天の火をぬすんだウサギ」 みんなの声

天の火をぬすんだウサギ 作・絵:ジョアンナ・トゥロートン
訳:山口 文生
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1987年
ISBN:9784566002708
評価スコア 4.56
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  • 世界の神話

    火を必要としているもの達の決死の作戦が、動物達の機知に富んだ行動として描かれています。
    本来、火を必要としているのは人間だったのだと思いますが、森に住む動物達を使っているところが、神話らしいなあと思いました。

    投稿日:2020/12/13

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  • 海外のおはなし

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子9歳、女の子7歳

    うさぎ、リス、カラス、アライグマ。動物たちが、天の火から火をぬすみ、地上にもたらすお話です。
    北米インディアンの、「火のおこりの伝説」に「なぜ動物がそうなったか」がプラスされてできたお話らしいんですが、日本の干支がどうやって決まったかの話みたいな感じでした。
    住んでいる国が違っても、こういう話があるっていうのがおもしろいですね。

    投稿日:2020/11/23

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  • 聖火のバトンタッチ

    昔火は天の人に占有されていたという話、天の人がインディアンだったという話にとても興味を持ちました。
    寒さに困っている動物たちの中から、火を盗みにいったウサギの知恵はみごとに思いました。
    でも盗んできた火を、天の人の攻撃にも負けず、次々とバトンタッチして守り抜いた動物たちの頑張りには拍手を贈りたいと思います。
    地上に火がもたらされた逸話として、ユニークで楽しいお話だと思います。

    投稿日:2016/09/11

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  • 「ぬすむ」ところが魅力的

    • さみはさみさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、男の子1歳

    5歳の息子に読みました。

    「昔、この地上にまだ火がなかったころ」という出だし。神話らしい話です。でも、天の人から火を「ぬすんで」こようと考えた地上の人たち、何とも人間味があり、また子供たちをひきつけます。

    選ばれたウサギが天の人をだまし、他の動物にリズミカルにバトンタッチして火をもたらす過程に、あっというまに引き込まれてしまいます。その一方で、自然の厳しさ、大切さを思わずにはいられません。

    息子のお気に入りの一冊です。お勧めです。

    投稿日:2013/10/23

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  • 自然を大切に思える民話

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子11歳、男の子8歳

    天の人から、火をリレーしてきたウサギの話です。

    ウサギが松脂を付けた火をかぶって走って他のどうぶつに渡す間に
    カラスが黒くなったり、リスのしっぽが丸くなったりという
    動物由来の伝説のようなストーリーも盛り込まれています。

    森と火と自然を大切にする民族のぬくもりがこちらにも伝わってきます。
    民話ベースのお話ですが、語り継がれているのに納得です。

    動物に興味を持ち、自然探索に出かけるころの年齢になったら
    ぜひ一緒に読みたい一冊です。

    投稿日:2013/03/27

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  • ウサギという生き物の見方が日本と違う。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    この絵本を図書館から借りてきて読んでいたら、下の子が「なに?その本知らなかったの〜?」と、言われてしまいました。
    どうやら、うちの子の通う小学校の各教室に備え付けてある児童文庫に何冊かあるらしいのです。
    図書室の本は見ても、学校ボランティアで各教室の棚までは把握していませんでした〜。

    調べてみたら、北米インディアンに伝わる伝説を絵本にしたとか…。
    だから登場する『神様』の姿がインディアンなんですね〜。
    動物たちから見たら「火」を使う人間は神様だったのかな〜。
    それとも神話によくある、自分たちの知っている姿で神さまを描いているだけなのかもしれませんが……。

    神話・伝説系のおはなしなので、小学校中学年から高学年くらいにお薦めです。
    少し前に「うさぎのみみはなぜながい」というメキシコの民話絵本を読んだばかりですが、
    アメリカ大陸に点在していたインディアンたちにとって、“ウサギ”という生き物は、とてもしたたかで日本の昔話でいうところの”タヌキやキツネ”みたいな存在だったのかな〜と、感じました。

