アレクサンダとぜんまいねずみ―ともだちをみつけたねずみのはなし」 みんなの声

アレクサンダとぜんまいねずみ―ともだちをみつけたねずみのはなし 作・絵:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1975年01月
ISBN:9784769020059
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 87
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87件見つかりました

  • いつもは私からネットとか絵本雑誌で名作という絵本を探し出して、姪っ子に読んであげているのですが、この「アレクサンダとぜんまいねずみ」は姪っ子が私にこの絵本いいから読んでと自発的に学校の図書館から借りてきた絵本です。
    いろいろな絵本を姪っ子のために読んであげていた私ですが、この絵本いいですね。好きです。
    まず、ねずみのアレクサンダはほんの少しのパンが欲しいだけなのに、人間から疎まれて悲鳴をあげられたり、追われたりします。一方ぜんまいねすみのウィニーは、おなじねずみの格好をしているのに人間に好かれて人間と一緒にベットに寝たりしています。アレクサンダは羨ましがるけど、ウィニーはぜんまいをまかないと動けない。自由がないのですよね。
    それで紫の石の力をかりてねがうのは、ぜんまいねずみを本物のねすみにすることでした。
    小学校の国語の授業には、玩具を大事にしないといけないとか教育的に持っていくのかもしれないけど、そういう押しつけみたいな絵本の読み方はしたくないです。絵本は絵本として楽しくよんで、子供が自発的に絵本は面白いもっと読みたいと思うようになればいいと思います。

    投稿日:2007/07/12

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  • おもしろかった

    生きているネズミのアレクサンダと、ゼンマイ仕掛けのおもちゃのウィリーの物語。
    生きているのと、おもちゃでいるのと、どちらが幸せかと聞かれても、簡単に答えを出すことはできないなぁと思いました。
    なかなか難しい問いですよね。

    レオ・レオニの絵本は挿絵も人気ですが、私はこの絵本の虹色のトカゲがとても魅力的に見えました。

    投稿日:2025/02/04

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  • 深みのあるお話でした

    人間に追い払われる存在のねずみのアレクサンダ。
    人間にちやほやされる、ぜんまいねずみのウィリー。

    二人のやりとり、関係性、それぞれの身に起こる出来事を通して、たくさんのことを考えさせられました。

    とても深みのある、良いお話でした。

    投稿日:2020/11/26

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  • 仲間を思いやる優しさ

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    ねずみのアレクサンダは、みんなにちやほやされる、おもちゃのぜんまいねずみのウィリーを羨ましく思っていました。自分をぜんまいねずみに変えてもらおうと、魔法が使えるトカゲに会いに行くのですが、ウィリーが考える幸せとは・・。思いやりと友情で心が温かくなります。

    投稿日:2020/09/18

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  • 仲間がいる幸せ

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    人間に嫌がられるねずみのアレクサンダと可愛がられるぜんまいねずみのウィリー。
    嫌がられはするものの自由な生きたねずみが幸せなのか、人間にちやほやされるけど、ねじを巻いてもらった時にしか動けないおもちゃのねずみが幸せなのか?
    最初は、ウィリーをうらやみ、自分もぜんまいねずみになりたいと思ったアレクサンダでしたが。。
    まほうのとかげに、ウィリーを自分のような生きたねずみに変えてもらえるようお願いします。
    人間に嫌がられ、生きていくのも大変ではありますが、仲間がいるってそれ以上に幸せなことですね。
    レオ=レオニの神秘的でとても美しい世界に魅了されました。

    投稿日:2020/06/06

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  • ねずみの アレクサンダは おなかがすいて パンくずをほしいだけなのに・・・・・ でも 人間は ほうきで追いかけたりする

    そんな時であった ぜんまいねずみのウイリー
    自分も ぜんまいねずみになりたいと思うのです

    でもね ウイリーはかわいがられていたのに・・・・
    ある日  おもちゃ箱に捨てられてしまう運命に

    ああ〜

    いきものに変えてくれる まほうのトカゲがいることを知り 
    まんげつの時 むらさきのこいしを持って行ったら  ねがいを 叶えてくれるというのです

    そして その願いを叶えてもらえる日が・・・・
    アレクサンダは 何を願ったと思いますか?

