この絵本、実は結構前から知ってはいましたが、なかなか手に取ってまで読もうとは思いませんでした。
(本当にあくまで個人的な好みで、この作者の絵が苦手だったので)
それでも今回読んでみたのは、他の学校で読み聞かせをしているお母さんに「いいよ」と勧められたからです。
内容は想像していたのよりずっと良かったです。
主人公のウィリーの悲観的で自己完結的な考え方は、後ろ向きで好きではないけど、
友達になったヒューは豪快で明るく前向きな子なので、読んでいてスカッとしました。
この二人に友情が芽生えたことで、ウィリーがもっともっと前向きな生き方をしてくれるといいなぁと、思いました。
小学校の中学年くらいから中学生くらいの方にお薦めです。