われた たまご フィリピン民話」 みんなの声

われた たまご フィリピン民話 作・絵:小野 かおる
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発売日:2024年04月03日
ISBN:9784834014563
評価スコア 4.23
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  • つみあげうた(きりなしうた)?

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子21歳、男の子19歳

    フィリピン民話。
    ミフウズラの夫婦の留守中、巣の中の卵が割れていたのです。
    そばには馬の足跡。
    早速夫婦は原因究明に出かけます。
    ところが、馬はニワトリに驚いて、ニワトリはサルの落したヤシの身に驚いて、と、
    皆他の原因が明らかに。
    その様子が、いわゆるつみあげうた(きりなしうた)?で展開していきます。
    最後は人間の子ども、ユアンにまで行き着きますが、
    彼の理由には、こちらまで納得でしょうか。
    それでも、夫婦まで納得してしまうのにはびっくりですが、
    昔話らしい大らかさがいいですね。
    動物たちの様子が生き生きと描かれ、フィリピンらしい家々の様子など、
    絵もたっぷりと楽しんでほしいです。

    投稿日:2015/04/02

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  • 違う結末が良かったな

    このお話の終わりかたはこれで良かったのでしょうか?私としては疑問に感じました。
    ミフウズラにとって、たまごを割られてしまう=赤ちゃんを殺されてしまうという悲劇の原因がどうしようもないことという…。現実としてはそういう場合が多いのかもしれませんが、物語としてはもう少しドラマチックな何かがあってほしかったです。

    投稿日:2025/10/27

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  • うずらのたまごが割れた原因

    うずらの夫婦が、自分たちのたまごを割ってしまった犯人を探します。
    犯人は馬だったのですが、たまごを割ってしまうほどに走ったのには動機がありました。
    その同期になった原因を追い続けていくお話でした。
    この展開のパターンは他にも話があるのですが、だんだん情けないこじつけになっていくことに呆れてしまう面白みがあります。
    ことの発端に、うずらの夫婦は何も言えませんでした。
    良くわかります。
    私だって蚊に刺されるのは嫌ですから。
    無意識にも、何かの事件の要因を作ってしまっているのかなぁと、内省しながら読み終えました。

    投稿日:2025/10/08

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  • 気の毒になります

    フィリピン民話です。みふうずらのとうさんとかあさんがちょっと出かけた間に、巣の中に大切にしまってあった卵が全部割れていました。傍に馬の足跡があったので、馬のところへ行って事情徴収します。馬→鶏→猿→水牛→蛇→亀→蛍→蚊→ユアン(人間の子ども)原因がわかっても、切ないだけでしたが、やっぱりどうしてなのか知りたい親心だなあと思いました。言葉遊びですが、悲しいですね。みふうずら夫婦に続く行列の絵にフィリピンの村の様子を知ることが出来ました。

    投稿日:2018/09/21

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  • やっと見つけました

    夫が昔、こどものころ読んでいたそうです。
    ストーリーを聞くだけでは、なんと空しいお話かと思っていましたが、とても気になっていました。
    ようやく図書館でみつけたので借りてきました。

    一度読んだだけではやはり空しさが残りました。
    ただ息子は動物がたくさん出てくるのでそれなりに楽しいようです。
    読んでいるうちに、動物にもそれぞれ言い分があるのだな、と思うようになりました。

    そして、物事には原因と結果がある、ということを教える教訓のようなお話なのかもしれません。

    でも、わざわざ買って読むことはないだろうな、と思いました。

    投稿日:2016/07/05

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  • 人間に対する戒め?

    タイトルの様に深読みすることも出来るかなと思いますが、
    単純に言葉遊び、繰り返しを楽しむ本なのかな?とも思います。

    息子は小学生になり、言い訳する事も多くなりました。
    本人にとっては正論な時もあるんでしょうが。

    でも、もし間違った事悪い事をするつもりじゃなくてもしちゃったら
    ちゃんと「ごめんなさい」「ごめんね」が言えたらいいなと思いました。

    まさか最後に人間にたどりつくとは・・・。
    でも、今は「蚊ぐらい我慢しなさいよ。」とは言えない時代
    だからやっぱり「そんなつもりじゃなかったの。ごめんなさい」かな?

