月おとこ」 ママの声

月おとこ 作・絵:トミー・ウンゲラー
訳:田村 隆一 麻生 九美
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1978年11月
ISBN:9784566001138
評価スコア 4.55
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みんなの声 総数 19
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  • 月がきれいな秋に読む本にどうでしょう?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    私は面白いと思ったのですが、小4の下の子は「こわい」(この月おとこの顔かな〜?)と、読み終わるまでいい顔をしませんでした。

    ラストの方はお話をまとめるのに、ちょっとご都合主義的なものを感じましたが、
    最期までテンポ良く見せてくれる絵本だと思いました。
    お月さまがきれいに見える秋は、なんだか星にちなんだお話を読んでみたくなりませんか?
    そんな時の1冊として、この絵本はどうでしょう?

    月おとこの顔が怖くないお子さんにお薦めです。

    投稿日:2009/10/16

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  • なんとも不思議なお話です

    • ムースさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子9歳、女の子3歳

     ちょっぴり世の中を皮肉っていて、おもしろおかしいトミー・ウンゲラーワールド、ここにもあり!という感じの作品でした。
     地上の饗宴を体験してみたいと思っていただけなのに、いざやって来てみると怪しいものとして追われてしまう月おとこ。自分はささやかな願いを実現したいだけなのに、まわりはそうとは思わず悪者扱い。月おとこの何とも言えないまろやかな表情が、スマイルしているにもかかわらず物悲しさをかもし出しています。
     投獄されたときの場面が印象的でした。月の満ち欠けに左右され、半月のとき、自分の体も半分になり脱獄に成功するのです。新月のときは消えてしまうんですよ。(このユーモアは斬新でした。)
     息子は、300年も前から月へ行くための宇宙船の研究をしていたという科学者ドクトル・ブンゼン・バン・デル・ダンケルに魅せられ、娘は「月おとこ」の存在に興味を持ったようでした。(「パパお月さまとって」以来、とても月が気になるようなのです。警戒命令とか特別法廷とか半狂乱とか、難しい言葉が出てくるにもかかわらず、彼女は月おとこにとても惹かれていました)。
     それにしても「月」が題材となる絵本って多いですよね。就寝前の絵本ということで、太陽よりも多いのかもしれませんが。「月=母親」的な丸さというか、包容力があるのかなー。このお話は月「おとこ」でしたけれど。特に小学生の男の子にお勧めします。

    投稿日:2003/07/03

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  • また遊びに来て

    表紙のこの男が月おとこ。何か悪さでもするのかな?と思いきや、地球に来てダンスをしたいだけ。それだけなのに、地球の人間は厄介者だと月おとこを捕まえようと追いかけます。最後は月おとこも満足して、元の月に戻れてほっとしたことでしょう。もう来ない、と言っていますが、いつか遊びに来てね。

    投稿日:2025/09/20

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  • 壮大です

    表紙の男は月おとこ

    見た目が少し怖い気もします。

    月に住んでいるこの男は

    地球のみんなが毎日楽しそうに

    しているので行った見たいと

    思っていました。

    そしてたまたま流れてきた流れ星に

    つかまり地球まで行ったんです。

    でも流れ星と一緒に地上に落っこちたので

    インベーダー扱いされて

    いきなり牢屋へ・・・・。

    牢屋の中で月を眺めるハメに・・・

    皮肉ですね。

    牢屋の中で縛られている月おとこ。

    でも月が欠けていくと

    月おとこも細くなっていきます。

    手だって足だって当然細くなります。

    その時が脱出のチャンスです。

    やっと脱出できたというのに

    また警察に追い回され走ってにげます。

    逃げた先にお城があり

    そこには何年も前から月へ行く

    宇宙船の開発をしている

    変わった博士に出会います。

    その宇宙船は完成しているけど

    入口が小さくてその博士は入れません。

    なのでお城のてっぺんにずっと置いてあります。

    二人は考えました。

    そう!月の欠けたときなら・・・

    別れのときがきて

    二人は涙を流しました。

    月おとこは無事に帰れました。

    そして博士は有名になれました。

    すごいぶっ飛んだお話だとおもいますが、

    私はおもしろいと思います。

    とっても壮大なお話なのに

    結局もといた場所に戻るところなんて

    なんだか笑っちゃいますね。

    投稿日:2021/05/16

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  • 月に住んでいる月おとこ、地上の人間がパーティしているのをみて地球に降り立つものの、不審な男と思われ牢屋に入れられてしまい…。
    ストーリーは善悪はっきりしていて展開もわかりやすいです。
    キャラクターもユニークで楽しい。
    子供と一緒に楽しんで読める絵本だと思います。
    そしてやっぱりトミー・ウンゲラーの黒・青色の使い方って素敵。