    それは ひみつ 絵本を読んだ人への プレゼントです

    願うがかなうならば・・・・・ 友だちができた喜びを 
    なんだか 嬉しいですね
     
    ちょっとせつなく 嬉しいお話でした

    投稿日:2019/03/07

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  • 美しい切り絵の絵本

    • molanさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子8歳、男の子3歳

    子どもの頃の教科書に載っていたお話で、先日レオ・レオニ氏の原画展へ行ったのをきっかけに、久しぶりに手に取りました。

    ティーカップや壁紙などの柄を多用した切り絵がすてきです。
    よく見ると、アレクサンダ(本物のねずみ)の体は紙をちぎって、ウィリー(おもちゃのねずみ)の体は紙を切って、質感が異なるように描かれていました。

    何より美しいのは、魔法のとかげとむらさきの小石です。
    ねずみの灰色とは対照的に鮮やかな色で、本当に不思議な力を持っているように感じられます。

    ぜんまいねずみの友だちが捨てられることを知ったアレクサンダの願いは……?
    今まで読んだレオ・レオニの絵本の中で、絵もお話も一番好きです。

    投稿日:2018/10/02

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  • コラージュのような素敵な絵本

    • リーバーさん
    • 50代
    • じいじ・ばあば
    • 宮城県
    • 男の子2歳

    2匹のねずみの表紙の絵がなんとも可愛らしい絵本です。

    本物のねずみと ぜんまいねずみのお話がきっと気に入ってもらえるだろうと思い、2歳の孫に贈った絵本です。

    コラージュのような切り絵のような鮮やかな絵本です。

    まだ2歳の孫は、始めは漠然と可愛いねずみの絵本の読み聞かせ
    が楽しいと思うことでしょう。

    年齢が上がるにつれて「命」について考えるきっかけにもなるので、いつまでも手元に置いて繰り返し読んでみたくなる絵本です。

    投稿日:2018/09/05

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  • 正しかった願い事

    アレクサンダが最初に言った通りだと思います。
    ほんの少しのパンのかけらがほしいだけなのに、人間は大騒ぎ。
    つらい思いをしみじみ味わっているアレクサンダには、ウィリーの
    境遇が、素晴らしくうらやましいものだったでしょう。
    ゼンマイネズミにあこがれて、来る日も来る日も紫の石を探し続けたアレクサンダ、
    ぎりぎりのぎりぎりで、ぜんまいネズミの運命と、いま何を願うかを悟ることができました。
    最後の喜びのシーンは、ほっとします。

    投稿日:2016/12/05

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  • 絵も素敵だけど、ストーリーもとってもいい!

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、女の子5歳

    小4の息子が小2の時に国語の教科書にのっていたお話で、
    以来ずーっと気になっていた一冊。

    このたびやっと、5歳になった娘と読むことができました。
    2年前の彼女は、3歳。
    お兄ちゃんが毎日音読していた教科書のことはさすがに覚えておらず、
    また今回は私も挿絵をしっかりと楽しむことができ、
    知っているお話とはいえ、とても新鮮に読むことができました。

    話を聞いているうちにネタばれしたくなった息子をおさえつけ、
    なんとか最後まで読み切りましたが、
    さすが、教科書に載せているだけあるなぁ。

    レオ・レオニさん、絵もとっても素敵だけど、
    お話じたいもとても暖かいものが流れています。
    ぜんまいをうらやんだアレキサンダと、
    捨てられてしまう運命になってしまったぜんまいねずみ。
    最後、手を取り合って喜ぶ姿は、なんだかとってもジーンとします。
    アレキサンダ、いい奴だな・・・。

    このお話は「スイミー」と一緒で、何回読んでもいいものですね。
    娘が小2になるまでに、また繰り返し一緒に読もうと思いました。

    投稿日:2016/08/09

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