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ボタンちゃん自信を持っておすすめしたい みんなの声

ボタンちゃん 作:小川洋子
絵:岡田 千晶
出版社:PHP研究所 PHP研究所の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2015年11月11日
ISBN:9784569785011
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,234
みんなの声 総数 24
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15件見つかりました

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  • 丸いお顔のボタンちゃん

    小説家、小川洋子さんの作品ということで、興味を持ちました。
    アンナちゃんのお気に入りのブラウスの、一番上にとまっている丸いお顔のボタンちゃん。
    いつもはボタンホールちゃんと一緒ですが、あるとき、糸が切れてボタンがとれ、コロコロとおもちゃ箱の裏側に転がっていきます。
    するとそこで、もうあんなちゃんに遊ばれなくなったガラガラやよだれかけ、ホッキョクグマのぬいぐるみに出会って……。
    娘たちが小さい頃に身につけていたものや遊んでいたもののことを思い出しました。
    岡田千晶さんのイラストが温かくてジーンとします。

    投稿日:2023/03/08

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  • 大事にされて・・・

    柔らかなタッチで描かれている作品です。まるで思い出をイメージしたかのように感じられました。ボタンちゃんが出会う仲間たちは役目を終えた子たちばかりで悲しげですが、それをボタンちゃんが素敵な言葉で元気づけてくれるところがよかったです。みんなアンナちゃんに大事にされてきたのが伝わってきました。子どもの成長とは、色々なことができてきての積み重ねだなとこの作品を通して感じました。
    途中でシロクマとアンナちゃんが遊園地で遊んでいるシーンはとてもとても素敵でした。
    子どもも似たようなくまのぬいぐるみを持っていますが、これを読んで「わたしのくまちゃん・・・」と言ってぬいぐるみをぎゅっと抱っこしていました。
    人は成長と共に様々なモノたちと出会い、別れ、また出会う・・・を繰り返していきます。その時に大切にしていたモノたちに感謝して次へ進んでいきたいものです。

    投稿日:2020/08/08

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  • 子どもは成長してゆく

    この絵本の主人公は、ボタンちゃんです。
    アンナちゃんがお出かけの時だけに着るブラウスの一番上に留められている、丸い顔のボタンです。
    ボタンちゃんの一番の友だちは、ボタンホールちゃんです。
    恥ずかしがり屋の彼女ですが、ボタンちゃんをしっかりと留めています。
    そんなある日、何かのひょうしに糸が切れて、ボタンちゃんがブラウスからとれてしまいました。
    ころころと転がってゆくボタンちゃん。
    ボタンホールちゃんは泣きそうな顔をしていたけれど、ボタンちゃんは楽しんでいます。

    まず最初に行ったのは、おもちゃ箱の裏側です。そこには泣いているガラガラがいました。
    ガラガラは、赤ちゃんだったアンナちゃんを笑わせていたおもちゃですが忘れられてしまい、それが悲しいと泣いているのです。
    ボタンちゃんはアンナちゃんが大きくなったことを伝えて、なぐさめます。
    それからもボタンちゃんは、アンナちゃんに忘れられて泣いているおもちゃたちをなぐさめてゆきます。

    ボタンちゃんはアンナちゃんが大きくなってから出会ったから、子どもは成長してゆくということを、よく分かっているのです。
    そして、自分もやがて忘れられてしまうことも、分かっているのでしょう。

    しばらくののち、ボタンちゃんはボタンホールちゃんとともに、おもちゃたちと再会します。
    そのとき、泣いていたおもちゃたちは笑っているでしょうか?