    投稿日:2014/10/01

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  • 面白くないところが面白い本。

    • ぴいママさん
    • 20代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子4歳、男の子2歳、女の子0歳

    4歳半の息子に。
    福音館の「こどものとも傑作集」は、子供にとってためになる本なんだ!という先入観のもと、絵が微妙だなぁと思いつつこの本を借りてみました。子供に読む前に予習として読んでみましたが、1回読んだ感想は『えっ?』でした。
    留守中にたまごを踏まれてしまったみふうずらの夫婦は、そばに馬の足跡があったので馬に文句を言いにいきます。しかし馬は、にわとりが騒ぎだしたから駆け出してたまごを踏んでしまったと…。夫婦はにわとりの所へ行き、どうしてぎゃあぎゃあ騒いだのか訊ねます。にわとりの答えは「さるがやしのみをおとしたから おどろいてさわいでしまった」。
    それぞれの理由を聞き、原因追求に向かう夫婦。途中で『これはきっと最終的にみふうずらの夫婦に原因があって、悪い行いをすると自分に返ってくると言う教えだな』と予想しました。が、全くハズレ。最後の男の子の言う理由は『ちを すわれるのが いやだからだよ』。これを聞いた夫婦は、割れたたまご所に帰っていきました。
    『えっ終わるの!?何にも解決してないじゃん!』と思いましたが、こちらのレビューを読み、納得しました。この物語は言葉遊びになっている と。確かに、「おおきなかかぶ」のような表現方法です。

    息子は黙って聞いていましたが、読み終えた後、自分で絵本を開いて絵を見ながらそれらしい物語を読んでいました。この物語が何を伝えたいかは、それぞれが感じたままでいいんじゃないかな と思います。逆に、深く深く読み解くのも、色々な解釈が出てきて面白いと思います。

    投稿日:2012/12/01

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  • 言葉遊びを楽しむ作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    フィリピン民話の再話。
    物語は、みふうずらの夫婦が出かけた先から戻ると、卵が割れてしまっているシーンから始まります。
    みふうずらとは、ツル目ミフウズラ科の鳥。
    全長約14センチ、ウズラに似ていて熱帯アジアに分布し日本では南西諸島に生息するとのこと。
    そばに、馬の足跡があったので、夫婦の犯人探しが始まるのです。

    馬と会い、みふうずら夫婦はこう尋ねます。
    「うま うま
    どうして わたしたちの すのうえをかけたんだい。
    わたしたちの たいせつな たまごが われてしまったじゃないか。」
    馬はこう答えます。
    「それは なんとも おきのどく。
    にわとりのやつが ぎゃあ ぎゃあ さわいだので、びっくりして かけだしたのさ。」

    馬の次は、にわとりに尋ね、その繰り返しが続きます。
    文章自体は、つみあげうたのような要素が盛り込まれています。
    また、動物達は、みふうずらについていくので、どんどん行列が長くなるというのも、楽しい光景だと思います。
    最後に、人間に到達するのが何とも皮肉。
    でも、そこで終わってしまう、みふうずらの夫婦の姿が一寸可愛そう過ぎる気がします。

    この絵本は、物語の内容を楽しむというよりは、つみあげうたという言葉遊びを中心に楽しむ類いの絵本だと思います。
    みふうずらと、動物のやり取りは、子供の大好きな繰り返しなので、きっと子供の共感を得るものでしょう。

    投稿日:2011/08/20

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  • 事情徴収?

    フィリピン民話です。

    みふうずらの夫婦が、留守中に大事な卵を全部割られてしまいます。
    近くに馬の足跡があったことから、犯人探しが始まるのですが・・・

    すぐに容疑者が見つかったと思いきや、それぞれごもっともな理由があり、
    どうしても責められないんですよね。
    みふうずら夫婦は、話に出てきた生き物たちに次々と事情徴収をしていきます。

    その時のセリフにお決まりのフレーズがあって、リズミカルに話が
    進んでいくのと、話を聞くたびにセリフがどんどん増えていき、
    いろんな事情が全て繋がっていくところにこのお話のおもしろさが
    あるように思います。

    とはいえ、こんなに長く繋がるとはすごいですね。
    最後の事情徴収で、誰のせいでもなかった時、やっとみふうずらは
    われたたまごの元へ帰っていくのです。

    みふうずら夫婦は、一体何に対して納得して帰ったのか?
    生き物たちは、責任転嫁して罪から逃れただけじゃないか?

    いろんなツッコミどころはありますが、これは単純に、
    「世の中には、仕方のないこともある」ということで良いのでは?
    と思います。

    この絵本は、子どもが園児の頃に何度も読まされましたが、
    水牛の鼻の穴にヘビがもぐりこもうとしたというシーンで
    いつも大笑いしていました。

    難しいことは抜きで、純粋に言葉の繋がりを楽しんで読めばOKだと思います。

    投稿日:2011/01/28

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  • ストーリーを楽しむより

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    こういう風にお話がぐるぐる回るやつをなんていうんでしたっけ?
    昔話に多いですよね?
    これはフィリピンの民話だそうですが、ストーリーを楽しむよりも、
    トントンと進んでいく言葉遊びのようなところを楽しむものかな〜と、思っています。

    なんと初版は1972年に、「こどものとも」の発行されています。
    私の手元にあるのは1997年に再編集されたもののようです副題に「こどものとも世界昔ばなしの旅」と書いてありました。

    絵もはっきりしていて見やすいし、フィリピンという国のお国柄が見えてきそう風景も楽しめます。
    学校や幼稚園などの読み語りにもお薦めです。

    投稿日:2010/02/17

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