ブーツをはいたキティのおはなし」 みんなの声

ブーツをはいたキティのおはなし 作:ビアトリクス・ポター
絵:クェンティン・ブレイク
訳:松岡ハリス佑子
出版社:静山社 静山社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2016年09月01日
ISBN:9784863893443
評価スコア 3.85
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みんなの声 総数 25
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  • 飼い主にはないしょ

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    子どものころにうちでも猫を飼っていて、猫には裏の顔があるということを私も知っていました。ご飯の時はきちんとうちに帰ってきておりこうさんにしていましたが、それ以外の時は、自由気ままにいろんなところにお出かけしていました。100年前のイギリスの猫ちゃんも、裏の顔があったのか〜と思うとなんだかおかしかったです。
    ブーツを履いて、鉄砲を持って狩りへと出かける猫、面白いです。
    けっこう長いお話でしたが、猫をはじめ、出てくる動物たちが魅力的で楽しいお話でした。

    投稿日:2017/05/17

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  • 小粋な猫ちゃんのお話☆

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子8歳、女の子4歳

    ピーターラビットを書いた方の最近見つかった作品で、
    ちょっと長いですが
    テンポの良いストーリー、サクサク読める猫ちゃんのお話。
    「長靴をはいた猫」をモチーフにしたのかと思えるような題名ですが
    こちらもなかなか大胆で賢い(?)猫ちゃんが登場しますよ。

    あるお行儀のよい飼い猫、
    実は裏ではブーツ履いて銃を持って狩りに出ていたというお話。
    もうあらすじだけで面白いですね、
    猫が好きなので大好きな絵本となりました。
    猫って人につれない感じ、
    秘密を抱えているような素振りがあるので
    こんな裏があったら楽しい♪
    ザザっと描かれたイラストが
    この世界をより愉快に魅せてくれています。
    お茶目なキティの冒険は
    代わり映えない自分の日常にも
    愉快な想像をさせてくれますね。

    彼女が狩りをしなくなっても幸せそうなことに安堵しながら
    ウィンキーピープスのその後を思いながら絵本を閉じます。
    猫のいる風景、
    物語世界を楽しめる作品です。

    投稿日:2017/05/15

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  • 黒猫の冒険

    100年前の幻のお話・・・・・、そんな宣伝文句につられて、
    わくわくしながらよんだ絵本です。
    絵本というよりも、壮大な読み物。
    黒猫キティのぼうけんのお話が描かれています。
    おりこうに見えるけど、実はいたずらっこのキティが
    愛らしく思えました。
    絵も個性的なので、お話とともに、ぐいぐいとひきこまれました。
    大人にもおすすめしたい絵本です♪

    投稿日:2017/05/11

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  • 100年前が新しい

    ピーターラビットの著者さんの100年前の物語!
    ピーターラビット好きの息子に読み聞かせしました。

    こちらは児童書になるのでしょうか?
    割と長いお話です。しかし文字少な目、絵が多めなので3歳でも十分聞いてくれました。

    物語も二面性のある猫が服を着て狩りに行く、という
    ピーターラビットの世界観そのままのよう。

    ピーターラビットはお父さんが肉のパイになっていたりとなんだかちょっと現実的な風味も入っておりますが、こちらも狩りの無常観?入っていて
    ファンタジックなのにちょっと現実的です。

    読後、とてもびっくりしたのは
    息子が棚にあった「ピーターラビット」をもってきたこと。
    「ひさしぶりにこの本読みたくなった」と。

    著者名を読んであげて、同じ人なんだよ!と教えてあげました。
    息子も何か感じるものがあったのでしょうか。
    数ヶ月ぶりに読んだピーターラビット、この絵本も100年前の作品なのかと、古さを感じさせない作品に改めて驚かされます。

    投稿日:2017/05/09

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  • 近代文学

    古風な文章や、すこし残酷に感じる部分も、やはり今とは違う、独特の味わいがあるなと思いました。
    更に、100年の時を経て世に出たとあれば、眠っていたお宝を目にしたような、ワクワク感を感じます。

    真面目でとてもお行儀のよい猫の裏の顔。
    自分が留守の間に代役を立てるほどの周到さ。
    そのギャップが面白い!
    こんなに勇敢で行動的なのに、失敗ばかり。
    そのさらなるギャップが、ますます面白い!
    それに、こんなに大きなことが起こったというのに、人間はまったく気づいていないところがまたいい。
    近所のノラネコにも、そんな世界があるのかなと、想像が膨らみます。

