旦那のオススメで買ってみたのですが、絵本のわりに長いし、絵もインパクトはありません。
しかし、読んでみるとほっこりしました。
いかにも「和訳しました」という文章なのですが、そのおかげで逆に内容がわかりやすいので、平仮名が分かれば子どもでも十分に読めると思います。
季節感、時代の流れ、それに伴う人々の変化。
静かな田舎しか知らなかったおうちが、遠くに見える「街」に興味をもちます。ところが、自分の周囲が開拓されていくと不安や寂しさでいっぱいになってしまいます。
主人公が生き物ではないのに感情移入してしまい、寂しくなったり嬉しくなったりしました。
また、自然の良さを改めて認識しました。
娘に読んだのですが、まだ1歳なのでおうちや紅葉などに指をさすだけで、内容は理解できていないようです。
でも、わかるようになったらまた読んでもらいたい絵本です。