    笑っていると良いですね。

    小学校低学年くらいのお子さんにお勧めです。

    投稿日:2020/07/31

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  • 一冊は家に欲しい

    三歳の子が図書館でこの絵本読んで!と持ってきたので家で読んでみました。子どもはボタンが落ちた時にダメダメー!と悲しそうにしていましたが、他に泣いていたガラガラ達を見てビックリ!まだ意味はわからないかな?と思いましたが、にいにのが小さくなったら僕が着て、僕のは弟にあげるんよね!と…なんとなくわかっていた様でした。
    子供達が大きくなってきたら赤ちゃんの頃のものはとても懐かしく感じるんだろうなぁと。。この絵本を一冊家に購入したいなぁと思いました。

    投稿日:2020/01/21

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  • 愛おしい物語

    なんて綺麗で、切なくて、愛おしい物語なんでしょう。
    書店で手に取り、思わず目が潤んでしまいました。
    優しく語りかけるような文章と
    心を包んでくれるようなイラストが
    毎日の忙しさで硬くなってしまった気持ちを
    ふんわりと解いてくれました。
    女の子が幼い頃に愛用していたものたちとボタンちゃんが出会う場面は
    それぞれに感情移入してしまいました。
    大人におすすめしたい絵本です。

    投稿日:2017/12/06

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  • 思い出のたどり着く先

    女の子が来ているブラウスのボタンが主役のお話です。

    よくありがちな
    「ボタンが取れて、コロコロ転がった先で冒険する」的な展開はあるものの
    着地点が『思い出の箱』だったのはっっ、やられました・・。

    もう着られなくなっても
    もう遊ばなくなっても
    「捨てていい?」と聞くと
    「だめっっ」という12歳の娘。
    それ(思い出の品)を見ると思いだすことがいっぱいあるんだろうなと
    この本を読んで改めて感じ
    あたたかい気持ちになりました。

    投稿日:2016/09/25

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  • 思い出の箱の中 大切ですね

    ボタンの目線で描かれています。
    人の思い出は大切だなあと思えました
    ブラウスからおちたボタンちゃんはボタンホールちゃんが好きなんです
    でも・・・・
    コロコロころがって  子ども部屋の裏側にころがったんです
    そこで見た物は アンナちゃんの赤ちゃんの時の思い出のガラガラが
    そして今度は よだれかけが  ぬいぐるみのくまさんも みんなみんな アンナちゃんの赤ちゃんの時の思い出の物ばかりだったのです

    なんだか うちの屋根裏部屋にも子どもや 自分の思い出がつまっているように思えました

    お母さんはちゃんときれいにして 思い出の缶の中に入れてくれました

    だれにでもある、思い出 そこにはいろんな思い出がつまっているのですね
    ボタンちゃんから教えられましたよ

    投稿日:2016/09/24

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  • うちにもいるはず

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、男の子7歳

    ブラウスの一番上にいたボタンちゃん。
    ある時外れてしまい、
    タンスなどなどへコロコロ転がって冒険します。
    そこであったのは
    何ともさみしく泣いているガラガラやよだれかけ・・・・
    他人事ではなく、我が家のタンスの裏をのぞいてみたくなりました。
    我が家にも泣いている子がいるような・・・
    でもいろいろなものに助けられて大きくなっていることに
    想いを巡らせて、物を大事に、
    そして一人で大きくなっているわけでないことを
    感じるすてきな絵本です。

    投稿日:2016/09/06

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  • 大切にしたい

    じーんとあたたかい気持ちになります。あらためて、自分の使っているものに目をやれば、子どものころから、ずーっと一緒にいてくれるものもあり、ありがたく愛おしいなあと。もちろん、使わなくなって、存在さえ思い出せないものも沢山ありますが、せめて、今、使っているものは大切にせねばと、この絵本のおかげでそう強く思いました。
    物語にぴったりの、ノスタルジックな絵が素敵です。特に、メロンソーダには目をうばわれました(笑)

    投稿日:2016/08/04

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  • かけがえのない日々とともに

    • ムッチさん
    • 60代
    • その他の方
    • 東京都

    私には、二人の成人した男の子どもがいます。二人が生まれてからの毎日は必至だったけれど、かけがえのない私の宝物の時間でした。
    手作りの身につけるものやぬいぐるみとともに、子どもたちは大きくなって行きました。二人の成長を支えたもののほとんどは今も、思い出の引き出しやケースに大切にしまってあります。この本を読んで、時の流れに任せて忘れていたそれらのものを再びこの手にのせてみました。一緒に子どもたちを育ててくれたことに感謝の思いがあふれます。
    心をいやす絵本に出会えて幸せでした。

    投稿日:2016/07/18

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