、子どもでも大人でもなかなか素直に謝れない事ってあるよな...と考えさせられました。 嫌な事があった時、すぐに誰かのせいにしないで自分の行動を振り返ってみたり、このクマさんの様子に行動出来たらなと思いました。 子どもだけではなく、大人にも読んでもらいたいお話です。
投稿日:2023/10/13
最初は「風が吹けば桶屋が儲かる」的なお話かと思いましたが、ヤマザキマリさんのあとがきを読み、とても奥が深く考えさせられる絵本だと思いました。 クマの兵士は、自分が切った森の木のせいで、廻り回って自分の住みかが壊されたことに気付きます。 それをすぐに反省し、動物たちに謝罪し、出来る限りのことをしてあげるところが素晴らしいなと思いました。 剣と盾を持っていた手が、小鳥を優しく抱く手に変わったのです。 世の中を見ると、戦争や環境問題、人間の引き起こす様々な問題の多くが、「あいつのせい、こいつのせい」と他人を恨むことに起因しているように感じます。 この絵本は子どもだけでなく、大人の心にも響くお話でした。 異国情緒あふれる美しい挿絵もとても素敵でした。
自分のせいで回りに迷惑をかけ、めぐりめぐって自分にも返ってくる。大なり小なり、誰しも経験することではないでしょうか。 大事なのはそのあとどうするかだなぁと、親子で考えさせられる本でした。 その点、第一印象悪かったクマだけど最後はかっこよかった!
投稿日:2023/10/04
自分の砦が壊されたのは誰のせいだ?!と、クマは怒って犯人を探しに出かけます。 これはもしかして……と思いながら読み進みましたが、やっぱりそうだ!という展開でした。 でもそれだけに留まらず、自分の行動を反省し、行動を改めるところまで描かれているのがよかったです。 おしゃれな大人っぽいイラストがとても素敵でした。
投稿日:2023/10/01
この本は何歳になってもすごく考えさせられるというか、学べる1冊だと思います。こんなに自分のミスを受け入れて何とかしようと必死になれる人は、ほんのわずかの人ではないでしょうか。自分のミスを受け入れるのは本当に勇気がいることです。このクマの兵士は自分のしてしまったことを認め、すぐに行動に出ました。とても素晴らしいことで、そしてこのことを機に、クマの兵士も今までとは違い素晴らしい兵士へとなれたこと。本当に素敵なお話です。子供たちと一緒に何度も読みたいと思いました。子供に読んであげるのももちろん良いと思います、そして大人が読んでもすごく何か感じるものがある、素晴らしい1冊だと思います。プレゼントにもおすすめです。
投稿日:2023/09/30
自分が何気なく行ったことが、まわりまわって自分に返ってくるパターンのお話かと思いながら読んでいました。けれども、この絵本には、素敵な続きがありました。 人間、深く考えずに行動を起こしてしまうことがあります。そして、その結果、思いもよらぬ迷惑を他者にかけてしまうこともあります。「そのようなとき、どうしたら良いのか?」 そのようなことを考えさせられるとても良いお話でした。子どもと一緒に改めて読みたいと思います。
投稿日:2023/09/22
むかしむかしの けだかいクマの兵士のお話です。 前半は「ええ?!!」「けだかい兵士だよね!?」 と言いたくなる展開にびっくり!! (いや、これはけだかい兵士というより、いわゆるわるがき!?) ところが、自身に起きた事件を追っていくうち、そのきっかけを作ったのが自分であることに気付かされます。 ここからがすごい! すぐにそのことを受け入れ、今できることに取り組み始めるのです。 とっても柔軟で素直だなあと驚きました。 だれのせい?という表題ですが、全てがだれかひとりのせいということではなく、何かしら影響を及ぼしているよなあと感じました。ひとりひとりが自分が及ぼす影響を想像すると、いろんな物事が変化していくように思います。 このけだかいクマの兵士のように、柔軟で素直でいたいなあと思いました。 (落ち着きがあり、気品を感じる絵もとても素敵です。)
投稿日:2023/09/19
自らの家が壊された原因が自分のせいだと分かった時のクマの行動には、目を見張るものがあります。 誰のせいだと責任を追及して回っていた手前、自分の罪を認めるのは勇気がいったと思います。 けれど、クマはそれを行い、贖罪するために奔走しました。 クマの気高さは、本当だったのですね。 気高くていけ好かなかったクマは、最後には、小鳥を愛おしく抱く優しい兵士に変わります。 あとがきで翻訳を手掛けたヤマザキマリさんが、「私たちの世の中もこんなだったらいいのに」と書いています。 私も、そう願わずにはいられません。
ヤマザキマリさんがイタリア語から翻訳、という事で手に取りました。 気になる題名に、表紙絵に違和感。 剣と盾を持ったクマ!? でも、存外に普通の表情です。 なるほど、クマのけだかい兵士。 ところが、暮らしていた砦が大水で壊されてしまい、 早速原因究明に乗り出すのですね。 犯人と思しき動物たちを見つけますが、彼らも被害者という事で、 まるで積み上げ話のように次々と犯人が明らかになる様子が昔話のよう。 で、結局意外な犯人にたじろぐわけですが、ここからが真骨頂。 クマの兵士の償いの行動が、まさに平和への第一歩。 この行動力に心から拍手を送ります。 けだかさが、愚かさと希望の両面を引き立たせます。 まさに良質の寓話です。
投稿日:2023/09/05
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