おふくわけ、ということばは、あまり使わないけれど、いい言葉だなぁと思っていたので、題名をみて、ぜひ読みたい、と思いました。
子供と読んでみたら、思ったより面白くて、美味しい食べ物だけでなく、こんなに心が暖まる本を子供と読み合えたことがおふくわけのようだ、と思いました。
ほくほくにこにこのおふくさんたちに対し、赤鬼の登場はとても怖そうなのに、美味しいもの食べたさに、おふくさんたちにのせられて、料理する赤鬼がなんとも可愛らしくて面白いです。
鬼が鬼まんじゅう?と笑えますが、鬼まんじゅうの様子が鬼のかなぼうみたいだから、というところは、なるほど、とすっきりしました。
作者の方のコメントのとおり、みんなで分けあうと、おいしいねが、2倍、3倍にふえるのですね。美味しいものを一人占めしようとする次男に教えてあげなくては!