    投稿日:2011/09/15

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  • 火の起源伝説  北米インディアンに伝わるお話です

    昔  この地上に火がなくて どこもかしこも、寒かった時代
    山の上には火があった  天の人たちは火を持っていたが それをもらいに行くというお話動物たちは 寒いから 天の国から火をとりにいく
    のですが・・・
    ここで登場する うさぎ(一番賢い いたずらにかけては 王様だ)
    へ〜っ! うさぎが このお話のウサギはやはり賢かった
    ウサギの知恵 踊りを 天の人に教えるのです。(おもしろい踊りです)
    そして うまく、だまして 火をぬすむのです(ぬすむなんていったら 悪いみたいな表現ですが・・・)
     
    生きるためには 火は必要不可欠なものだったのです!
    ウサギの火を盗んだときの真剣さに 感動します! そして、ウサギを助けて リス カラス アライグマ シチメンチョウ シカ みんながリレーして 火を持って帰るのですが ドラマチックです

    そして 火を運ぶときに しっぽを焼いたりすすで黒くなったり 必死に守ったんですね!

    みんなの、 おかげで火は 地上にもあるようになり冬は暖かく 夜は明るく暮らせるようになるのです
    このお話は神話ですが・・・・・    
        
    人間もまた 生きていくためには火が必要です! そして 自然界から人間は助けてもらって 火を手に入れたと言うことにもなるのですね
    人間が生きていくための知恵でもありますね

    謙虚に 自然の中で生きていくための・・・
    良いお話でした 

    投稿日:2011/05/16

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    1
  • 火のありがたさ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    北米インディアンに伝わる火の起源のエピソードを基にした作品です。
    昔、地上に火がなく、山上の天の人たちのみが持っていた火。
    それを動物たちが手にしようとするのです。
    賢いうさぎが画策し、火を盗みます。
    帽子の羽根に火を移して運ぶとは、大胆な発想です。
    しかも、その火は次々と動物たちにリレーされます。
    この連係プレーはお見事!
    そして、そのせいでしっぽが丸かったり短かったり、黒い模様があったり、と、
    納得の展開です。
    そこまでして火を手に入れたい、という想いが伝わってきて、
    改めて火というものの存在感に気付かされます。
    ステレオタイプ的に描かれたインディアンたちがやや気になりますが、
    素朴な伝説の精神が伝わってきますね。

    投稿日:2009/08/13

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  • チームワーク!

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    すごいタイトルだなーと手に取りました。

    みなさんは賢い、ずるい、すばしっこい動物といったらなにを想像しますか?

    私は、狐とか、猿とか・・・

    でも、この絵本の中ではウサギでした。

    天上人だけが手にする火、
    動物たちのすむ森は寒い寒い冬が始まり、火をどうにか手に入れられないかと
    そこでウサギに白羽の矢がたちました。

    ウサギの賢さと、そして動物たちのチームワーク
    なかなか字が多い読み物ですが お話にひきつけられてどんどん読めます。

    いろいろな動物が出てきて、どうしてカラスは黒くなったか、などの
    小さなサブストーリーが描かれているのも楽しいところです。

    ぜひ親子で楽しんで読んでください。

    投稿日:2008/07/09

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  • 神話またいい。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子7歳

    遠い昔、まだ地上に火がなかったころのお話。
    この地上にどうやって火がもたらされたかという神話です。

    動物達が死に物狂いで、天の人から火を盗みます。
    そして、りすのしっぽは何故まるまっているのか。
    カラスは何故くろいとりになってしまったのか。
    など、動物達の謂れがのっています。
    とても、興味深い内容です。
    なんといっても、うさぎってこんなに頭が良かったんですね。
    うさぎの知恵と勇気のお陰で、
    現在何不自由なく火を扱うことが出来ているのかと思うと不思議な感じです。

    時には、神話のような神秘的なおはなしにふれるのもいいものです。

    投稿日:2008/02/02

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