    投稿日:2020/09/22

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  • ユーモアあふれるストーリー

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    月おとこはダンスがしたいがために、地球にやってきます。それがインベーダー扱いされて囚われてしまします。脱出することが出来てダンスは出来ますが・・・。結局は月に帰ります。
    月おとこの顔のインパクトがすごいです。ありえなくておもしろいお話です。とてもユーモアにあふれています。子どもは、月の満ち欠けとともに月おとこの体型が変化するのがおもしろいようです。
    月おとこの顔が嫌でなければ、ぜひ一度読んでみてください。

    投稿日:2016/10/29

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  • 絵がとても美しいです!

    • あみむさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子14歳

    このイラストがとても好きです。
    表紙でもあるページ。お花の色が黒い背景に映えて、
    とっても美しいのです。
    絵を見ているだけで幸せ♪

    海外っぽいストーリーも面白いです。
    十五夜の季節、たまにはこんな読み聞かせもいいかも♪

    投稿日:2014/11/19

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  • 月をみるたびに・・・

    • ひめママさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子10歳、女の子7歳

    娘が年長の頃、買いました。
    とてもユーモアのある絵本です。
    ずっと地球に行ってみたかった月おとこ。
    ある日、流れ星につかまって地球にやってきますが、とらえられ、
    ろうやに入れられます。
    ところが、月おとこは月の満ち欠けにおうじてやせたり太ったり。
    つきが欠けていくにつれ、月おとこもやせて、鉄格子の窓から逃げることができました。
    あこがれのダンスを楽しむこともできましたが、またもや追われる身になってしまいます。
    でも最後は、無事にもとの月にもどることができました。
    ユーモラスな月おとこの絵がいいです。
    ナンセンスとよばれる絵本は、世の中にたくさんありますが、どうせなら、月おとこのようなこんなお話を親子で楽しむことをおすすめします。
    この絵本を読んで以来、子どもと月を見るたびに「今日の月おとこは、
    やせてるね」「今日は、太ってるね」と会話するようになりました。

    投稿日:2012/02/15

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  • 愛嬌があります

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子9歳、男の子6歳

    月から地球にきた月男は、地球にいるときは異端者として見られてしまいます。
    長い間ロケットの研究をしてる博士のもとで、月に無事に帰れますが、
    コメディータッチで面白い絵本ででした。

    「お母さん。宇宙人っているかなあ。来るとしたらどうやってくるだろうか?
    月男みたいにUFOに乗らなくてもこれるかなあ」
    「月男は月にいるときも満ち欠けするかなあ?」
    この本を読んだ息子は、彼なりに色んな想像を膨らませたようです。

    小学生の男の子が好きなシチュエーションですねーー
    登場人物すべてに、愛嬌があって楽しく読みました。

    投稿日:2010/07/10

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  • 絵の雰囲気が好き

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子10歳、男の子6歳

    ちょっぴり怖い、でもかわいい!そんなキャラクターが主人公の絵本。
    月という神秘なものがやってくるっていうところも、ちゃんと満ち欠けをするっていうところも、異質なものを体験するようで、どきどき感がありました。
    6歳の息子には、月の満ち欠けが理解できたかどうかわかりませんが、月おとこに待ち受けるできごとにスリルがあって、知らず知らずに月おとこがどんな生物なのか興味津々になっていたようです。
    本文中にちょっと難しい語句や、長い名前(!)などがありますが、それらにぶつかってもとまらずに読み続けましょう。コトバ以上に絵に力があるので、話の世界にどっぷりつかって集中!この本を楽しむヒントです。

    投稿日:2009/12/25

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