なまえのないねこ」 みんなの声

なまえのないねこ 作:竹下 文子
絵:町田尚子
出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2019年04月24日
ISBN:9784338261333
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 31
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  • 親子で大好きな一冊です。

    息子が3歳になったばかりのときに読みました。

    近所にいる猫に興味を持ち始めたから読んでみよう、と内容も知らずに図書館で借りて読みましたがとても感動し私が泣いてしまいました。

    猫からの視点でゆったりと物語が進みます。
    絵がきれいで、世界観がとても好きです。

    何度も息子の名前を呼び、抱きしめたくなる絵本です。
    今度は購入していつでも読めるようにしたいです。

    投稿日:2023/02/08

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  • お幸せにね

    横浜市瀬谷区役所地域振興課の企画で『タイトルを探し出せ!』という本の謎解きイベントが行われていて、そのリーフレットには、著者名と本の一節が書かれていて、その本の題名を探すというなかなか粋な企画なのですが、その謎7が、竹下文子さんの本で

     そうだ。わかった。ほしかったのは、なまえじゃないんだ。
     なまえを よんでくれる ひとなんだ。

    とありました。竹下さんというとネコだよねと思いながら、ググると絵本ナビがヒットして、その一節が出てきて、そして無事に本の題名が『なまえのないねこ』と分かりました。早速、読んでみました。

    そうか、自分だけ名前がないというのは辛いものなのかもしれませんね。そして逆に、名前には色々な意味や思い、そして愛情が込められているものなのだと改めて気づかされました。私は、引用の節も心に残りましたが、公園のベンチの下で子猫が雨宿りしている時の寂しさを表すのに、

     こころのなかが あめのおとで いっぱいになる

    という表現がとても沁みました。寂しいってこういうことなのかもしれませんね。

    裏表紙の見返しのたくさんの猫とその名前もとてもユニークでした。猫好きにはたまらない絵本かもしれません。ちょっぴりせつなくて、でも最後がハッピーな本ですが、小さい子の心にもきっと響くことと思います。お薦めです。

    余談ですが、読後に私はフリーマンの『くまのコールテンくん』を思い出しました。この猫と女の子の関係が、コールテンくんと女の子の関係のように絶対になる気がしてなりません。メロン、お幸せにね。

    投稿日:2023/02/01

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  • 猫を愛する人へ。

    猫の大好きな私と子供達。この絵本を読んでから、庭に毎日やって来る野良猫ちゃん達に名前を付けてあげました。名前を付けてあげて、その子たちがやって来ると話しかけてあげて。。

    懐いてはくれないけれど、どうしても怖がっているみたいで。でもそれでも私達は名前を付けてあげて読んであげています。

    勝手に付けてしまった名前でも良いのかな。もしかすると買われていた時の名前とは違うかもしれないけれど、それでもちょっとでも怖がらず近寄ってくれるようになったら。そう願いながら、いつも勝手に付けてしまった名前で呼んであげています。

    この絵本は名前の無い猫ちゃん達が少しでもいなくなってもらいたい。そんな素敵な1冊です。かわいそうな猫ちゃん達が1匹でも少なくなってくれますように。

    この絵本を少しでも多くの人に読んでもっともっと猫ちゃん達を愛してあげて欲しいです。

    とても素敵な1冊でした。

    投稿日:2022/12/16

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  • じんわりと。

    主人公の野良猫は、野良猫なので誰からも名前をつけてもらえません。

    街に住むネコたちは飼い主から名前をもらっています。

    羨ましく思う野良猫は、自分の名前を探しに行きますが、本当に欲しかったものは名前ではなく、自分を愛してくれる誰かだったというステキなお話です。

    私も息子に名前をつけるとき、願いをこめて名付けました。
    私の母も、私と同じように、名前をつけてくれました。

    野良猫が名前を羨ましく思ったのは、その名前をつけてくれた大切な家族の存在を感じたからなのかなと思います。

    じんわりと心が温まる本だなと思いました。

    投稿日:2022/11/17

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  • なまえのないねこを読ませて頂いて、とても感動しました。これは何よりもホットな気持ちにさせてくれます。我が家の庭には時々、ねこが現れます。私はねこが大好きです。このお話に出てくる、なまえないねこがほんとに求めていたものを思う時、胸が熱くなりました。そして、なまえないねこを抱き締めたくなりました。素晴らしい本だと思います。

    投稿日:2022/07/26

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  • 良いお話でしたが…

    「すごく良い絵本」と聞いていたため、私のこの絵本に対する期待がふくらみ過ぎていたのかもしれません。実際にこの絵本を読んでみたところ、「期待していたとおりの良いお話だった!」とは思えませんでした。
    とはいえ、もちろん良いお話でした。
    絵本に関する事前情報を得ることの良し悪しについて、考えてしまいました。

    投稿日:2022/04/12

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  • 名前を呼ぶこと

    猫がとてもリアルに描かれています。
    低い目線からの描写が多いので
    自分も街を歩く猫気分に!

    しかし
    この本の本当の肝は
    「名前」
    名前のない野良猫は、
    名前が欲しかったわけじゃなくて
    名前を呼んでほしかったのです。

    あぁ
    大人にも、いろんなところで感ずるところのある話だと思います。

    投稿日:2021/12/07

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  • ほしかったのは名前を呼んでくれる人

    竹下文子さんの文で、猫の絵が素敵な、町田尚子さんの絵。
    ノラネコが、自分には名前がないから、名前がほしいと考える。名前がある周りのみんなをうらやましく思う。ちょっと哲学的。ほしかったのは、名前でなく名前を呼んでくれる人 かぁ…。

    投稿日:2021/09/20

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  • 目がかわいい

    猫の絵がとっても可愛いです。

    町田尚子さんの絵は

    いつも目がまん丸で大きい気がします。

    なまえのないねこ

    飼い猫じゃないので名前をつけてくれる人がいません

    のらねこ、汚い猫、へんなねこ

    そんなのは名前じゃない

    ここの部分が胸に刺さります。

    でも猫は気付くんです。

    名前が欲しいんじゃなくて

    名前を呼んでくれる人が欲しいんだって。

    とっても綺麗な色した目

    これがこの猫の名前のヒントです。

    投稿日:2021/04/26

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  • 心あたたまる

    表紙のねこにひかれて読んでみましたが、すごくよかった! のらねこのねこ目線でお話はすすみます。のらねこの本当にのぞむものは何か・・・、感動しました。そして、やはり、町田さんのねこの絵は本当に魅力的!ひきこまれました。心温まる絵本です。 

    投稿日:2021/04/08

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