    この挿絵を描いたイラストレーターのこの作品との不思議な縁と、込められた想いにも、とても浪漫を感じました。

    投稿日:2017/05/09

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  • 「ピーターラビット」の作者が100年も前に書いたというお話,それだけで魅力的ですね!
    お行儀のよいいい子の黒猫キティのお話です。
    表面的にはお行儀よいいい子のキティですが,裏では男物の洋服を着て狩りにでかけるというお転婆さ。それを知らない飼い主のおばあさん。
    誰でも二面性はあるものです,どちらが本当のキティかな?と読み手もわくわく考えさせられます。
    一児の親である私は,おばあさん=私,黒猫キティ=我が子,のような感覚を持ちながら読みすすめてしまいました。
    親の私の知らない我が子の顔もあるかも?子供が本当に望んでいることやりたいことは実は私が知らないでいることだったり?
    親という立場の私は,キティを見ながらそんなことも思ってしまいました(笑)。
    1冊の本,1つのお話でも,読み手のその立場立場によって巡らせる想いは違うのかも知れませんね。そんなことを感じた絵本でもありました。
    私は親という立場からキティを我が子に重ねて読みましたが,みなさんはどんなふうにこのお話を読んだのかしら?そんなことも気になりました(笑)。
    やっぱり絵本って奥深いですね。
    イラストも味わいあり素敵でした!

    投稿日:2017/05/08

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  • ハンター、キティ

    『ピーター・ラビット』で有名なビアトリクス・ポターさんの作品だそうです。
    挿絵はロアルド・ダール作品で有名なクェンティン・ブレイクさん。
    イギリスの情緒豊かな不思議な魅力を感じる作品でした。

    キティは上品な黒猫でしたが、意外とイタズラ好き。
    身代わりの黒猫と入れ替わって、なんと趣味の狩猟に出かけます。
    確かに猫はネズミを捕ったりする動物ですが、この絵本では本当に銃をぶっ放すところにビックリ!
    そう、キティは実はかなりキケンなハンターなのです。
    そして、狩用ジャケットやブーツを身に着けていてかなりのオシャレ!

    森の中では、イタチやウサギ、キツネやハリネズミといった登場人物が次々と出てきて話が展開していきます。
    物騒なお話ではあるのですが、どことなくユーモラスでもありますね。

    前書きで、クェンティン・ブレイクさんがビアトリクス・ポターとの不思議な偶然について幾つか書かれていますが、このお話の訳者は『ハリー・ポッター』で有名な松岡祐子さんということで、ポッターつながりですね。

    少し長めの作品ですが、100年前のイギリスに思いを馳せながら読みました。

    投稿日:2017/05/07

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  • ブーツをはいたキティのおはなし、うちのネコもキティとウィンキーピープスのように成りがそっくりな黒ネコ二匹がいて、ときどきどっちがうちのネコかわからなくなることがあります。一匹がお家ネコで、もう一匹が野生ネコなのですが、区別がつきません。外に出たあとのネコの様子は、なかなかわからないため、この絵本の内容に描かれてあるキティがノーフォーク・ジャケットを着て銃を持つ姿がおもしろかったです。もしかすると、うちのネコもキティのように、実は外ではノーフォーク・ジャケットを着て狩りに出かけているのかもしれないと、想像してしまいました。想像しただけでほほえんでしまいます。狩りにでかけるキティたちの活躍を読んで、うちのネコも外ではどんな活躍をしているか興味がわいてきました。

    投稿日:2017/05/01

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  • オンナノコだって冒険したい☆ 受賞レビュー

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子5歳

    5歳の娘と読みました。

    黒猫のキティちゃんが主人公の、5歳に読むにはちょっと長い物語。
    でしたが、キティちゃんと、キティちゃんをとりまく登場人物、
    そしてキティちゃんのハチャメチャな行動にくぎ付けだった娘。

    「女の子は大人しい」という暗黙の了解、
    かつ、人間の大人たちの期待を一身に背負ったキティちゃんと、
    お兄ちゃんの後に生まれて女子として期待された自分が、
    とってもとっても、重なったのかもしれません。

    きちんと身代わりを立ててまで狩りに出ていくキティちゃんの姿に、
    きっと娘はワクワクしながら、
    次は何をやらかしてくれるのだろうと、
    最後まで物語に見入っていたのだと思います。

    オンナノコだって暴れたい!
    オンナノコだって冒険したい!

    という、オンナノコの深層心理にとっても共感できる絵本のようです。
    これは男子(11)たる生き物である長男には???だったらしく、
    ずっと同じお話を聞いていても、食いつきが全然違ったのが、
    とても対象的。で面白い発見でした。

    最後には分かる人は分かるオチのようなものもあるようで、
    娘はいち早くそれに気付き、絵本を巻き戻して確かめていましたよ!
    娘が幼年童話デビューした記念すべき第一冊目となりました。

    投稿日:2017/04/24

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  • 100年前からの贈り物

    • うめちびさん
    • 30代
    • ママ
    • 富山県
    • 女の子6歳、男の子3歳

    キティをはじめ、登場する動物たちのユニークで、
    かわいい仕草が、印象的でした。
    動物たちの仕草の表現は作者ならではだなぁと思いました。
    100年の歳月を経ても古さを感じない作品でした。
    なんだか100年前からの贈り物のような気がしながら
    わくわく読みました。

    投稿日:2017/05/17

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